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長見順資産
長見順/CD/Oyazi
03/05/30。

 翌日国立競技場で馬鹿代表略してB代表に赤っ恥をかかされることを誰も知らない幸せな日、そう、我々はその日、確かに幸せの絶頂にいたのである。

 その日こそ、下北沢440にて、長見順の待望の新作、「OYAZI」が発売され、また発売を記念したライヴが挙行された日なのであった。

 アルバムも、このアルバムを思い切りフィーチャーしたライヴも、素晴らしくバラエティに富んだ、繊細かつ瑞々しい長見順ワールド全開であった。因みにライヴでは、筆おろしのメンバーで、かねてから噂のあったヒップホップが披露された。すげえクールだぜ、ヘイメン。YO。(こういう使い方でいいのか?)

 それにしても、この長見順ワールド、前作に比べて、とにかく幅が広がっている。ある曲では体が横に揺さぶられ、ある曲では涙を落とされ、ある曲では爆笑を余儀なくされる。そして、その全てが長見順その人のありのまま、というところが素敵なのだ。

 人生は躁鬱もあれば、喜怒哀楽もある。ロッケンローな時もあれば、ブルースなときも、演歌なときもあるのだ。そして、その時々の状況・背景・心理状態。それぞれに応じた極上のエンターテインメントが提供される。これこそがブルースじゃあないか、純音楽、いや順音楽ではないか。

 素敵な人からだけ、素敵な音が生まれる。そして、そんな素敵な人の周りには、やはり素敵な音を奏でる素敵な人が集まる。

 ライヴでは還暦のブルースウーマンになりきって、最強のオヤジ軍団を見下すかのような演出で従え、また、パンチの効いたブルースのメンバーも色々な局面でキャラクター全開。あまりにも楽しく素敵なライヴだったため、帰りの電車の中で、なんだか寂しくさえなっちゃったよ。

 他にも本当は色々言いたいけど、うわさ禁止の血の掟は守らせてもらいます。