何とプレイステーションの格闘技ソフトのサウンドトラックとして製作されたアルバム。
しかしながら、プレステの持てるサウンド性能を徹底して使用し、打ち込み全くなしで製作されたアナログ魂炸裂のアルバムとなった。何しろ、実際にこの音楽をBGMとしてゲームをやって見るとわかるのだが、あまりにも生々しい演奏なので、ゲームがやりにくくて仕方がないくらいである(笑)。
主な参加メンバーは小川銀次、向山テツ、中野督夫、森純太(ジュンスカ)、ドクトル梅津和時、本多タコ坊正典、友成好宏、桑名晴子。
このアルバムはゲームソフトに先だって発売するという、パープルレイン方式を採用したが、肝心のソフトの方が手が掛かっていたわりに全く売れなかったらしく、結局このCDはほとんど日の目を見ることなく、幻のCDとなってしまったらしい。
ただし、このCD収録のGOBLINSは、当時絶好調だったJリーグ中継で使用されるという快挙を達成し、エンケンさんからは相当うらやましがられたらしい。
全6曲。入手は極めて困難。噂によると、全国の中古レコード店に7枚だけ存在するらしく、それを7枚集めると、一匹の竜が現れて、何でも願い事を叶えてくれるらしい。