The Timers資産
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MOJO/VTR/1989-10
HIROSHIMA’89のライヴの特集で、色々な出演バンドの曲が1コーラス位づつと、
簡単なインタビューが見れる。

色々懐かしい人がいたり、ゆるいバンドが出ていたりして、結構楽しめるのだが、
ロングタイムアゴーを歌うタイマーズは、明らかに浮いている。強烈である。

ところで、このビデオ。ノンクレジットで宮原学さんが出ているのだが、
その隣で更にノンクレジットで、どこかで見たことのある12弦ギターを
弾いている謎の長髪の男が妙に気になる。

彼はよく吉祥寺でライヴをやっている、SEAMUSという、バイオリンが入っているバンドの
ボーカルに似ているような気がするのだが、、、。



ザ・タイマーズ/CD/不死身のタイマーズ
いつのまにか下北沢QUEを出入り禁止になったらしいゼリーさん率いる
ザ・タイマーズのセカンドアルバムは、メジャーとインディから2枚に分かれて発売された。
このインディ盤には、特にメジャーから発売出来ない曲ばかりがずらりと並ぶ。

このアルバムこそがロックである。
徹底した皮肉とブラックジョークは、色々な笑いを振り撒きながら、
時に戦慄を、時に涙さえ呼び起こす。

憧れの北朝鮮。障害者と健常者。ゴミ。お前の股ぐら。
奇麗ごとばかり並べている音楽とは明らかに一線を隔した曲たちが、
おかしくも鋭く、現実を見事に燻り出している。
なんて教育上よろしいアルバムなんだろうか。

95年作品だが、まるでゼリーさんは預言者のようじゃないか。
いや、みんな真実に目をつぶっているっていうことなのかもね。

因みに、ライヴでは「ばらまけサリン」という曲もやっていたらしいが、
本当にばら撒いた馬鹿者たちがいたため、さすがにカットされてしまったようだ。

ギャグやジョークが理解できない奴らが、一番始末に負えないのだ。
ねぇ、どうなんだい、社長さんよ!