2018年末時点のプリンタ 〜エプソンとキャノンのプリンタを比較〜 (2019年4月15日公開)
FAX機能付きA4複合機の中で中位機種に当たる2万円台の機種である。エプソンのPX-M780F |
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シアン マゼンタ イエロー |
染料ブラック シアン マゼンタ イエロー |
染料ブラック シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
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(つよインク200X) |
(ChromaLife100) |
(ChromaLife100) |
(MAXIFY用新顔料インク) |
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83番(標準容量) |
380/381(標準容量) 380s/381s(小容量) |
380/381(標準容量) 380s/381s(小容量) |
2300番(標準容量) |
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Y/染料BK:各512ノズル |
Y/染料BK:各512ノズル |
黒:1280ノズル |
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それでは、プリントの画質・速度・コスト面を見てみよう。PX-M780F 一方、PIXUS TR8530 PIXUS TR8530 使用するインクは、PX-M780F 印刷速度に関してはまず写真の印刷速度を見てみよう。とはいえ公表されているのはPIXUS TR8530 最後に印刷コストだが、PX-M780F |
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(フチ無し印刷非対応) |
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(A4普通紙セット可能枚数) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。使用できる用紙はPX-M780F 4機種とも用紙種類とサイズの登録機能を搭載している。いずれも前面給紙カセットを挿し込む、またはPIXUS TR8530 |
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その他、プリントの付加機能を見てみよう。自動両面印刷機能は4機種とも搭載している。ただし、いずれも普通紙のみの対応であり、ハガキの両面印刷は行えない点は注意が必要だ。また、PX-M781Fは「オートフォトファイン!EX」、PIXUS TR8530 自動電源オン/オフ機能は機種により状況が異なる。自動電源オンは、印刷が実行されると自動的に電源がオンになる機能だ。無線/有線LAN接続ができるようになり、プリンタから離れた場所のパソコンやスマートフォンから印刷を実行することが増えたが、そういった際にわざわざプリンタの電源を入れに行く手間が省ける。この機能はPIXUS TR8530 一方、PX-M780F |
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続いて、スキャナ部を見てみよう。解像度は4機種とも1200dpiのCISスキャナを搭載しており同等だ。家庭向けにはもっと高解像度の機種があるが、紙などの反射原稿しかスキャンできないことを考えると1200dpiでも十分だ。一般的には文書なら200〜300dpi、写真なら300〜600dpi程度で、よほど綺麗に保存したい場合に1200dpiでスキャンすると言った程度だ。実際写真サイズを1200dpiで取り込むと約4,200×6,000ドットとなり2500万画素相当なので十分といえる。逆にスキャナ解像度が高いセンサーでは1ドットあたりの光の取り込み量が減り、スキャン速度が低下したりノイズが発生したりするため、バランスを取って1200dpiとしていると思われる。なお、4機種ともCIS方式であるため、分厚い本など浮いてしまう原稿は苦手で、ピントが合わずぼけたような画像となってしまう点は共通だ。 PIXUS TR7530 |
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赤目補正 |
赤目補正 |
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ダイレクト印刷機能を見てみよう。メモリカードからのダイレクト印刷はPIXUS TR8530 逆にPX-M780F PIXUS TR8530 |
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iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 (Bluetooth対応) |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 (Bluetooth対応) |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 |
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スマートフォンとの連携機能も4機種とも搭載しており、iPhoneやiPod touch、iPadと、Android端末に対応している。いずれも、専用のアプリを無料でダウンロードすることでプリント又はスキャンが行える。写真とドキュメント印刷、スキャンに対応しており、様々な内容をプリント可能だ。写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定(MAXIFY MB5130 スマートフォンとの接続は、無線LAN(Wi-Fi)で行うが、無線LANルータを経由する方法と、ダイレクトに接続する「Wi-Fiダイレクト」(キヤノンはダイレクト接続)が選べる。Wi-Fiダイレクトの場合PX-M780F また、PX-M780F クラウドとの連携機能も4機種とも搭載されており、オンラインストレージから印刷が可能だ。ここで大きな違いは、PX-M780F さらにネットワークを利用したプリント機能として、PX-M780F |
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影消しコピー パンチ穴消しコピー |
ページ順コピー 枠消しコピー IDコピー |
ページ順コピー 枠消しコピー IDコピー |
枠消しコピー コピー予約 IDコピー |
コピー機能を見てみよう。単純なコピー機能としては、4機種とも単純な等倍コピーだけでなく、原稿サイズを自動で認識し用紙サイズに合わせて拡大縮小する「オートフィット」機能や、原稿と印刷する用紙サイズの組み合わせを指定して拡大縮小コピーが行う「定型変倍」機能、さらに25〜400%の間で1%刻みで拡大縮小コピーが行える機能を搭載した高性能な物だ。また、4機種とも2枚又は4枚の原稿を1枚に縮小してコピーする機能にも対応する。その他、PX-M780F |
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8dot/mm×7.7本/mm(精細) 8dot/mm×15.4本/mm(高精細) 16dot/mm×15.4本/mm(超高精細) |
8dot/mm×7.7本/mm(ファイン) 8dot/mm×7.7本/mm(写真) 300×300dpi(ファインEX) |
8dot/mm×7.7本/mm(ファイン) 8dot/mm×7.7本/mm(写真) 300×300dpi(ファインEX) |
8dot/mm×7.7本/mm(ファイン) 300×300dpi(ファインEX) |
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FAX機能も基本はほぼ同等だが、細かなところで違いが出ている。4機種ともスーパーG3に対応しており、モノクロ、カラーFAXを行う事が出来る。ADFを搭載しているため、複数枚の原稿の送信も便利である。もちろんMAXIFY MB5130 |
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(角度調整可) |
(角度調整可) |
(角度調整可) |
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(角度調整可) |
(角度調整可) |
(角度調整可) |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(ダイレクト接続対応) |
(ダイレクト接続対応) |
(ダイレクト接続対応) |
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MacOS 10.6.8〜 |
Mac OS 10.10.5〜(AirPrint利用) |
Mac OS 10.10.5〜(AirPrint利用) |
MacOS 10.8.5〜 |
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(前面給紙カセット伸張時438×366×190mm) |
(前面給紙カセット伸張時438×366×190mm) |
(前面給紙カセット伸張時463×459×291mm) |
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操作パネルを見てみよう。4機種ともタッチパネル液晶を採用している。液晶サイズもPX-M780F インタフェースは4機種ともUSB2.0に加えて、ネットワーク接続に対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルータで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。そんな人にはネットワーク接続機能によりどのパソコンでもプリントできるのは非常に便利だろう。ただし、PIXUS TR7530 対応OSはPX-M780F 本体サイズを見てみよう。コンパクトさが追求される家庭向けプリンタと比べて、ビジネスプリンタは速度や給紙枚数の多さ、高耐久性が求められるため、大型になりがちだ。家庭用複合機の上位機種EP-881Aの場合349×340×142mmとなっており、これと比較してみよう。PX-M780F この4機種から選ぶに当たって、まず重要なのは文書印刷がメインなのか、写真印刷などもできる家庭用プリンタにFAX機能が付いていれば便利というイメージなのかだ。前者の場合ならPX-M780F PX-M780F (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/ ![]() ![]() |