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2019年末時点のプリンター 〜エプソンとキャノンのプリンターを比較〜 (2020年4月20日公開・8月1日更新)
ファクス機能付きA4複合機の中でやや低価格な2万円前後の機種である。エプソンのPX-M780F | ||||||
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シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
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(つよインク200X) |
(つよインク200X) |
(MAXIFY用新顔料インク) |
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83番(標準容量) |
85番(標準容量) |
1300番(標準容量) |
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黒:800ノズル |
黒:1280ノズル |
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それでは、プリントの画質・速度・コスト面を見てみよう。3機種とも4色インク構成で、全色顔料インクという点で共通だ。顔料インクは普通紙への印刷時に染料インクのような用紙へのしみこみが少なく、インクが広がりにくいので、クッキリとしたメリハリのある印刷が行えるというメリットがある。そのため、細かな線や小さな文字、中抜き文字もつぶれず綺麗に印刷できる。また、耐水性も高いというメリットもあり、濡れた手で触ったりマーカーで線を引いても滲まない点も便利である。そのため、パソコンから普通紙への印刷や、普通紙コピー、年賀状印刷に向いている他、ファクス機能を使う時も、受信したファクスを普通紙に印刷する際に高画質、高耐水で印刷が出来る。さらに、PX-M780F なお、写真印刷には向かないとはいえ、文書中に写真やイラストが入っていることもあるし、写真用紙には印刷しなくても、ファイン紙やインクジェットハガキに印刷する事もあるだろう。そこで印刷画質を見てみよう。PX-M780F 使用するインクは、PX-M780F 印刷速度に関しては、写真の印刷速度は3機種とも非公表なので、文書の印刷速度を比べてみよう。PX-M780F 最後に印刷コストだが、PX-M780F |
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(フチ無し印刷非対応) |
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(セット可能枚数(普通紙/ハガキ/写真用紙)) |
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(250枚/50枚/20枚) |
(250枚/50枚/20枚) |
(250枚/40枚/20枚) 【カセット下段】 普通紙のみ・A4/レター/リーガル (250/−/−) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。使用できる用紙は3機種ともL判からA4までとなる。ただしMAXIFY MB2730 給紙に関しては、3機種とも前面給紙カセットを基本としている。ビジネス向けと言う事もあり、カセット1段にA4用紙を250枚までセット可能となっており、家庭向けより大容量という点も3機種とも同等だ。カセット式の場合、用紙をセットしたままでもホコリが積もりにくく、常時セットしておくような使い方に最適だ。また、背面にスペースが不要という点でもメリットがある。このカセットがPX-M780F 3機種とも用紙種類とサイズの登録機能を搭載している。いずれも前面給紙カセットを挿し込むと自動的に登録画面が表示されるため便利だ(されないようにもできる)。そして、この登録内容と、印刷時の用紙設定が異なっている場合、メッセージが表示される仕組みだ。また、液晶ディスプレイでメニューから手動で登録も可能である。PX-M780F | ||||||
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その他、プリントの付加機能を見てみよう。自動両面印刷機能は3機種とも搭載している。ただし、いずれも普通紙のみの対応であり、ハガキの両面印刷は行えない点は注意が必要だ。また、PX-M780F 自動電源オン/オフ機能は機種により状況が異なる。PX-M780F 一方、PX-M780F | ||||||
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続いて、スキャナー部を見てみよう。解像度は3機種とも1200dpiのCISスキャナーを搭載しており同等だ。家庭向けにはもっと高解像度の機種があるが、紙などの反射原稿しかスキャンできないことを考えると1200dpiでも十分だ。一般的には文書なら200〜300dpi、写真なら300〜600dpi程度で、よほど綺麗に保存したい場合に1200dpiでスキャンすると言った程度だ。実際写真サイズを1200dpiで取り込むと約4,200×6,000ドットとなり2500万画素相当なので十分といえる。逆にスキャナー解像度が高いセンサーでは1ドットあたりの光の取り込み量が減り、スキャン速度が低下したりノイズが発生したりするため、バランスを取って1200dpiとしていると思われる。なお、3機種ともCIS方式であるため、分厚い本など浮いてしまう原稿は苦手で、ピントが合わずぼけたような画像となってしまう点は共通だ。 また、3機種ともスキャンした原稿をパソコンを使わずにUSBメモリーに保存する機能を搭載している。パソコン無しで簡単にスキャンが行えるできるため便利だ。JPEG又はPDF形式での保存に対応している。そしてファクス付きモデルと言うことで3機種ともADFを搭載している。セット可能枚数はPX-M780F | ||||||
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(外付けHDD対応) |
(外付けHDD対応) |
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赤目補正 |
赤目補正 |
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ダイレクト印刷機能を見てみよう。とは言っても、メモリーカードからのダイレクト印刷には対応せず、USBメモリーのみ対応となる。そのため、デジタルカメラの写真を印刷するというよりは、前述のスキャンしてUSBメモリーに保存したデーターを印刷する場合などが想定されているだろう。対応ファイル形式も一般的なJPEGとTIFFに加えて、3機種ともスキャンしてUSBメモリーに保存する際にPDF形式で作成したファイルからの印刷にも対応しているのも、こういった使い方が想定されているからだろう。なおこれら3機種も、写真も印刷できないわけではない。USBメモリーに写真を入れておけば一覧から写真を選んで写真のダイレクト印刷ができる。特にPX-M780F | ||||||
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Android 5.0以降 |
Android 5.0以降 |
Android 4.4以降 |
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(OneDriveはアプリからのみ) |
(OneDriveはアプリからのみ) |
(OneDriveはアプリからのみ) |
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スマートフォンとの連携機能も3機種とも搭載しており、iOSと、Android端末に対応している。いずれも、専用のアプリを無料でダウンロードすることでプリント又はスキャンが行える。写真印刷の場合は、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定(MAXIFY MB2730 スマートフォンとの接続は、無線LAN(Wi-Fi)で行うが、無線LANルーターを経由する方法と、ダイレクトに接続する「Wi-Fiダイレクト」(キヤノンはダイレクト接続)が選べる。無線LANルーターを経由する方が、機能面でも制限が無く、印刷する度にプリンターと接続と切断を繰り返すのWi-Fiダイレクトと比べると便利なので、こちらを利用するのがお勧めだが、無線LANルーターが無い環境で使用する場合や、一時的に同じネットワークに入っていない他人にプリンターを使わせる場合にWi-Fiダイレクトは便利だ。Wi-Fiダイレクトの接続設定は手動でもそれほど難しくは無いが、PX-M780F また、PX-M780F さらに、クラウドとの連携機能は3機種とも搭載されている。プリントの場合、オンラインストレージのファイルを印刷できるほか、PX-M780F さらにネットワークを利用したプリント機能として、PX-M780F | ||||||
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濃度調整 |
濃度調整 |
濃度調整 |
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影消しコピー パンチ穴消しコピー ソート(1部ごと)コピー |
影消しコピー パンチ穴消しコピー ソート(1部ごと)コピー |
枠消しコピー IDコピー コピー予約 |
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コピー機能を見てみよう。単純なコピー機能としては、3機種とも単純な等倍コピーだけでなく、原稿サイズを自動で認識し用紙サイズに合わせて拡大縮小する「オートフィット」機能や、原稿と印刷する用紙サイズの組み合わせを指定して拡大縮小コピーが行う「定型変倍」機能、さらに25〜400%の間で1%刻みで拡大縮小コピーが行える機能を搭載した高性能な物だ。また、3機種とも2枚又は4枚の原稿を1枚に縮小してコピーする機能にも対応する。 その他、濃度調整機能は3機種とも搭載する。また、プレビューも3機種とも行え、コピー前に原稿を確認できるため失敗が少なくなるほか、プレビュー画像を見て拡大・縮小率を調整できる。 その他、PX-M780F | ||||||
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8dot/mm×7.7本/mm(精細) 8dot/mm×15.4本/mm(高精細) 16dot/mm×15.4本/mm(超高精細) |
8dot/mm×7.7本/mm(精細) 8dot/mm×15.4本/mm(高精細) 16dot/mm×15.4本/mm(超高精細) |
8dot/mm×7.7本/mm(ファイン) 300×300dpi(ファインEX) |
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ファクス機能も基本はほぼ同等だが、細かなところで違いが出ている。3機種ともスーパーG3に対応しており、モノクロ、カラーファクスを行う事が出来る。ADFを搭載しているため、複数枚の原稿の送信も便利である。33.6Kbpsで通信可能であり、その場合の伝送速度はモノクロで約3秒となる。また読取走査線密度はモノクロで8dot/mm×3.85本/mmの標準モード、8dot/mm×7.7本/mmの精細(ファイン)モードは全機種が備えている。加えてPX-M780F | ||||||
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(角度調整可) |
(角度調整可) |
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(角度調整可) |
(角度調整可) |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
(ダイレクト接続対応) |
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MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.8.5〜 |
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(前面給紙カセット伸張時463×459×320mm) |
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操作パネルを見てみよう。3機種ともタッチパネル液晶を採用している。液晶サイズもPX-M780F 一方、MAXIFY MB5130は基本はタッチパネル液晶を利用するが、電源ボタンの他に、「ホーム」「戻る」「カラースタート」「モノクロスタート」「ストップ」の各ボタンは物理ボタンで用意している。PX-M780F インターフェースは3機種ともUSB2.0に加えて、ネットワーク接続に対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルーターで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。そんな人にはネットワーク接続機能によりどのパソコンでもプリントできるのは非常に便利だろう。無線LANだけでなく有線LANにも対応しているため、ルーターが近い場合や、壁にLANコネクタが用意されている場合、無線LANでは不安定な場合などにも安心だ。一方、無線LANはWi-Fiダイレクト(キャノンでは名称はダイレクト接続)に対応しているため、無線LANルーターの無い環境でも、スマートフォンやタブレットと直接Wi-Fi接続が可能となっているのも便利な点だ。 対応OSはPX-M780F 本体サイズを見てみよう。コンパクトさが追求される家庭向けプリンターと比べて、ビジネスプリンターは速度や給紙枚数の多さ、高耐久性が求められるため、大型になりがちだ。家庭用複合機の上位機種EP-882Aの場合349×340×142mmとなっており、これと比較してみよう。PX-M780F この3機種は、機能面では思いの外似ている事が分かる。文書向けの4色顔料インクで、高速印刷、前面給紙カセットで、自動両面印刷にも対応、スキャナーは片面ADF付きでファクス機能にも大きな差は無い。その点では非常に選びにくいと言える。まず、同じ価格のPX-M780F (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/ |
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