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ベトナム画像レポートその2

ミニホテル
私が泊まったホテルは、歴史博物館のすぐそば。間口は狭いが、中の部屋はきれいで設備も整っている。たとえばバスタブは大きく、熱いお湯がいつでもふんだんに出る。ベトナムでは、このあとお湯が出ない(出るが10分もすると水に変わる)一流と呼ばれる2軒のホテルに悩まされた。またこのミニホテルにはトイレにビデが備わっている。ベトナムでは「ミニホテル」が、こちらでいうラブホテルと同義で使われることもあるので要注意とのこと。
ココナッツジュース屋さん(1)
ホテルのすぐ目の前に、朝早くからココナッツをリヤカーに積んで売り歩く男がいた。そこを偶然ホンダに乗った女性が、買いに来たところ。
ココナッツジュース屋さん(2)
同じくホテルの前の道でココナッツジュースを自転車の前の籠に積んで売るおばさん。右の奥のほうに少し見えている建物が旧大統領官邸、今の「戦争歴史博物館」である。この敷地はかなり広い。この道を左手手前に歩いていくとすぐベンタイン市場にたどりつく。
乾燥中のライスペーパー
クチに行く途中の田舎道で出会った「ライスペーパー」。ベトナム料理の巻き物には欠かせない食材だ。竹のスノコのようなものを2枚重ね、その間にライスペーパーをはさんで乾燥させている。最近日本でも輸入されるようになったが、検疫の検査はかなり厳しく行われているという。純白だけでなく、黒いごまをまぶしたものもこちらでは人気だとか。
クチトンネル入場館
クチのトンネルを見学する人は、まずこの建物で入場手続きをする。ここが入り口ではない。カメラの後ろに道があり、そのもっと後ろがトンネルのある平原になる。
クチトンネルの解説ビデオ
見学に先立って、まず上記の入場館の右手にある小部屋で、各国後に対応したビデオテープを見るのが普通である。この予習をした上で、コースを見学する。。
クチトンネルの入り口ゲート
入場門は入場館とは道を隔てて反対側にある。ここから先は木が生い茂った森になり、今でもゲリラが出現しそうな雰囲気を十分保っている。入場者ひとグループに対し、通常はひとり、ここの施設のガイドが立ち合い先導する。今も地雷がある個所があるので気をつけてください、と脅かされた。
トンネルの入り口
施設のガイドが実際のトンネルの入り口に身体を入れて実演して見せているところ。ここは当時の実際のトンネルの入り口の大きさ(小ささ)を見せるだけで、観光客がここから入るのではない。アメリカ人が決して入れないよう計算された大きさだ。観光客がトンネルを見学する入り口は別な個所にあり、それ相応に大きい。
戦争犯罪博物館
開放直前まで南ベトナム政府大統領官邸だったところ。アメリカ軍が放棄した戦車やヘリコプターなどがそのまま置かれている。また、捕虜収容施設や拷問の設備なども中にある。
VIP分譲エリア
ベトナムの特権階級や新興の金持ちのために秘密に分譲されたVIPタウンが市内のはずれにある。立派な建物が建設中であり、町の名前も高校の名前もまだないが、すぐそばをすでにカンボジアに通じる幹線道路ができつつある。道路が舗装されているので、ベトナム政府がこの地区の開発を優先的に行っていることがわかる。ここが私が買った土地だと自慢するガイド(30歳)。
サイゴン中央駅
サイゴン市の中心部から少しはずれた場所に中央駅がある。一国の首都の駅にしては、がらんとしていてさびしい。中はニャチャン行きの切符売り場が込んでいただけで、あとは人気が少なく閑散としている。

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