どこまでも続く青い空と海

「まるで貴方のようだね」

私が小さく呟く

貴方はそんな呟きも聞き逃さなかった

「私のよう？一体何故そう思う？」

貴方に引き寄せられ

腕の中にすっぽりと収められてしまった

そして琥珀の瞳がじっと私を見つめる

そんな瞳で見られたら・・・・

わかっててやってるんだから

ずるいよ

「どこまでも澄み切っている綺麗な青・・・泰明さんの心と一緒だなって」

私の言葉に貴方は一瞬きょとんとする

けれどすぐにそれは微笑みに変わって・・・

「そんなことはない・・・あかねの心の方がピュアだぞ」

耳元で甘く囁かれ

私の顔は真っ赤に染まっていく

やっぱりずるい

でも

大好きだよ

泰明さん

いつまでもどこまでも

一緒にいようね

ａｓａｔｏ様『運命の時を越えて』

http://www.fuki.sakura.ne.jp/~sei-lan/index.htm

泰明編へ

★ａｓａｔｏ様のサイトへは『リンクのお部屋』からどうぞ★

戻る