JOURNAL 2006.juin.
〜東京幻想旅行記〜
☆2006年6月2日(金)晴れ☆
仕事の帰りにゴールデン街O2にて飲む。
深夜帰宅。
☆2006年6月3日(土)晴れ☆
昼からかけこみ亭にて手作り豆腐パーテイー。
様々な美味しい豆腐料理をご馳走になる。
島豆腐のような固めのざる豆腐、湯葉、豆腐の燻製、おからコロッケ、おからドーナツ・・・。
ロックバンド・カラミのヴォーカル、かっちゃんと花フェノの花ちゃんの企画とのこと。
ハウスオブグリーンには佐藤葉子ちゃんが久しぶりに参加して演奏。
バンドを従えての葉子ちゃんのイッツノットザスポットライトは圧巻。
花フェノのさっちゃんや国分寺エクスペリエンスのギタリストゆきちゃんも
コーラスに参加する中で、ちいさな体の葉子ちゃんは一歩もひけをとらずに堂々と歌ってくれた。
シンガーソングライター突風さんのタクシードライバーの歌も素晴らしかった。
美味しい料理と酒と素晴らしい音楽と・・・
☆2006年6月4日(日)晴れ☆
夕方、ラヂオキッチンにてマレーシア料理パーテイー。
花&フェノミナンの花さんが、堀田さんのアコーステイックギターの
伴奏で名曲「君の月の部屋」を歌う。
オープンテラスで掘田さんや花ちゃんや彼の遺跡発掘バイト仲間の人たちと楽しく、
この上もなく楽しく飲む。
☆2006年6月5日(月)晴れ☆
顔にちょっとしたできものができたので午前中病院へ。午後出社。
昼食に久しぶりにほんやら洞に寄りカレーライスをいただく。
☆2006年6月7日(水)晴れ☆
劇団“座キューピーマジック”の「ルームメート」を観る。
下北沢の劇小劇場にて。
☆2006年6月8日(木)雨☆
ラヂオキッチンにて飲む。
☆2006年6月9日(金)雨☆
ラヂオキッチンにて信州の酒、豊香を飲む。
名前のとおり香りのよいお酒。
☆2006年6月10日(土)曇り☆
森田童子の夢を見た。
夢の中で、童子さんはサングラスをはずし、素顔を見せてくれている。
サングラスをしていないのに、僕には彼女が森田童子であることが分かっている。
夢の中で、童子さんは今は東京を離れ、どこかの地方都市で暮らしている。
とても気さくにいろいろな話をしてくれたのだが、内容はほとんど忘れてしまった。
2003年に東芝EMIから発売されたCD「森田童子ベストコレクション」で、
「ひとり遊び」という歌をあらためて録音したのは
何故ですか?と質問したところで目が覚めた。
その答えは聞けなかったけれど、それでもやっぱり幸福な夢だった。
☆2006年6月12日(月)曇り☆
会社の帰り、水道橋から九段下まで歩く。
市ヶ谷あたりには感じない親しみを、このあたりの古い町に感じる。
路地裏の赤い看板が哀しい昔懐かしい中華料理店でラーメンを食べる。
夜、テレビで映画「突入せよ!あさま山荘事件」を見る。
国策映画。ひどい作品だ。
☆2006年6月13日(火)曇り☆
ラヂオキッチンにて飲む。
☆2006年6月14日(水)曇り☆
ラヂオキッチンにて飲む。
☆2006年6月15日(木)曇り☆
夕方、病院。
夜、ラヂオキッチンにて飲む。
白身魚の香草蒸しをいただく。
☆2006年6月16日(金)雨☆
ゴールデン街オーツーで飲む。
会津出身のNさんと会津の話しなどする。
店に傘を置き忘れる。
☆2006年6月17日(土)曇り/雨☆
下北沢“ぐ”にて岡大介、佐藤葉子ライブ。
☆2006年6月18日(日)雨☆
立川の世界堂にて買い物。Mさんに感謝。
シネマシテイで宮崎あおいの『初恋』を観ようと思ったのだが
満席で入れず。残念。
☆2006年6月20日(火)雨☆
ラヂオキッチンにて飲む。
クスクスの夕食。
シンガーソングライター須藤もんさんの歌が流れていた。
☆2006年6月21日(水)雨☆
残業。深夜帰宅。
☆2006年6月22日(木)曇り☆
ラヂオキッチンにて飲む。
須藤もんさんの最近出たCD『隧道』を購入。
☆2006年6月23日(金)曇り☆
ゴールデン街劇場にて春さん企画の及川恒平ライブ。
「雨が空から降れば」や「面影橋」を生で聴けてうれしかった。
ライブの後、オーツーにて打ち上げ。
☆2006年6月24日(土)曇り/晴れ☆
午後2時過ぎに新幹線で京都着。
地下鉄烏丸御池駅へ出てイノダコーヒー本店で
コーヒーを飲む。鳩居堂や中古レコード店HOT LINEなどで買い物。
HOT LINEでは森田童子のLP「ラストワルツ」を購入。
祇園の町を散歩。壱銭洋食の店で夕食の後、
西院のライブハウス、ウーララへ。
店の前にいたフミさんやユウキ君が「おいでやす!」と迎えてくれた。
色町劇場、ハウスオブグリーン、リンドウさん、
中野のおっちゃんという詩人の朗読、最後に花&フェノミナン、
それぞれの充実したパフォーマンス。幸福な夜。
この場所で京都の版画家、早川修さんと会えてうれしかった。
かけこみ亭の豆腐パーテイーで知り合った
豊橋のシンガーソングライター・タクローという好青年とも再会できた。
今日は高野悦子さんの命日。
1969年6月24日未明、彼女は自ら命を絶ったんだ。
彼女が最後に暮らした町も、最期の場所も、西院から
そんなに遠いところではない。
なんだか不思議だ。
☆2006年6月25日(日)雨☆
花&フェノミナンたちが去った京都は朝から雨。
南禅寺、禅林寺を観て哲学の道を歩き、
今出川通りから河原町通りへ。
かつての立命館大学広小路キャンパス、現・府立医科大学を眺め、
京都御苑の南側の町を通り抜けて堀川通りへ出て
高野悦子さんがアルバイトをしていた京都国際ホテルを見る。
「二十歳の原点」の土地感覚を少しだけ理解・・できただろうか・・。
夜、東京に帰る。
☆2006年6月26日(月)雨/曇り☆
「二十歳の原点」再読。
最後の数ヶ月の彼女の生の激しさにあらためて驚きを感じる。
☆2006年6月27日(火)雨/曇り☆
残業。深夜帰宅。
☆2006年6月30日(金)曇り☆
かけこみ亭にて“収穫祭”。
花&フェノミナンのアクさんとカラミのかっちゃんが
立川の畑で作った夏野菜をごちそうしてくれた。
僕が撮影した京都ウーララ・ライブの中の色町劇場と
ハウスオブグリーンの部分をスクリーンに上映。
カラミの素晴らしい生演奏。
セッションバンドで花フェノの薫さんがドラムを演奏。
楽しかった。深夜帰宅。