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2018年末時点のプリンタ 〜エプソンとキャノンのプリンタを比較〜 (2019年1月19日公開)
1万5千円前後というこのクラスは、特殊なモデルを除いた最上位機種のほぼ半額となる。機能面では様々な面で非搭載だったり、機能が低かったりするが、かろうじて「使える」レベルを維持している価格帯とも言える。このクラスは、エプソンのEP-711A | |||||||||||
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シアン ライトシアン マゼンタ ライトマゼンダ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
染料ブラック シアン マゼンタ イエロー |
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(挿すだけ満タンインク方式) |
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(つよインク200) |
(アルバム保存300年/耐光性7年/耐オゾン性2年) |
(ChromaLife100) |
(ChromaLife100) |
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ハリネズミ(染料) |
340/341(標準容量) |
370/371(標準容量) |
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黒:180ノズル |
顔料BK:各640ノズル |
Y/染料BK:各512ノズル |
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まずはプリントの基本となる画質と速度、印刷コストから見ていこう。EP-711A 一方、EW-M571T EP-711A ちなみにインクに関しては、EP-711A 一方、EW-M571T 使用するインクはEP-711A | |||||||||||
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(A4普通紙セット可能枚数) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。給紙に関しては、EP-711A ちなみに4機種とも用紙の種類とサイズを登録しておく機能が搭載されている。液晶ディスプレイでメニューから登録も可能だが、前面給紙カセットの機種はカセットを挿し込む、背面給紙の機種は用紙をセットした際に、自動的に登録画面が表示されるため便利だ(されないようにもできる)。この登録内容と、印刷時の用紙設定が異なっている場合、メッセージが表示される仕組みだ。なお、EP-711A | |||||||||||
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その他、プリントの付加機能を見てみよう。両面印刷機能はEW-M571T 自動電源オン機能はPIXUS TS5130S EP-711A | |||||||||||
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続いて、スキャナ部を見てみよう。解像度は4機種とも1200dpiで同等だ。上位機種より解像度が下がっているが、反射原稿(紙などの原稿)にしか対応しないため、1200dpiでも十分すぎる解像度と言える。一般的に文書なら200〜300dpi、写真なら300〜600dpiで、よほど詳細にスキャンする場合でも1200dpiがせいぜいだ。実際写真サイズを1200dpiで取り込むと約4,200×6,000ドットとなり2500万画素相当となる点から見ても、十分だと言えるだろう。いずれもCIS方式で、厚い本の綴じ目近くなど、ガラス面から浮いてしまう原稿ではピントが合わなくなってしまう点は注意が必要だ。EP-711A | |||||||||||
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フチあり/フチなし 赤目補正 明るさ調整(5段階) コントラスト(5段階) シャープネス(5段階) 鮮やかさ(5段階) フィルター(モノクロ/セピア) |
フチあり/フチなし 赤目補正 |
フチあり/フチなし 赤目補正 |
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フォーム印刷(罫線・マス目・便箋・スケジュール帳・五線譜) |
定型フォーム印刷(レポート用紙、原稿用紙/スケジュール用紙、方眼紙、チェックリスト、五線譜、漢字練習帳) |
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ダイレクト印刷を見てみよう。これはPIXUS TS5130S | |||||||||||
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iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
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スマートフォンとの連携機能は4機種とも搭載しており、iPhoneやiPod touch、iPadと、Android端末に対応している。いずれも、専用のアプリを無料でダウンロードすることでプリント又はスキャンが行える。メインで使用すると思われる写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定まで行えるため、スマートフォンで撮影した写真を手軽に印刷できる。さらにドキュメント印刷にも対応している。PDF/Word/Excel/PowerPointといった主要なファイルに対応している他、Webページの印刷もできる便利だ。また、両機種ともスマートフォン上からスキャンを実行し、データをJPEG又はPDF形式で受け取ることもできる。出かける前に紙の情報をさっとスマートフォンに転送するといった使い方ができるため便利だろう。 スマートフォンとの接続は、無線LAN(Wi-Fi)で行うが、無線LANルータを経由する方法と、ダイレクトに接続する「Wi-Fiダイレクト」(キヤノンはダイレクト接続)が選べる。無線LANルーター経由の方がより便利に使えるため、一般的にはこちらを利用すると思われるが、Wi-Fiダイレクトの場合でもそれほど難しくは無い。特にEP-711A また、両機種ともスマートスピーカーに対応している。AlexaとGoogleアシスタント対応端末に対応しており、声だけでテンプレートを印刷させることができる。2018年12月現在でEP-711A クラウドとの連携機能も4機種とも搭載されており、オンラインストレージから印刷したり、SNSの写真を印刷する事ができる。SNSの写真はコメント付きでも印刷が可能だ。またPIXUS TS5130S | |||||||||||
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ミラーコピー BOOK2アップ 塗り絵コピー 背景除去機能 文字くっきり機能 |
IDコピー |
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コピー機能を見てみよう。単純なコピー機能としては、4機種とも単純な等倍コピーだけでなく、原稿サイズを自動で認識し用紙サイズに合わせて拡大縮小する「オートフィット」機能や、25〜400%の間で1%刻みで拡大縮小コピーが行える機能を搭載した高性能な物だ。EW-M571T | |||||||||||
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(角度調整可) |
(90度角度調整可) |
(90度角度調整可) |
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(角度調整可) |
(90度角度調整可) |
(90度角度調整可) |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
(ダイレクト接続対応) |
(ダイレクト接続対応) |
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MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
Mac OS 10.10.5〜(AirPrint利用) |
Mac OS 10.8.5〜 |
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(前面給紙カセット伸張時425×359×147mm) |
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操作パネルと液晶ディスプレイを見ていこう。一番使いやすいのはPIXUS TS5030S インタフェースは4機種ともUSB2.0に加えて、無線LAN(Wi-Fi)接続にも対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、無線LAN(Wi-Fi)ルータで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。その場合、プリンターも無線LANルーターに接続しておけば、家庭内のどのパソコンでもプリント可能となり非常に便利だろう。またスマートフォンやタブレットからの印刷も可能となる。またWi-Fiダイレクト(キヤノンはダイレクト接続)に対応しているため、無線LANルータの無い環境でも、スマートフォンやタブレットと直接Wi-Fi接続が可能となっている点も共通の便利な点だ。 対応OSはメーカーによる差が大きい。EP-711A 本体サイズを見てみよう。EP-711A ちなみに本体の耐久性は、EP-711A 4機種は方向性が異なるので選びやすいはずだ。まずは写真や年賀状の印刷をメインで考えているならEP-711A (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/
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