2002年4月29日に、長野県白馬村北城にある林床部で、石を起こした状態で撮影してある(標高830m)。右側の1対の卵嚢中には19個(未受精卵は2個)と13個の胚が、左側のものには18個(未受精卵は3個)と18個の胚が、それぞれ認められ、いずれも尾芽胚中期の発生段階である(水温約8℃)。
ハクバサンショウウオとヒダサンショウウオは、この林床部内で同所的に生息している。
同行した共同研究者: 懸川雅市、岸冨士夫、齊川祐子(敬称略)。