JOURNAL 2005.nov.
〜東京幻想旅行記〜



☆2005年11月2日(水)晴れ☆

国分寺の古本屋にて“寺山修司の戯曲”(思潮社)と
柳美里の“グリーン・ベンチ”を購入。





☆2005年11月3日(木)晴れ☆

小田原、関東学院大学学園祭にて黒葛原りつライブ。





☆2005年11月4日(金)晴れ☆

会社の飲み会。





☆2005年11月5日(土)晴れ☆

国立のガラリアラセンにて山田久美子展。
日本画のヌード作品。

旭通を抜け、多摩蘭坂を登る。
黒井千次さんの小説の主人公が夢見た、
この坂道を「たまらん、たまらん」とつぶやきながら
登っていった中世の落武者の姿を
幻想の彼方に探しながら・・・。
府中街道から西国分寺駅に出て帰宅。
西国分寺駅北口にはこれといって
なにもないのかと思っていたら
駅前のロータリーの左側の路地に
7,8軒のこじんまりとした飲食店街があって、
豆富花(トウフホア)という中国の豆腐料理の店だとか
沖縄料理店や石釜のピザの店などがあることに気づいた。

旭通の古本屋にて新藤兼人さんの“シナリオ修行”(ダヴィッド社)
と “映画の運動”(山田和夫監修/合同出版)を購入。





☆2005年11月6日(日)雨☆

高柳恵里さんの作品が観たくなって
午後、東京都現代美術館に行く。
常設展示室(1階6室)にて、絞った雑巾やハンカチの作品を観る。
スリリングで幸福な感動を久しぶりに得ることができた。

夜、西荻窪“のみ亭”にてフォークシンガー岡大介君と
ブルースシンガー葉子ちゃんのライブ。
ライブの後、ふたりの歌手とマスターと数人の客とで遅くまで飲む。
ジェリー・ジェフ・ウオーカーのレコードなど聞きながら、
気持ちよく酔っ払う。
マスターもお客さんも、あたたかくていい店だ。





☆2005年11月12日(土)晴れ☆

休日出勤。深夜帰宅。





☆2005年11月13日(日)晴れ☆

吉祥寺・串屋にて若い友人と飲む。
CDショップで金子マリさんのライブ盤を購入。
“それはスポット・ライトではない”が収録されている。

帰りに国分寺ラヂオキッチンでチャイを一杯。
画家のNさんと久しぶりに会い
フランスやスペインへの旅の話を聞く。





☆2005年11月14日(月)晴れ☆

代休。平日の休みなので、ちょっとうれしい。
朝起きたときには立川あたりで映画でも観ようかと思ったのだが、
結局、一日中家にいた。





☆2005年11月19日(土)晴れ☆

休日出勤。





☆2005年11月20日(日)晴れ☆

代々木のカフェ・ジャムにて花&フェノミナンライブ。
さっちゃんの差し入れのジンギスカンをいただく。
店の前の庭で七輪で焼くジンギスカン。
ごちそうさまでした。美味しかった。
花フェノバーベキューに、また今度参加させてくださいと
ベースのアクさんに頼んでおいた。






☆2005年11月22日(火)晴れ☆

大妻女子大の近くの日本料理屋にて、
会社の事務の女性の送別会。





☆2005年11月23日(水)晴れ☆

休日出勤。
夜、春さんとともに国立・地球屋で
花&フェノミナンの素晴らしいワンマンライブ。
僕が出会った、生涯最高のロックバンド。





☆2005年11月25日(金)晴れ☆

仕事が遅くなり、国分寺モルガーナでの
りつライブには間に合わないことが確実になったので、
新宿で途中下車してゴールデン街のO2に寄ったものの満席。
キッシーが“せっかく来てくれたのに・・・”と言って
くれたけれど、あきらめて国分寺に帰る。
疲れ果てた一日、いや、この一週間。





☆2005年11月26日(土)晴れ☆

赤羽橋の近くの“麻布 die pratze”というところで
鯨エマさんの脚本、演出、出演の芝居
「マイラストセレモニー」を観る。
ほのぼのと、しみじみとちょっと哀しく、
お葬式をめぐる僕らの戸惑いや葛藤や、
そして人生を描いてみせてくれた素敵な作品。
鯨エマさんの映画は先日見せていただいたけれど、
舞台は初めてだった。なんともあったかいものを
胸に抱いて帰途についた。
彼女の作品、また観に行きたいと思う。





☆2005年11月27日(日)晴れ☆

谷保・かけこみ亭にて国分寺エクスペリエンスライブ。
帰りにラヂオキッチンにてチキンシチューの食事。





☆2005年11月28日(月)晴れ☆

仕事の帰り、ほんやら洞にてビールを一杯。
ラビさんはいなかったけれど、ほっと温かい店。
幸せな気持ちになる。