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くるり資産
くるり/CD/もしもし
 現在入手困難の、幻の限定デモCD。1000枚のみ発売ということで、今のくるりのファン数からすると異様に少ないことになる。

 荒っぽい音や演奏がとても初々しく、当時から確固たるセンスを持ち合わせているのがよくわかる1枚。

 東京・虹の二曲をメジャー版と比べて見ると、デビュー時にどんなプロデュースを受けていたかが推測できて面白いのだが、佐久間正英氏のプロデュースは彼らにとってはむしろ邪魔だったのではなかろうか?

 ラストの蒼い涙は、何とも言えぬ凄みを感じる名曲。一度だけライヴで聴いたことがある(エンケンバンドとの対決時)が、またそのうち聴いてみたいものである。

 ジャケットがもともとないため、こんな画像になりました。