調査地(湿原)

Study Area
河川(大楽毛小川)の右岸から約30mのところで、調査地(100 x 55 m)は二つの流域植生に分けられる(大楽毛湿原)。ひとつは乾燥した森林で、ハンノキ一種の樹冠が占有し、小さな開けた場所が不規則に散らばっている。もう一つは湿地帯で、スゲ類と木本類(ホザキシモツケ)で構成されている。この岸の南東の端には水たまりが多数あり、これらが集まってキタサンショウウオが繁殖に利用する低層湿原(低層湿原の景観)を形成している。低層湿原の横では、開発された土地が放棄されている(道路の建設)。白抜きの円はピットフォールトラップ160個の位置を示す(ピットフォールトラップ)。


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