新旧プリンター比較 2019年春発売のプリンターを旧機種と比較する 〜同種の同価格帯のエプソン・キヤノン製品を比較〜 (2019年8月16日公開・2019年10月4日最終更新)
数が少なくなったA4単機能機の中で、上位機種に属する4機種である。エプソンのEP-306 |
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シアン ライトシアン マゼンダ ライトマゼンダ イエロー |
シアン マゼンダ イエロー |
染料ブラック シアン ライトシアン マゼンダ ライトマゼンダ イエロー |
シアン マゼンダ イエロー |
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(つよいんく200) |
(つよインク200X) |
(ChromaLife100) |
(MAXIFY用新顔料インク) |
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380/3581(標準容量) 380s/381s(小容量) |
2300(標準容量) |
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ブラック:800ノズル |
Y/染料BK:各512ノズル |
ブラック:1280ノズル |
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まずはプリントの基本となる画質と速度、印刷コストから見ていこう。まずは写真画質である。4機種の中で写真印刷画質が最も高いのはEP-306 写真の耐保存性に関しても違いがある。EP-306 一方、文書印刷(普通紙への印刷)の画質となると、大きく異なる。普通紙印刷の場合、染料インクでは用紙上でインク1滴1滴が広がってしまうため、シャープさが弱くなり、文字や線が太くなるほか、中抜き文字や小さな文字が潰れたり、写真のメリハリが弱くなる。また耐水性が弱いため濡らしてしまったり濡れた手で触るとにじんでしまう。顔料インクではこういったことは無く、普通紙にもシャープな印刷ができる他、耐水性も高い。このことから、EP-306 印刷速度を見てみよう。L判写真の縁なし印刷速度では、EP-306 一方、A4普通紙への文書印刷速度はL判写真とは傾向が異なる。こちらは単位をipmで表す。ipmはimage per minute、つまり1分あたりの印刷枚数であるため、数値の大きい方が高速になる。カラー文書の印刷はEP-306 印刷コストを見てみよう。まずはL判写真の印刷コストである。EP-306 一方印刷画質や速度同様、文書印刷の場合は傾向が異なる。EP-306 このように、印刷画質、印刷速度、印刷コストの全ての面で、特徴が顕著だ。写真印刷に特化しているが文書は苦手なEP-306 |
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(フチなし印刷不可) |
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(A4普通紙セット可能枚数) |
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カセット上段(2L/ハイビジョン以下) |
カセット下段(250枚・普通紙A4/レター/リーガル) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。対応用紙は、TR703 給紙はTR703 EP-306 一方、TR703 残るMAXIFY iB4130 その他の便利機能として、EP-306 |
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その他、プリントの付加機能を見てみよう。自動両面印刷は4機種とも対応している。ただしPX-S740 MAXIFY iB4130 最近、搭載機種が増えつつある自動電源オン機能だが、TR703 |
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iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 |
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4機種はスマートフォンとの連携機能を搭載している。iPhoneやiPod touch、iPadと、Android端末などに対応しており、専用のアプリを無料でダウンロードすることで、それらから直接印刷が行える。メインで使用すると思われる写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定(MAXIFY iB4130 MAXIFY iB4130 さらにネットワークを利用したプリント機能として、EP-306 |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(ダイレクト接続対応) |
(ダイレクト接続対応) |
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MacOS 10.5.8〜 |
MacOS 10.5.8〜 |
MacOS 10.10.15〜(AirPrint利用) |
MacOS 10.8.5〜 |
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インタフェースは4機種ともUSB2.0接続に加えてネットワーク接続にも対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルータで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。そんな人にはネットワーク接続によりどのパソコンでもプリントできるのは非常に便利だろう。また、無線LANルーターに接続していれば、そこに接続しているスマートフォンやタブレットからも印刷ができる。4機種とも有線LAN、無線LANの両方に対応しているため、ケーブルが不要ですっきりしている無線LANと、安定していて設定も簡単な有線LANの内、好きな方を選択できる。 続いて操作パネルを見てみよう。とはいえプリント単機能機では基本的にパソコンからの操作となるため、本体での操作は少ないが、最近は液晶ディスプレイと操作ボタンを搭載する機種が増えている。今回の4機種もEP-306 本体サイズはEP-306 ここで気になるのが複合機とのサイズの差だが、このサイズを見ると、「単機能機だからコンパクト」とは言えない状況になりつつある。エプソン同士で比較すると、複合機の上位機種EP-881Aは349×340×142mmとなっており、4機種で最もコンパクトなEP-306 ちなみに、PX-S740 この4機種から選ぶとなると、まず写真印刷が主な目的なら、EP-306 ただし、最近では複合機との価格差も小さい。EP-306 (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/ |
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