JOURNAL 2005.juillet.
〜東京幻想旅行記〜



☆2005年7月2日(土)曇り☆

友人Sと国立・大魚菜で飲んだ後、
国分寺ラヂオキッチンでハシゴ酒。





☆2005年7月3日(日)曇り☆

国立・猪口菜にて黒葛原りつワンマンライブ。
ギター一本の弾き語り。
彼女の本来の素朴で自然な魅力が発揮された
素敵なライブだった。





☆2005年7月6日(水)曇り☆

深夜、NHKスペシャルの
沖縄 よみがえる戦場〜読谷村民2500人が語る地上戦
を見る。
米軍に占領された地域の村人達が、米軍支給の食料を分け合い
なんとか戦闘からも飢えからも救われたとほっとしているところを、
深夜、森にひそんでいた日本軍部隊に襲われる。
大人の男たちは銃剣などで惨殺され、
女子供は浜辺に集められ、手榴弾で虐殺される。
その時4歳だった女性は、母と兄とともに奇跡的に生き残る。
しかし父は刺殺され、母は精神に異常をきたす。
兄は妹が成人したときに、その時のことを全て妹に話した後、
精神に病を得て、今日にいたる長い療養所での生活を送っている。

かけこみ亭BBSによれば、

このNHK番組の制作者に対して
「沖縄・渡嘉敷島の集団自決に日本軍の命令は無かった」とする
キャンペーンをしている自由主義史観研究会の関係者から
執拗な抗議の圧力がかけられている”

とのことなのだが、その現状も含めて、
沖縄戦の悲惨を思い知る。





☆2005年7月7日(木)雨☆

昼間、職場へ恩師N先生から電話をいただく。
仕事の帰りにラヂオキッチンで食事。





☆2005年7月8日(金)曇り/雨☆

職場の飲み会。職場近くのイタリア料理店。
しかし、赤ワインはメキシコ、白ワインはチリ。
それぞれ美味しいワインを造っている国ではあるかも
しれないけれど・・・。





☆2005年7月9日(土)雨☆

夕方、渋谷・アイリバープラザにて黒葛原りつライブ。

夜、国立・猪口菜にてシンガーソングライターsyunn君のライブ。
彼の友人の“もぐら”さんとの共演。ふたりは来週、西日本に
ギターを持って、ツアーに出かけるとのこと。





☆2005年7月10日(日)晴れ/曇り☆

青山のライブハウス“月見ル君想フ”にて、ちえみ・ジョーンズライブ。
彼女の出世作である名曲「すこしだけ」を久しぶりに聴くことができた。
その他の曲もどれも素晴らしい名演で、“ちえみ・ジョーンズ”の実力を
目の当たりにした夜だった。彼女の世界を堪能させてもらった。





☆2005年7月13日(水)曇り☆

会社のSさんという女性が新しい生命を得て退職。
今夜は恵比寿神社近くの豆腐料理の店で彼女の送別会だった。
5年ほど、同じセクションで、いろいろとサポートしてもらった。
本当によく助けていただいた。
おつかれさまでした。元気な赤ちゃんを産んでくださいね。
お元気で。ありがとう。





☆2005年7月14日(木)曇り☆

仕事の帰り、ほんやら洞にてカレーライスの遅い夕食。
食事してすぐに帰るつもりだったのだが、
ラビさんの京都ライブの話が面白くて
ついバーボンを頼んで、ゆっくりしてしまった。
深夜帰宅。





☆2005年7月15日(金)曇り☆

仕事の帰り、ラジオキッチンにてマレーシアンヤキソバと
サラダの夕食。





☆2005年7月17日(日)曇り☆

昨日、今日と、どこにも出かけずに家に籠もっている。
黒葛原りつのスタッフの方から、彼女の“あいたい”がネット上で
聞けるようになったとの連絡が入る。
先日の渋谷アイリバーでのライブ録音バージョンだ。
さっそく聞いてみて、やっぱりいいなあ・・・この歌、と思う。
ちえみ・ジョーンズの“すこしだけ”にあたるような、
黒葛原りつの代表曲ってどれだろうと思ったとき、
他にもたくさんの優れたオリジナル曲があるけれど、
その中で、やっぱり、“あいたい”かなあ・・・と思う。





☆2005年7月18日(月)晴れ☆

亀戸のショッピングセンター“サンストリート”の中のステージにて
黒葛原りつライブ。





☆2005年7月21日(木)曇り☆

ネットで注文しておいた「チンチン電車と女学生」
(堀川恵子・小笠原信之 共著/日本評論社)と
高田渡さんのアルバム「汽車が田舎を通るそのとき」が届く。





☆2005年7月22日(金)曇り☆

夜9時ごろまで残業。
国分寺に戻ってラヂオキッチンで遅い夕食。
サンバル・サラダとマレーシアンヤキソバ。
帰り際に、メニューにシェーブル・チーズが
あることに気づく。次回のお楽しみ。





☆2005年7月23日(土)曇り☆

午前中、出勤。
夜、谷保、かけこみ亭にて花&フェノミナン、
国分寺エクスペリエンス、色町劇場他、多くのアーテイストが
参加したライブに行く。日野で13年間の歴史を持つ
“NPO法人あいあむ”というリサイクルショップの
閉店に際して、このグループと関わりの深かった
三多摩地区のアーテイストたちが集合したライブだ。
帰り際に国分寺エクスペリエンスのアルバム「たね」を購入。
“DNA”が入っているので以前から欲しかったアルバム。
3曲目の“風呂”という曲のおちょこさんの美しい声に魅了される。

深夜帰宅。





☆2005年7月24日(日)曇り☆

大きな会議のため休日出勤。





☆2005年7月25日(月)曇り☆

代休。午後、国分寺まで散歩。
古本屋にて樋口一葉の「十三夜・われから」(岩波文庫)
「坊ちゃんの時代」(関川夏央、谷口ジロー/二葉社)他を購入。
「坊ちゃんの時代」の絵が好きだ。

北口の旅行代理店にて9月の沖縄旅行の申し込み。
無事、行けますように。





☆2005年7月30日(土)曇り☆

千駄ヶ谷の cafe jam にて花&フェノミナン・ライブ。
ヴォーカルの花さんは春さんの差し入れの泡盛を飲みながらの熱演。
早くも心は9月の沖縄ツアー・・・かな?
一曲目が僕が大好きな“君の月の部屋”。
今夜も最高の花&フェノミナン・ライブだった。





☆2005年7月31日(日)曇り☆

夜、玉川上水沿いの道を歩いて、鷹の台駅前まで散歩。
暗い木立のなかから玉川上水の流れる音が涼しく聞こえてくる。
松明堂書店で月刊ギャラリー8月号を購入。
モダンアートの内藤礼さんのインタビュー記事があったので。