2001年09月02日 ご近所へ、電波障害調査のお願いで訪問。
電波障害対策の依頼文書、無線局変更許可書のコピー、アンテナから半径50mと100mを囲った住宅地図のコピ
ー、タワーの保険証書のコピー、そして手土産を持って、ご近所14軒へお願いの挨拶に回る。元々、生まれ育った田
舎、区画整理事業完了で１年以内に入居されたご近所の方々も良い方ばかりで皆さん理解を示して頂きました。
2001年09月05日 ご近所より電波障害の連絡を受けるが・・・。
早々、電波障害について連絡を頂く。内容はほぼ毎日、午後９：００頃、決まった部屋の決まった場所で携帯電話の
通話が切れる。普通の電話も同じ時間ぐらいに切れるとの事。私の場合、平日、帰宅するのが午後１１時前後である
ことを説明。私が原因ではないことを納得頂きました。ご近所の事でもありますので携帯電話会社へ連絡。午後9:00
頃のトラフィックやご近所の電波状態について問い合わせを行い、携帯電話会社から連絡を入れてもらうように依頼し
ました。
2001年09月08日 2006Aのブリーダーの発熱対策。
50MHzのリニアのHENRY 2006Aのブリーダー抵抗が高熱になるため、抵抗周辺の冷却が必要と判断していまし
た。冷却ファンの追加改造の実施。冷却ファンは勤め先の会社で顔ききのサービス部で中古ファンを無料で入手。
少しの風量で良いのと静音対策でDC24VのファンをDC12Vで動作させています。
分かりにくいですが左手前の網状の丸い部分は、3CX800A7の冷却排気口です。
2001年09月09日 1.9MHzのスローパーの架設。ところが・・・。
最後のアンテナの1.9MHzのスローパーの架設です。何度、調整を実施しても、MFJ-269で測定しても、同調点が出
ない。タワーの地上高が低いので落ちないようです。1:3.0のSWR値。落成まで時間的余裕が無いため、仕方なくスロ
ーパー以外のアンテナで、再検討する事にしました。
この日は、時間に余りが出来たため、タワーのアップダウンをシャックから可能にするための配線工事を実施。夜遅
くなりましたが無事完了。
2001年09月10日 1.9MHzのアンテナの変更、選定。
1.9MHzについて検討の結果、落成検査までの時間が迫っていたので、既製品で1.9MHzの対応する事で決断。条
件は、「耐圧2KW以上」、「敷地に収まる長さ」を条件にB&W社の耐圧2KWのフォールテットダイポールを選定。早速
USAのショップへ在庫状況を確認して発注をかける。
2001年09月12日 残業で終電車で帰宅。USA同時テロは帰宅まで知らない。
アメリカ同時多発テロにより空港閉鎖、フォールデットダイポールの到着が遅れる事間違いなしと実感する。
2001年09月15日 納期確認のメールを送付。
すでに、空港も解除になり、そろそろ届く頃と思い納期確認の連絡をする。同時多発テロに対する、お見舞いのメッ
セージを付けて、納期確認メールを送付。
2001年09月16日 アンテナの納期の確認の回答。ところが・・・。
納期に対する返事は、受け付けていないとの回答。以前より、商品の購入が多かったので、担当者が私の事を良く知
ってくれていましたので、支払い確認もなく翌日発送する手配を取って頂けけました。勿論、支払いは完了しています。
2001年09月23日 念願のアンテナが届く。
注文していたフォールデットダイポールが届く。
写真のように、筒に巻かれて届きます。予算の関係と検査対応でしたのでブロン
ズ製品を注文しましたが、長期間使う時は耐久性のあるステンレス製もあります。
写っているクレモナロープは自分で準備する必要があります。バラン及びマッチン
グ抵抗の重量がそこそこありますので、同軸ケーブルは出来る限り軽量で耐圧(推
奨は5DFB、私は5D2Wを使いましたが重いようでした。）のあるものを選択します。
2001年09月29日 フォールデットダイポールの架設。これでもＮＧか？・・・。
早々、フォールデットダイポールの架設作業の実施。
敷地面積の関係で、傾斜型として調整。結果はインピーダンスは50オームに落ち着いたが、SWRは、1:3.0 となり、
3.0MHz以上は、1:1.7以下に収まっている。説明書では、1.9MHzを使うには７m以上の地上高が必要との事。最低地
上高は、確かに4mぐらい。しかも低いところでは建物に近くなり、影響を受けてNGなのか？。この日は日没で諦める。
いずれにしても、インピーダンスが50オームになったので、検査当日はアンテナカップラーで対応する事にし、問題の
インターフェアーは出ていない事を確認し気持ちが落ち着く。