調査道具2

Calipers
Beam Balance

有尾両生類を調査するための幾つかの道具の中の2つ。これらの道具は、釧路湿原でキタサンショウウオの調査が始まった1995年から使用している。

(A) デジタル式のソーラーノギス(ちょうど60.00mmを示している)で、計測装置との併用で、総排出口前端までの頭胴長、総排出口後端までの頭胴長、尾長、最大頭幅、最大尾高といった、体のサイズを計測するためのもの(精度は0.01mm)。このノギスには、暗くなると使えないという弱点がある。そのような場合、代わりに従来型のノギスを使うことになる。

(B) 上皿棹秤で、各個体の体重を測るためのもの(精度は0.05g)。この秤は、野外で使用するため非常に頑健に出来ていて、降雪や降雨といった天候状況に左右されないで使うことが出来る。但し、風には弱い。


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