雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
The slogan is MIJ << SMAP '03 MIJ TOUR >> 7.19-20 豊田スタジアム (中編)
※いつものことですが、クサナギさん中心の感想文です。
メモはとっておらず、全て記憶に頼っておりますので、
会話部分などは意訳も多々あるとお考えください。
とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。
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Nakai  Kimura  Inagaki  Kusanagi  Katori
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■20日

この日も、まだ雨が降っていません。
「みんなの熱気が上昇して低気圧を吹き飛ばしてんのかな。もしくはマネージャーが裏に手をまわしたか」
慎吾ちゃんが「おまえらの熱気のおかげだぜ…」としばし熱い人になった後、
「雨はイヤですか?」と会場に訊ねる中居くん。
「雨のほうが想い出に残ったりするじゃないですか」
「踊りがヤバクなるよね」
と云うことは…視線は自然と稲垣さんへ集まるわけで。
「吾郎ちゃんは雨降っても降らなくても変わんないからね」
「そう!朱にまじわる。みんなね、普通は足の幅とか広いじゃないですか」
シェイクの振りを披露するゴロちゃん。
「でも、雨だと狭くなるから、僕と一緒になるでしょ。そこで僕はちょっと張り切るわけですよ。そうすると目立つんですよ」
嬉々として話すゴロちゃん。
「普段はがんばってもターン2回転なのに、雨なら4回転いっちゃうもんね」
「吾郎ちゃん、ターンって回れる?」
「…時計回りならね」
くるくるっと回るゴロちゃん。キレイなターンです。
でも、なんと、あの稲垣吾郎さんの額に髪がバーコード状に貼り付いているではないですか!
「逆に回ればとれるよ」
素直に逆に回るゴロちゃん。
足はちょっとフラついたけど(「生まれたての小鹿みたい」)、髪は「あっ、ちょっと減った!」
残りは中居くんが直してあげます。ひゅー。

ここまでゴロちゃんを見て笑ったり、菩薩な微笑みで客席を眺めていたクサナギさんに「雨はイヤ?」
「イヤですね!だって、バク転できなくなっちゃうんですよ」
「剛くんの見せ場だもんねぇ。じゃあ、剛のバク転見てみようかな?(ぱしん)剛のバク転見てみようかな?(ぱしん)」
会場もふにゃふにゃしながら一緒にコール。本人は苦笑しつつ、
「昨日ね、ちょっと雨降ったじゃないですか。ゴロちゃんにも手伝ってもらって拭いたんだけど、できなかったの」
「今やっちゃえば?(ぱしん)今やっちゃえば?(ぱしん)」
「やってもいいけど…」
わーい!
「トーク用のバク転があるんですよ」
なんだよー、また、アレかよー。と、ブータレる私におかまいなく、花道突端でへなちょこバク転を披露するクサナギ氏。
「なんだそれ?(ぱしん)なんだそれ?(ぱしん)」
そうだそうだ。
「なんだそれって、け、結構傷つくね(泣) 」
「歌にあわせたバク転が見たい!(ぱしん)歌にあわせたバク転が見たい!(ぱしん)」
「歌、流れないでしょー」
「歌おうか?(ぱしん)歌おうか?(ぱしん)」

そして、またもや話題はゴロちゃんの踊りに。『freebird 』のクサナギソロの時に、一度もまともに踊れてないそうな。
「歌って踊るって難しいよね」
オープニングからやってて、今頃気付くなよ!と突っ込まれ放題の稲垣さん。
自分のポジショニングを把握してる貴方が好きよ。
「そうだ!そうだよ!オレ、これ言わせて!これ!良かったぁ、言う場所があって!」
と勢い込む木村くん。瞳がキラキラしてます。
なんでも、『Theme of 016』でカンフーの振り付け部分、みんなソレっぽく踊りながら立ち位置を変えているのに、
ゴロちゃんは一人平然と普通に歩いていたそうな。
「びっくりしたー」
「あそこはね、いつもモニター見てるの。慎吾のね、ココ(額)に血管が浮き出るんですよ。それがね、好きなの」
ステージで観客になる人は一人じゃなかったんですね。MC担当係長と、ダンス担当係長ってこと?
これ以外にも出るわ出るわ、稲垣ネタ。
・立ち位置の移動が異常にすばやい時もある。上半身直立で、足だけスタスタスタ!
    「位置がすごく遠い時があるんですよ。間に合わないよ!って感じで」
    「踊りながら行けばいいじゃん」
    中居くんの見本を真似すれど、ゴロちゃんがやると何故か珍妙に (可愛いっ)。
・今日の『Flapper』の最後で、木村くんが後ろからコツンとぶつかったら、すんごい冷たい顔で振り返った。
    「これから『SUMMER GATE』歌う人とは思えない顔だったんだよ!」
・ぶつかってくることが多い。後ろから出てくる時に、平然と肩をガツン!と当てて抜かしていく。
    「コワイんだよ。これ、15年一緒にやってて今日初めて言うけど」
「ステージだけじゃないんだよ。東京でもそうなんだよ。買物とかしてて、じゃ、行こうか、って店を出ようとすると…」
木村くんの肩にピッタリ体を寄せて、そのまま、くっついて歩く様子をツートップで実演。
「ちょっとね、人よりアンテナが狂ってるんでしょうね」

で、問題の『freebird』。
「なんだっけ?剛ちょっと歌ってみて」
しばし 「えっとね、えっと…」と思い出そうとするクサナギさんより先に中居くんが口ずさんだりなんかして。
「みなさん、後でね、『freebird』歌うとこあるんで、見ててくださいね。一人だけ違うことやってるから」
「や、違うよ、あそこはね、クサナギ・イナガキチームなんですよ」
「ちげーだろ、剛は歌ってんだから、踊ってねぇんだよ」
「だからぁ、クサナギチームなんだけど、剛は歌ってるから、僕一人だけ違う振りなんですよ。ね?」
なるほど…(納得するなよ)

と、いうことで、稲垣吾郎さん大活躍のMCでした。
ちなみに、この日の『freebird 』、踊る3人を振り返りながらジタバタするゴロちゃんが、めちゃめちゃ可愛らしく。
さすが、SMAP一のコメディエンヌ。



ステージに戻ってクサナギさんのソロ準備。
「じゃ、僕、ちょっと先行くね」「どこ行くの?」「え、えっと、あの、着替え場」
20日はここで、「お疲れさま!」「気をつけて帰ってね」と見送られるクサナギ氏。
「今夜は、飲み過ぎないようにねー」
「昨日、メシ屋の入り口んとこで倒れてたよ」
「あっ、そうだ、昨日、おめー、オレのこと殴ったろ。ココ、耳の後ろんとこ、たんこぶできてんだよ!だから歌ダメなんだよー」
クルリと振り返ったクサナギ氏、ぷんっ!とした顔で、
「でも、あれだよ、中居くん、僕のこと投げ飛ばしたんだよ!膝の裏、ココ、痣できてるもん」
そしてパタパタと去って行きました。いったい、何やったんだ?

クサナギさん準備中の4人トーク。
20日はステージ真正面のスタンド一番上に立っている係員さんをネタに。
手振ってくださーい、ゴロちゃんのウチワ持ってくださーい。なんでゴロちゃんなの?
「なんとなく、吾郎ちゃんが好きそうだから」
「けっこう、好みですね!(きっぱり)」
音響が悪い、今日だけじゃなくてツアー全部ダメだと言う中居くんに、
「今、会場の6万人が思ってること、じゃぁ、代表して、吾郎どうぞ」
「…悪いのは、おまえの歌のせいだヨ !!」

そんなこんなしてるうちに、シルクハットにステッキを持ったクサナギさん(「おしゃれな警備員」)登場。
ちょっとタップを踏んでみます。
「今のは何?」
「ん、ちょっと、やってみた」
19日は「気持ちを込めてタップを踏むので聞いてください。SMAPのみんなも聞いてて」
「ここで?」
「や、あの、できれば、う、後ろで」
20日は「これから僕が、愛を込めてタップを踏みます」でスタート。

もうねー、どうしたらいいかしら?と思うくらい可愛らしいですねぇ、タップダンサー。
シルクハットから零れるクルクルの茶色い髪はエセ・マジシャンみたいだけど、でも可愛いんですねぇ。
タップの腕前がどの程度なのか、素人の私に分からないけれど、それっぽく見えるのはさすがだな。
そして裏スマ好きの私としては、歌い終わったあとの様子が4階席から見えたのが嬉しく。
セリが下がるとスルッと仰向けになって、同時にすばやく上着から体を抜き、
またたく間に暗闇の中に滑り落ちていきました。その動き、とてもプロフェッショナル。


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【2003/07/26 UP】


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