精巣小葉

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March Testis

クロサンショウウオの精巣(中央部)の横断切片(アザン染色; Hasumi et al., 1990)。ed=輸出小管、ic=小葉間細胞、ps=第一次精原細胞、sc=精母細胞、sz=精子。スケール=400μm。

(A) 1月の精巣。精巣の頭尾軸に沿って、束状の精子で一杯になった精巣小葉が集積管の周りに並んでおり、輸出小管の近くにある未熟小葉には第一次精原細胞が観察される。

(B) 3月の精巣で、活発な繁殖行動を示す典型的水生型の雄のもの。精巣小葉内(やや白いところ)には、殆ど精子がない。

(C) 7月の精巣。精母細胞で満たされ高く広がった成熟小葉と、輸出小管の近くの第一次精原細胞を持つ未熟小葉が、精巣全体に渡って並んでいる。

精巣小葉内に、たまに精巣卵が出現する(精巣卵)。


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