ばーすでぃ・ぱにっく

 

「あれ?」

あかねが何気なく庭に目をやると、晴明が一人何やらジッと見つめながら、佇んでいるのが目に入った。晴明はいつも何の物音も立てずにやって来るので、いつのまにやら自分のすぐ後ろに立っていて、その存在にびっくりするということはよくあるのだが、泰明とあかねに与えられたこの西の対の庭で彼を見かけることなどめったにない…というかまったく初めてのことである。

あかねは履物をつっかけると庭に出た。

「晴明様」

自分の名を呼ぶ明るいあかねの声に晴明は振り返り、微笑んだ。

「あかね殿か…」

「晴明様がこんなところにいるなんて、珍しいですね。何を見てたんですか?」

「ん? ちょっとこの桔梗をな。」

晴明は庭に咲き誇る桔梗に再び視線を戻すと、それを懐かしそうな目で見つめた。

確かにこの西の対の庭に咲いている桔梗は本当に見事である。

「そうですね。これだけいっぺんに咲いてると見ていて壮観ですね。」

あかねも桔梗を見て、微笑みながらそう言った。

「ああ、確かに。」

晴明はそう言うとその口の端にうっすらと笑みを浮かべた。

「晴明様?」

「この花を見ていると思い出すのだよ。あれがこの世に生まれ出た日のことを…」

「それって、泰明さんのことですか?」

あかねは目を輝かせて、晴明の方を見た。

そう。あかねの最愛の背の君、安倍泰明は普通の人間ではない。もともとは晴明の術によってこの世に生まれ出た存在だ。その出自を泰明はとても気にしているのだが、あかねにとってはそんなことはさして重要なことではない。どんな生まれ方をしようとも泰明は泰明であって、ほかの何者でもない。むしろ、泰明をこの世に生み出してくれた晴明に感謝さえしているのだ。

「そうだ。今からちょうど3年前の今日この日、泰明はこの桔梗咲き乱れる庭で生まれたのだ。」

「へぇ〜、そうなんだ…」

そう何気なく答えかけたあかねだったが…

 

――えっ? 今、何かとっても重要なことを聞いたような…

 

あかねは今の晴明の言葉を反芻した。そしてハッと気がついた。

 

――えっ? えっ? それって…

 

あかねは晴明に詰め寄った。

「ちょ…ちょっと待ってください! それって、もしかして、今日が泰明さんの誕生日だってことですか!?」

「ああ、そうだが…どうしたのだ、あかね殿?」

「何で今まで教えてくれなかったんですか〜!?」

あかねは晴明をちょっと恨みがましい目で睨んだ。

「別段、聞かれることもなかったからな。それに泰明の生まれた日などあかね殿にとってそれほど重要なことではなかろう?」

京では別段、誕生日を祝う習慣はない。むしろ下手な呪いに使われないようにと万人に知られないよう隠すことの方が多いぐらいである。晴明にとっては“泰明”という特別な存在を生み出したこの日はとても重要な意味を持つ日であるのだが、それがあかねにとってさしたる意味を持つとは思えなかった。

「すっごく重要ですよ〜!!」

あかねは叫んだ。そして、

「あ〜っ、もうこうしちゃいられない!!」

そう言いながら、晴明にクルッと背を向けると、履物を脱ぐのももどかしく、パッパッと辺りに脱ぎ散らかすと、そのまま階を上がって、バタバタと奥の部屋の方へと駆けて行ってしまった…

 

その様子をあっけにとられて見ていた晴明であったが、あかねがその視界から消えるとクスクスと笑い出した。

「本当にあかね殿は面白い方だな。私を楽しませてくれる。」

笑いながら、そう一人つぶやいた…

 

 

◆  ◆  ◆

 

 

「ああ〜、もう、いったい何から手をつけたらいいのか…」

部屋に戻ったあかねはもうパニックである。「どうしよう、どうしよう」と言いながら、部屋の中をグルグルグルグルと何度も何度も歩き回った。

そして、今まで一緒にいる幸せに酔いしれて、自分が今日この日まで泰明の誕生日を聞かなかったことがとても悔やまれた。

 

――何でそんな基本的なことを今の今まで聞かなかったんだろう。

私のバカ、バカ!

 

あかねはパニックになったまま自分の頭をポカポカ殴った。

知らないなら知らないまま何ていうことなく通り過ぎてしまったのかもしれないが、一度聞いてしまったからにはそういうわけにはいかない。何としても最高の誕生日にしなければ!

 

もう日は真南にさしかかっている。泰明はいつも職務が終わると真っ直ぐ愛するあかねのもとに帰って来るので、あかねに残された時間はほとんどない。

 

「ああ、プレゼント! ああ、ごちそう! ど…どうしよう??」

 

その時である。式神の一人がどこからともなく現れて、あかねに声を掛けた。

「あの、あかね様」

「何?」

あかねはいらいらしたままキッと式神をにらみつけると短く言った。

仰天したのは式神の方である。いつも明るく穏やかなあかねがいったいどうしたのだろう??

式神はあかねの様子にすっかりおびえてしまった。だが、言うべきことは言わねばならぬので、おそるおそる口を開いた。

「あの…御室の皇子様がご機嫌うかがいに見えたのですが…」

「あ〜っ、もう、こんな忙しい時に〜」

あかねは頭をくしゃくしゃかきむしった。

「いないって言って!」

「はい、かしこまりました。」

そう返事をして、やっとこの場から解放されると心から安堵して、すぐに消えようとした式神に

「あっ、待って、やっぱりここに通して。」

何を思ったか、あかねはそう言い直した。

「はい。」

式神がそう答えて姿を消すと、ほどなくして永泉があかねの部屋に入って来た。

「神子、お久しぶりです。」

微笑みを浮かべてそう挨拶した永泉だったが、それには答えず、あかねは永泉を見るなり、永泉のもとにずんずんと近づいて行った。

「あ…あの…神子?」

「永泉さん!」

「は…はい…」

永泉はあかねの気迫にいささかおびえながら、返事をした。

「この世界の誕生日ってどんなお祝いをするんですか?」

「た…誕生日でございますか? 生まれた日ということですよね?」

「当たり前じゃないですか!」

「し…失礼いたしました。」

なおもおびえながら、永泉は謝った。そしておずおずと小さな声で言った。

「別段、何もいたしませんが…」

「えっ!? 何もしないの??」

「申しわけございません。」

永泉は意味もなくまた謝った。

 

――永泉さんならこの世界の誕生日の祝い方を教えてくれるに違いないと思ってたのに…

  う〜ん、どうしようかな〜

 

すっかりあてがはずれてしまったあかねはますます考え込んでしまった。

「あ…あの…神子…」

あかねが急に黙り込んでしまったので、永泉はおずおずとあかねに声を掛けた。

「永泉さん!」

「は…はい〜?」

永泉は思わずすっとんきょうな声で答えてしまった。

「じゃあ、この世界では何かお祝いをする時はどうするんですか?」

「そ…そうですね…宴とか…」

「それ!」

あかねは叫んだ。永泉はその声にビクッとした。

「そうよ。何で思いつかなかったんだろう。宴よ! 誕生日って言えば、パーティーに決まっているじゃない!」

嬉々としてあかねは言った。

「ああ、でも今からじゃ準備が…」

そう言いかけながら、永泉の方に目をやったあかねにあることがひらめいた。

そして、目の前でわけがわからずおびえている永泉に今度は目をうるうるさせながら、甘えるような声で言った。

「永泉さん、頼みがあるんですけど…」

永泉は態度が急変したあかねにいささか驚いたものの、先ほどまでの鬼気迫る形相がすっかりなくなったのを見てとると、ホッと胸を撫で下ろした。

「なんでしょう?」

まだちょっとひきつりながらも一生懸命笑みを浮かべようと努力しながら、そう言った。

「今日は泰明さんの誕生日なんです。」

「そうですか、泰明殿の…」

永泉はそのあかねの言葉に合点がいった。そう。考えてみれば、あかねがあんなにムキになることと言えば泰明のことしかないではないか!

「そのことをさっき晴明様に聞いて、もうどうしようかと思って…」

あかねは頬に手を添えて、さも困ったという顔をして言った。

「そ…そうなのですか…」

「いいところに来てくれましたね、永泉さん。」

そして、あかねは極上の笑みを浮かべながら、永泉に言った。

「手伝ってくれませんか?」

永泉は今日この日、あかねを訪れてしまったことをちょっと後悔した。

だが、あかねの頼みを八葉である自分が断ることなど出来ない。

「わかりました…」

永泉はうつむきながらそう答えた。

「永泉さん、だ〜い好き♪」

あかねは大喜びしながら、永泉に抱きついた。

「み…神子…」

永泉はうろたえながらも少し頬を赤らめた…

 

その後は…

さすが今上帝の弟である永泉である。果たして晴明邸にこれだけ多くの人がいっぺんに立ち入ったことなどあるだろうか? 普段は静かな晴明邸には次々と山海の珍味が運びこまれた。そして、台所には煙がもくもく上がり、幾人もの超一流の料理人たちが互いにその腕を競い合った。

もちろん、宴と言えば、客人はつきもの。永泉はそちらの手配も怠ることはなかった。

「どんなことがあっても絶対来るように」

と帝の宣勅つきで各八葉に文を送ったものだから、もう八葉たちはみな仕事も何もほっぽらかして、大慌てで晴明邸にかけつけた。

その間、わずか一時ほど…

よくこれだけの短い間にこれだけの準備を整えきったものだ。

あかねは今日永泉が自分を訪ねて来てくれたことを心から龍神に感謝した…

 

やがて、陰陽寮の仕事を終えて、晴明邸に戻って来た泰明は、不機嫌な顔をして、ご馳走で溢れ、八葉の皆が座した大広間に現われた。

「あかね、説明してくれ。陰陽寮にいた時からこの邸の様子はただならぬ気配でわかった。いったいこれは何の騒ぎなのだ?」

そんな泰明にいっちょうらいの着物を着たあかねは微笑みながら答えた。

「泰明さんのための宴だよ♪」

「私の?」

泰明はちょっと眉をしかめながら、そう聞き返した。

「そう。今日は泰明さんのお誕生日だもの。泰明さん、お誕生日おめでとう!!」

あかねがそう言うと、事前の打ち合わせ通り

「お誕生日おめでとうございます!」

と八葉たちが声を揃えて言った。

泰明はその様子に驚いて、一瞬何とも言えないあっけにとられたような顔をした。

「はははははっ、そんな泰明殿の顔を見られただけでもここに来たかいがあるというものだ。」

友雅が笑いながら、そう言った。

泰明は憮然とした顔で(だが内心はちょっと照れていたのであるが)言った。

「誕生日を祝うなど聞いたこともない。」

そう言って、踵を返して部屋を立ち去ろうとした泰明の前にあかねが両手を広げて立ちふさがった。

「ダメです!」

「何がダメなのだ。」

不機嫌そうな顔で泰明はあかねに聞き返した。

「私たちの世界では、誕生日っていうのは重大な行事なんです! 特に好きな人の誕生日って言えば、すっごくすっごく大切な日なんだから〜」

あかねはその大きな目に涙を浮かべながら泰明にそう抗議した。

泰明はあかねの目に溢れた涙を見て、ギョッとした。そして、自分が泣かせたのだろうかとおろおろし始めた。

「あ…あかね…」

そんな泰明に晴明が声を掛けた。

「どうやらおまえの負けのようだな。こっちへ来て座りなさい、泰明。」

泰明は頷くと、あかねに気遣いながら、自分のために用意された座まで行き、そこに腰を下ろした。あかねはその横に同じく腰を下ろした。

「さあ、宴を始めようではないか!」

晴明がそう言うと、酒やらごちそうやらが次から次へと運ばれて来た。

 

「あかね、すまない。」

泰明はまだちょっとしゃくりあげているあかねにそう言った。

「私、今日が泰明さんのお誕生日だって、ついさっき晴明様に聞いて、それで何かお祝いをしてあげたいって、一生懸命…」

「ああ、わかっている。」

泰明はやさしくそう言った。

「泰明さんに喜んでもらいたくて、でも、時間が足りなくて、もっとあれもこれもしたかったのに…」

「これで十分だ。」

あかねはまだその目にちょっとだけ涙を浮かべながらも上目遣いに泰明を見て、聞いた。

「喜んでくれた?」

「ああ。」

泰明は微笑みながら、あかねにそう言った。

誕生日に宴を催すのにどれだけの意味があるのかはわからぬが、あかねが自分のためにと思って何かしてくれたことが泰明には心底嬉しかったのだ。

「よかった〜」

あかねはやっと笑顔を浮かべた。その顔がまた泰明にはたまらなく愛しい。

あかねをそのまま抱きしめようと腕を伸ばした泰明に意地悪く晴明が言った。

「泰明、みなさんの前だよ。」

他の者に言われたならいざ知らず、晴明にそう言われてしまったものだから、泰明はもどかしそうにその手を引っ込めた。

頼久と鷹通はそれを見て顔を真っ赤にしているし、友雅は杯を傾けながら、笑みを浮かべてその様子を見ている。永泉はと言えば、自分の役目はこれでやっと終わったのだと安心しきった顔で二人の様子を見ていた。ただ一人イノリだけはごちそうを食べるのに夢中で二人のことなどまったく目に入っていなかった様子だったが(笑)

 

泰明は大人しく、日が暮れるまで、あかねの催してくれたこの宴に座していた。みなは酒も入ったこともあり、すっかり出来上がり、それぞれその宴を楽しんでいた。

 

 

 

やがて空に高く月が昇ったころ、お祝いの日だからとちょっとだけ飲んでみたお酒に頬をほんのり赤らめながら、あかねが泰明に言った。

「泰明さん、何か欲しいものはありますか?」

「欲しいもの?」

「うん。私たちの世界ではね、お誕生日にプレゼントをあげることになってるんですよ。」

「ぷ…ぷれぜ??」

「プレゼント! 贈り物のことです。」

「贈り物…私は別段、欲しいものなどないが…」

「え〜っ、何にもないんですか〜?」

あかねはさもガッカリしたような声でそう言った。

「今日は無理だけど、泰明さんに遅くなってでも何かあげたいと思ったのに〜」

あかねはしょぼんとしてしまった。

そんなあかねを見て、泰明はあかねがまた泣いてしまうのではないかと途端に不安になって来た。

そして…

「い…いや、ある。」

泰明は思わずそう答えた。

「あるんですか、欲しいもの?」

それを聞いて、あかねの顔がパーッと明るくなった。

泰明は慌てて“ある”と言ってしまったものの、期待しきった顔で自分を見つめているあかねに何を言えばいいか、とまどった。だが、何か言わないわけにはいかない。

困惑しきった顔をしている泰明の頭の中に晴明の声が直接響いて来た。

「おまえが本当に望むものを言えばいいのだよ。」

晴明の方を見ると、微笑みながら、頷いている。

 

――私の望むもの…そうだ!

 

泰明はあかねの耳に唇を寄せるとなにやら囁いた。それを聞いたあかねは真っ赤になってうつむいた。だが、その表情はとても嬉しそうである。

 

「さあ、ではこのへんでお開きにするとしようか!」

晴明がそう言って立ち上がると、それを聞いて、

「え〜っ、まだまだこれからなのにさ〜」

イノリが食べつくしていないごちそうを眺めながら、抗議するように言った。

「皆はここにいればよい。」

泰明は涼やかな声でそう言うと、スッと立ち上がった。

あかねも泰明に続いて、立ち上がろうとしたが、先ほどちょっとだけ飲んだお酒のせいか、足元がふらついて、転びそうになった。そんなあかねを泰明はサッと抱き上げた。

「あかねは少し酔ってしまったようだ。われわれはこれで失礼する。」

そう言うと、泰明はあかねを抱いたまま大股でスタスタと皆のいる大広間を出て行ってしまった…

 

「本当に神子殿が酔ったからかどうか…」

友雅はその口の端にほんのり笑みを浮かべて、二人の後ろ姿を見送った。

「さあ、友雅殿、あれの言葉に甘えて、今日は飲み明かすことにいたしましょう。」

「ですが、こう男ばかりでは少々味気ない気もいたしますねぇ。」

「少将殿は男ばかりでご不満かな? では…」

晴明がポンと一つ手を叩くとどこからともなくあちこちから美しい女人が何人も何人も現われた。

「いい余興ですな、晴明殿。」

とびきりの美人にお酌をしてもらいながら、友雅は晴明にそう言った…

 

 

◆  ◆  ◆

 

 

「泰明さん、もういいですってば〜」

泰明に抱かれたまま足をバタバタさせながらあかねが言った。

「ダメだ。」

「恥ずかしいですから〜」

「誰も見てなどいない。」

「で…でも…」

あかねは気にしているふうにチラッチラッと大広間の方に目をやった。

「私がこうしたいのだ。ダメだろうか?」

泰明はあかねの目を見つめ、懇願するような瞳でそう言った。

「うっ…」

何度見ても相変わらず泰明のこの目にはめっきり弱い。

「ダメじゃないです。」

あかねは真っ赤になりながら、そう答えた。

「そうか。」

泰明はそう言って満足そうに頷くと、満面の笑みを浮かべた。

そして、そのまま自分たちの寝所へとあかねを運んで行った…

 

 

◆  ◆  ◆

 

 

「ですが、晴明殿…」

「何ですかな、友雅殿?」

「先ほど泰明殿は神子殿に何と言ったのでしょうか?」

「さあてね、それはあれたちだけの秘密でしょう。」

「晴明殿には聞こえていたのではないですか?」

友雅は探るような目でそう言った。

「さあてね、それはもっと秘密ですな。はははははっ」

 

さあて、あの時、泰明はあかねに何と言ったのでしょう?

それは皆さまの想像におまかせすることにして…

何はともあれ、泰明はあかねのおかげで最高のお誕生日を過ごしたことでしょう。

めでたし、めでたし。

 

≪お・し・ま・い

 

 

Rui Kannagi『銀の月』
http://www5d.biglobe.ne.jp/~gintuki/

 

[あとがき]

何とか書き上げられました! (^^)

2003年の泰明さんの誕生日記念作品でございます。

もう今年はダメかと思いましたよ。(@o@)

何せちいともスランプ、抜け切ってないんで…(汗)

取りあえず間に合ってよかったです〜(^.^)

実はこのお話はもともとは昨年の泰明さんのお誕生日に合わ

せて書こうと思っていたものなのです。ですが、昨年は生憎

この時期に初めての同人イベント参加が重なって、どうして

も書き上げることが出来なかったのです。それがこうして、

一年後にやっと日の目を見ることが出来ました。

 

昔はみんな新年に一緒に年をとるので、個人の誕生日を祝う

という習慣はありませんでした。ですから、それに慣れては

いない泰明さんたちにとっては現代のこの風習はかなり不可

思議なものとして、目に映ったことでしょう。でも、彼らに

とっては、いつでもあかねちゃんが、絶対ですから(笑)

 

この作品は2003年9月末日までフリーとして配布してお

りました。お持ち帰りくださった神子様方、本当にありがと

うございます。

おまけ

ちょこっとした後日談が読みたい方は

下のタイトルをクリックしてください。

永泉さんの受難

 

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