雲をつかむ話 〜SMAPおでかけ記
The slogan is MIJ << SMAP '03 MIJ TOUR >> 8.23-24 横浜国際競技場(中編)
※いつものことですが、クサナギさん中心の感想文です。
メモはとっておらず、全て記憶に頼っておりますので、
会話部分などは意訳も多々あるとお考えください。
とんでもない間違いがあったら、ご指摘くださいませ。
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Nakai  Kimura  Inagaki  Kusanagi  Katori


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■24日 MC

この日もビデオ録り注意事項から。木村くんは、どうしてもノースリーブの腋の下が気になって仕方がないみたいです。
暑さでバテバテのスマさんたち、特に中居くんは、気が付くとお腹を上にしてひっくり返って泳いでる金魚の如し。
「とんとんって叩くと、くるんって戻って泳ぎ出すみたいな」
なのに、なぜか張り切ってる人が。
「みんな、シェイクしようよ!シェイク!!」
「自分はしてたの?」
「してたよ!」
「ゴロちゃん調子どう?」
「いいよぉぉ!」
中居くんの歌で『SHAKE』のサビを踊るゴロちゃん。どうしたんだ、ハリキリゴロー。
「今日、カメラの台数も多いじゃないですかー」
「なるほどね。さっきもさ、すごかったよぉ。こう(木村くんの鼻先をかすめて)物凄い勢いで通り過ぎてったもん。
  あれは、新幹線並みの風速だね。スタスタスタ!って感じで」

「そう、何度かブツかったけどさ、普通、あ、ごめん、みたいな顔すんじゃん、みんな。
  でも、なんっにも無かったみたいに、こう…(無表情で一点を見つめてスタスタスタ)
  マイクがぶつかって逸れても、こう…(すばやく元に戻して、無表情でスタスタスタ)」

「なんにも見えなくなっちゃうんだよねー。移動する先しか見てないの」
ゴロちゃんに言わせれば、スマップのフォーメーションは大変なんだそうよ。それに、
「譲り合いの精神なわけ。誰かがこっちから来たなと思ったら、こっち。こっちから来たら、こっち、って。
  だから、僕は遅れちゃうんですよ、ね?」

ふーん、なるほどねー、と納得の空気が流れる客席。
「ここで納得するお客さんもどうかと思うよ」

ゴロちゃんが踊りなら、中居くんは歌。
「今日、オレね、ちょっと失敗しちゃったんだよな…」
ビデオ録りだから開演前に発声練習までしたのに、冒頭の『世界に一つだけの花』で声がひっくり返っちゃったのね。
「あ、ここ、MC、ビデオではカットしてくださいね。でも、ゴロちゃんの『SHAKE』は特典として入ります」
「えっ、さっきの入るの?…あ"ー、やんなきゃよかった…」
なんちゃって、嬉しいくせにぃ。
「中居くんの歌で、ハトが3匹落ちたよ。それから、前の方のお客さんの眼鏡がバリン!って割れてた」
「中居くん、そういうの気付くんだ?(嬉)」
「…なに?」
「だから、そういうの自分で気付くんだ?(嬉々)ボクは、ぶつかっても気が付かないけど」
「何にだ?っつてんだよ!てめー、ぶっ飛ばすぞ!」
「や、はっきり言わなくても、お客さんはみんな分かってるからいいんじゃないの?」

ゴロちゃんが踊りで、中居くんが歌なら、クサナギさんはMC。
「剛?息してる?」
うーん、もしかして、エラ呼吸してるのかもしれないわ。
「あのね、少しは合いの手とか入れてください」
「や、今日ね、トークのペースがね、ちょっと速くて。
  ほら、ゴロちゃんはダンスが速すぎて、ボクはトークが速すぎて、ついていけないの」

「剛がMCやって、吾郎がダンスしたら、どうなっちゃうんだよ?」
「で、中居くんがハットリくんで」
「???今の流れなら、オレは歌だべ?」
「ハットリくんだよ〜」
と、愛しげに中居くんの頭をナデナデする慎吾ちゃん。
そう、このジャポネスクな衣装に替わってからの中居くんは、帽子じゃなくて青い布を頭に巻いてるんですね。
ゴロちゃんも後ろからナデナデします。あうー、なんて可愛らしい絵なんでしょか!

で、クサナギさんに話が戻ります。
「お客さんとおんなじ顔になってるよ」
「ちょっと、全身映してみてくださーい」
クサナギさんの全身がモニターに。ぽつねん。
「ほら、オーラが消えてるもん。芸能人のオーラ、出してください」
「や、今、ちょっと抑えてるの」
「初めから出せよ!」
「や、だんだんね、だんだん」
オヤビン、聞き飽きたぜ…ま、オーラが消えてる時と点いてる時のギャップもオヤビンの武器だしなー。

などと会話しているうちに、ゴロちゃんがそろそろとクサナギさんから離れて3人の方へ移動。
「吾郎、なんでこっちに寄ってきてんだよ。なに、4対1みたいにしてんの?」
と、押し戻されるゴロちゃん。
「やっだなー、なんか、いじめっ子といじめられっ子って感じでー」
「(兄ちゃんズにスリスリしながら)へへへ、いいだろー、オレは何気にこっちに入れるんだぜぇ」
「天パと、天パじゃない人」
「(スリスリ)そうですよねぇ〜」
「慎吾は15年間一番年下で上の顔色見ながらやってきたから、上手いんだよなぁ」

ソロ準備でハケようとするクサナギさん (例によって中居くんから耳打ち)。
「お、剛、何処行くの?」「ちょっと、耳鼻科!」「本番中だよ!耳?鼻?」「ちくのう!」「副鼻腔炎なんだよ」

客席のコドモの話題から、慎吾くんがハットリくんで共演してるJr.の話に。
「もうね、20回くらい訊いてくんの。『嵐、知ってる?』って訊いてくんのよ。
  だから、もう最後には『知らない』って答えてたの」

嵐、会いたいよねぇ、と思いを馳せる、後輩ファンのスマさんたち。
慎吾くんのレコーディング中のスタジオには、松本くんが現れたそうな。
「挨拶に来てくれて。おぉ、マツジュンだ!うわーっ!って握手してもらったんだけど、
  オレね、その時、上半身裸だったの。下も半ズボンとか履いて、がーって感じでやってたの。
  握手した時、マツジュンね、ホントにちょっと退いてた。『どうしたんですか?(訝) 』みたいな感じで」

中居くんは、街で高橋和也に会ったそうで。サングラスの上の太い眉毛が目印 (納得)。

「タッキーとかさ、一応後輩だからって、挨拶しに来てくれるじゃん。あれ、なんだか申し訳ないよねー」
「そういう時のスマップって、かなりヤバいよ。後輩に対して出してるオーラ、あれは、ヤバいって。
  5人で居る時なんて、かなり怖いよ。今日もさぁ、挨拶に来てくれたじゃん、ほら…」

今日はMAが挨拶に来てくれたんだそうですよ。
「オレら、一緒にいると、ほんとヤバいって」
「なんで?オレ、けっこう頑張って親しみやすい雰囲気醸し出してるよ」
「そんなことないって」
「悪魔だよ」
「華奢な閻魔さまって感じだよ」
いやん、木村さんてばー。中居くんのこと"華奢"だなんてー。なーんか、愛を感じるじゃないかー。
「木村のが怖いって。クルって振り向いて『(ゆっくりお辞儀しつつ、低ーい声で) どうも。キムラタクヤと申します』って」
で、すばやくクルッと向き直って、ドライヤーに戻るんだそうです。
「あっれは、かなり怖いって。『どうも。キムラタクヤと申します』 (くるっ) ウィーン!だよ」
確かになぁ、木村拓哉にやられたら、ビビるだろうなぁ。私だったら、トイレで泣いちゃうかも。
「吾郎もヤバいよ」
無表情にスタスタ早歩きで近寄ってきて、後輩の顔をチラリと見たまま歩を緩めずに去っていく様子を再現する木村くん。
「ホント?やってた?」
なるほで、ステージ上であろうと無かろうと、一点を見つめて風のように歩くのがゴロちゃんということで。
「とにかくね、スマップ5人で居る時に出してるオーラは、かなりヤバい」
何度もこのフレーズを繰り返した本日の木村くん。つまり、貴方はそんなスマップが好きで好きで堪んないんだね。
なんだか最近の木村くんは、こういうとこがとっても微笑ましいんだなぁ。

「でも、そんなオーラも出てない人がいます。剛、どうした?」
鯖登場。
「光ってる!!」
ん、なんだか、帽子がちゃんと被れてないわよ。なんだか、表情もびみょーよ。
「おまえ、帽子が高いよ。ヘンだよ」
「うん?」
メンバーの♪タリラリララ〜♪にのって、びみょーな表情のまま帽子をとると、
「あっ!」
鳩が!…じゃなくて、コロンと床に落ちるNOVAうさぎ。
「だって、中居くんが、鳩出せって言うから…手品やれって言うから…」
うさぎを拾い上げて裏へ返しに行くクサナギさん。
「あんまりウケなかったー(不満げ)」
引き戸を両手で開けようとしますが、開きません。「???」いちいち可愛いなぁ。
やっと開くと、
「じゃ、も一度引っ込んでていいから」
「え?」
「もっとMCやるから」
「そんなこと言わないでよー。せっかく出てきたんだからー」
「いいって。ちょっと、照明消してくださーい」
暗闇に包まれるステージ。なのに、
「服だけ光ってる!!」
透明人間みたいです。

無事、照明を戻してもらって、
「今日は夢のステップをみなさんにお贈りします」
「今日はビデオ録りスペシャルバージョンでお願いします」
「はい」
「いつもと違うステップでお願いします」
「……ステップは同じです…えー、スペシャルな気持ちで踏みます」



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【03/09/02 UP】


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