2018年末時点のプリンタ 〜エプソンとキャノンのプリンタを比較〜 (2019年4月15日公開)
FAX機能付き複合機の中で下位機種に当たる2万円以下の機種である。エプソンからPX-M680F |
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シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
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(挿すだけ満タンインク方式) |
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(つよインク200X) |
(アルバム保存300年/耐光性7年/耐オゾン性2年) (MAXIFY用新顔料インク) (MAXIFY用新顔料インク) | ||||||
85番(標準容量) |
ハリネズミ(染料) |
345/346(標準容量) |
1300番(標準容量) |
1300番(標準容量) |
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黒:800ノズル |
黒:400ノズル |
黒:1280ノズル |
黒:1280ノズル |
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それでは、プリントの画質・速度・コスト面を見てみよう。5機種ともブラック、シアン、マゼンダ、イエローの4色構成である。しかし、PX-M680F 逆に普通紙印刷に関しては、5機種とも顔料インクを採用するため、染料インクよりメリハリのある印刷が行える。また、耐水性もあることから、濡れたりマーカーを引いても滲まないというメリットもある。ただしEW-M670FT 印刷速度を見てみよう。写真の印刷速度が公表されているのは、染料インクを採用するEW-M670FT 一方、文書の印刷速度は5機種とも公表されている。PX-M680はA4カラー文章が10.0ipm(image per minute:1分あたりの印刷枚数)、モノクロが20.0ipmとなっており、非常に高速だ。上位機種と比べるとカラー印刷はやや遅いが、十分高速な部類に入る。EW-M670FT ちなみに使用するインクはPX-M680F 印刷コストを見てみよう。まずは文書の印刷コストである。PX-M680F |
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(フチ無し印刷非対応) |
(フチ無し印刷非対応) |
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(A4普通紙セット可能枚数) |
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カセット下段(250枚・普通紙A4/レター/リーガル) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。使用できる用紙はいずれもL判からA4までとなる。ただし、MAXIFY MB2730 ちなみに、5機種とも用紙種類とサイズの登録機能を搭載している。いずれもTR4530 |
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自動両面印刷機能も5機種とも対応している。ただしEW-M670FT 最近の機種では搭載機種が増えた印刷が実行されると自動的に電源がオンになる機能と、ほぼ必須になりつつある、指定した時間操作がないと自動で電源がオフになる機能だが、FAX付きモデルでは状況が異なる。常時電源を入れておかなければFAX受信が行えないためである。そのため、PX-M680F 一方、EW-M670FT |
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続いて、スキャナ部を見てみよう。解像度はTR4530 EW-M670FT |
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赤目補正 |
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ダイレクト印刷機能を見てみよう。とはいえ5機種ともメモリカードスロットは搭載しているわけではないため、メモリカードから写真を印刷といった事はできない。ただし、PX-M680F なお、写真も印刷できないわけではない。USBメモリに写真を入れておけば一覧から写真を選んで写真のダイレクト印刷ができるし、その場合に用紙サイズやフチなし/ありの設定(PX-M680F |
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iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 |
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スマートフォンとの連携機能も5機種とも搭載しており、iPhoneやiPod touch、iPadと、Android端末に対応している。いずれも、専用のアプリを無料でダウンロードすることでプリント又はスキャンが行える。写真とドキュメント印刷、スキャンに対応しており、様々な内容をプリント可能だ。写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定(PX-M680F スマートフォンとの接続は、無線LAN(Wi-Fi)で行うが、無線LANルータを経由する方法と、ダイレクトに接続する「Wi-Fiダイレクト」(キヤノンはダイレクト接続)が選べる。Wi-Fiダイレクトの場合PX-M680F また、PX-M680F クラウドとの連携機能も5機種とも搭載されており、オンラインストレージから印刷が可能だ。ここで大きな違いは、PX-M680F さらにネットワークを利用したプリント機能として、PX-M680F |
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影消しコピー パンチ穴消しコピー |
影消しコピー パンチ穴消しコピー |
枠消しコピー IDコピー |
枠消しコピー コピー予約 IDコピー |
枠消しコピー コピー予約 IDコピー |
コピー機能を見てみよう。単純なコピー機能としては、5機種とも単純な等倍コピーだけでなく、原稿サイズを自動で認識し用紙サイズに合わせて拡大縮小する「オートフィット」機能や、原稿と印刷する用紙サイズの組み合わせを指定して拡大縮小コピーが行う「定型変倍」機能、さらに25〜400%の間で1%刻みで拡大縮小コピーが行える機能を搭載した高性能な物だ。また、4機種とも2枚の原稿を1枚に縮小してコピーする機能にも対応する。さらにEW-M670FT |
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8dot/mm×7.7本/mm(精細) 8dot/mm×15.4本/mm(高精細) 16dot/mm×15.4本/mm(超高精細) |
8dot/mm×7.7本/mm(精細) 8dot/mm×7.7本/mm(写真) |
8dot/mm×7.7本/mm(ファイン) 8dot/mm×7.7本/mm(写真) 300×300dpi(ファインEX) |
8dot/mm×7.7本/mm(ファイン) 300×300dpi(ファインEX) |
8dot/mm×7.7本/mm(ファイン) 300×300dpi(ファインEX) |
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FAX機能も基本はほぼ同等だが、細かなところで違いが出ている。5機種ともスーパーG3に対応しており、モノクロ、カラーFAXを行う事が出来る。ADFを搭載しているため、複数枚の原稿の送信も便利である。33.6Kbpsで通信可能であり、その場合の伝送速度はモノクロで約3秒となる。また読取走査線密度はモノクロで8dot/mm×3.85本/mmの標準モード、8dot/mm×7.7本/mmの精細モード・ファインモードが5機種とも選べる。加えてPX-M680F |
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(角度調整可) |
(角度調整可) |
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(角度調整可) |
(角度調整可) |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
(ダイレクト接続対応) |
(ダイレクト接続対応) |
(ダイレクト接続対応) |
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MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
Mac OS 10.10.5〜(AirPrint利用) |
MacOS 10.8.5〜 |
MacOS 10.8.5〜 |
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操作パネルを見てみよう。TR4530 PX-M680F インタフェースは5機種ともUSB2.0に加えて、ネットワーク接続に対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルータで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。そんな人にはネットワーク接続機能によりどのパソコンでもプリントできるのは非常に便利だろう。ただし、TR4530 対応OSはPX-M680F 本体サイズを見てみよう。コンパクトさが追求される家庭向けプリンタと比べて、ビジネスプリンタは速度や給紙枚数の多さ、高耐久性が求められるため、大型になりがちだ。家庭用複合機の上位機種EP-881Aの場合349×340×142mmとなっており、これと比較してみよう。PX-M680F この5機種から選ぶに当たって、まず重要なのは印刷コストだろう。ビジネス向けと言う事もあって印刷コストは比較的低めだが、それでも下位モデルという事で少し高くなっている中、EW-M670FT 逆に、そこまで印刷枚数が多くない、もしくは印刷コストを考えても最初に大きな金額を出費するのが難しいという場合は他の4機種から選ぶことになる。まず、写真もある程度印刷したい、または、一通りの機能が搭載されていれば、それぞれの機能はそれほど高性能で無くて良いというのであればTR4530 一方、文書印刷主体なら、前述の全色顔料インクの機種の方が良いだろう。PX-M680F 以上から、印刷コストに特にこだわるならEW-M670FT (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/ ![]() ![]() |