JOURNAL 2005.juin.
〜東京幻想旅行記〜



☆2005年6月2日(木)雨

“「あんた方、歌を歌う人たちっていうのは、おれたちみたいな
普通の人間の側にいるんだね。」ある日、スペインから
移民してきたタクシー運転手が、ぼくに言った。”
(「私の孤独」ジョルジュ・ムスタキ)





☆2005年6月3日(金)雨

疲れ果てた一週間だった。
仕事の帰り、国立の猪口菜で軽く一杯。

駅の売店で雑誌『東京人』7月号を買う。
特集“新宿が熱かった頃 1968-72”
森田童子が愛してしまったあの時代・・・。





☆2005年6月4日(土)雨

午後2時頃目覚める。
夜、テレビで“アドマチック天国”を見る。
今夜の特集は「八王子」。
僕が好きな街のひとつだ。

最近、J−COM東京という有線TV局の無料の
プロモーション放送をよく見ている。
府中、小金井、調布、国分寺という極めてローカルな情報番組“たまいち”。
例えば美味しいイタリア料理店だとかケーキ屋さんだとか、
小金井公園でのラジオ体操の会だとかお祭りだとか、
様々な身近な話題を紹介する番組。
そのレポーターの鈴木梢という若い女性がちょっとかわいくて・・・。





☆2005年6月5日(日)曇り

鷹の台駅前の松明堂ギャラリーにて友川カズキ展。
古本屋“ゆめや”にてガロ(昭和46年5月増刊)、
つげ忠男特集@を購入。300円なり。
真崎守の『ジロがゆく』(講談社漫画文庫)、
こちらは上中下三巻揃いで1000円なり。





☆2005年6月18日(土)曇り

夕方4時頃京都着。
夜、市内のライブハウス“ウーララ”にて、
花&フェノミナン、色町劇場、りんどうさん他のライブ。
ライブ終了後、花フェノたちと飲む。





☆2005年6月19日(日)曇り

午前中、地下鉄で「竹田の子守唄」の故郷、竹田へ。
その後、京福電鉄で広隆寺と竜安寺へ。
広隆寺では弥勒菩薩を25年ぶりに拝む。
竜安寺では、石庭を眺めていると、突然カセットテープか
なにかの録音音声で竜安寺についての解説が流れ、
ちょっと興ざめる。

2時頃、京都大学西部講堂でのイベント
「太陽と月のまつり」を観に行く。
東京から参加のロックバンド、“ハウス・オブ・グリーン”。
野外ステージで沖縄から参加のちえみ・ジョーンズ。
少し体調に不安を感じ、一旦会場を離れる。
6時ごろ戻り、色町劇場の出演には間に合うことができた。
最後に花&フェノミナンのライブを見て、大満足で会場を去る。

最高の2日間だった。
最高の音楽とパフォーマンスを見せてくれた
アーテイストたちに、感謝の気持ちでいっぱいだ。
ありがとう、本当に。


夜の太陽と月の祭り(京都大学西部講堂)     CLICK!↑





☆2005年6月20日(月)曇り

夕方、国分寺に帰る。
ほんやら洞に寄って、ビールを一杯飲んで、
十字さんと少しおしゃべりをする。
ラヂオキッチンでは、きよみさんが今週末の
再オープンのための準備をしていた。
いよいよあと5日。
ラヂキチファン待望の再オープン。
楽しみだ。





☆2005年6月21日(火)曇り

市ヶ谷の居酒屋にて若い友人M君と飲む。
人生の話や文学や映画の話を楽しくする。
元気をもらう。





☆2005年6月25日(土)晴れ

新宿ゴールデン劇場にて久しぶりの
山崎ハコライブ。
ライブの後で、最高の友達たちとO2で飲む。
深夜、国分寺にもどり、ほんやら洞でコーヒーを一杯。





☆2005年6月26日(日)晴れ

休日出勤。

夜、久々のラヂオキッチン。
マレーシア・チキンカレーの夕食。
うまい。

きよみさん、お店の再開おめでとう。