2019年末時点のプリンター 〜エプソンとキャノンのプリンターを比較〜 (2020年8月15日公開)
A3単機能機の中で、プロ向けでない製品である5機種を比較する。価格的には5万円以下となるが、エプソンはEP-50V |
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シアン マゼンタ イエロー レッド グレー |
シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
染料ブラック グレー シアン マゼンタ イエロー |
染料ブラック シアン マゼンタ イエロー |
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(つよインク200) |
(つよインク200X) |
(ChromaLife100+) |
(ChromaLife100+) |
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74番(標準容量) |
350/351(標準容量) |
350/351(標準容量) 355XXL(特大容量・顔料ブラックのみ) |
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ブラック:800ノズル |
ブラック:360ノズル |
Y/染料BK:各512ノズル 顔料BK:1024ノズル |
Y/染料BK:各512ノズル 顔料BK:1024ノズル |
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まずはプリントの基本となる画質と速度、印刷コストから見ていこう。まずは写真画質である。最も画質が高いのはEP-50V 一方、文書印刷(普通紙への印刷)の画質となると、大きく異なる。普通紙印刷の場合、染料インクでは用紙上で広がってしまうため、シャープさが弱くなり、文字や線が太くなるほか、中抜き文字や小さな文字が潰れたり、写真のメリハリが弱くなる。また耐水性が弱いため濡らしてしまったり濡れた手で触るとにじんでしまう。顔料インクではこういったことは無く、普通紙にもシャープな印刷ができる他、耐水性も高い。このことから、EP-50V なお、インクだがそれぞれ特徴的だ、EP-50V 印刷スピードを見てみよう。まずはL判写真フチなしである。EP-50V 一方、文書の印刷速度(普通紙への印刷速度)はEP-50V 印刷コストを見てみよう。まず、L版写真フチなしの印刷コストである。EP-50V 文書の印刷コストとなると状況が少し変わる。、EP-50V |
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(セット可能枚数(普通紙/ハガキ/写真用紙)) |
(50枚/20枚/20枚) (0.6mm厚紙対応) |
(1枚/1枚/1枚) |
(50枚/20枚/20枚) |
(150枚/40枚/20枚) |
(150枚/40枚/20枚) |
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A4まで (200枚/65枚/50枚) |
(250枚/50枚/20枚) 【カセット下段】 普通紙のみ・B5〜A3 (250/−/−) |
A4まで (200枚/65枚/50枚) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。対応する用紙は、最大サイズは5機種ともA3ノビとなっているが、最小サイズはEP-50V ちなみに、ハガキや写真用紙のセット可能枚数も見てみよう。EP-50V 一方 排紙トレイで便利なのが、EP-50V EP-50V |
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(USB接続時のみ) |
(USB接続時のみ) |
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その他、プリントの付加機能を見てみよう。自動両面印刷機能はEP-50V その他の便利機能として、EP-50V |
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Android 5.0以降 |
Android 5.0以降 |
Android 5.0以降 |
Android 4.4以降 |
Android 4.4以降 |
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スマートフォンとの連携機能は5機種とも搭載しており、iOSとAndroid端末に対応している。いずれも、専用のアプリを無料でダウンロードすることで行える。メインで使用すると思われる写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定まで行えるため、スマートフォンで撮影した写真を手軽に印刷できる。さらにドキュメント印刷にも対応している。PDF/Word/Excel/PowerPointといった主要なファイルに対応している他、Webページの印刷もでき便利だ。接続は無線LAN(Wi-Fi)を利用するが、無線LANルーターを経由する方法と、プリンターと直接接続するWi-Fiダイレクトが一般的だ。エプソンの3機種は両方に対応しているが、キャノンの2機種はWi-Fiダイレクトには非対応で、無線LANルーターが必須となる。無線LANルーターを経由する方が、機能面でも制限が無く、印刷する度にプリンターと接続と切断を繰り返すのWi-Fiダイレクトと比べると便利なので、こちらを利用するのがお勧めだが、無線LANルーターが無い環境で使用する場合や、一時的に同じネットワークに入っていない他人にプリンターを使わせる場合にWi-Fiダイレクトは便利だ。Wi-Fiダイレクトの接続設定は手動でもそれほど難しくは無いが、PX-S5080 エプソンの3機種はスマートスピーカーにも対応する。AlexaとGoogleアシスタント対応端末に対応しており、声だけでテンプレートを印刷させることができる。2019年12月現在でデザインペーパー、フォトプロップス、カレンダー、ノート、方眼紙、五線譜などのエプソン独自のものと、Alexaに登録された買い物リスト、やることリストなどの印刷に対応する。 また、EP-50V それ以外にも、ネットワークを利用した機能として、印刷したい写真や文書をメールに添付してEP-50V |
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(90度角度調整可) |
(90度角度調整可) |
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(90度角度調整可) |
(90度角度調整可) |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
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MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
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最近では単機能プリンターでも操作パネルを備える機種が増えてきているが、EP-50V インターフェースは5機種ともUSB2.0に加えてネットワーク接続が可能だ。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルーターで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。そんな人には、家庭内のどのパソコンからでも印刷できるため非常に便利だろう。ただしPIXUS iP8730 また、5機種ともスマートフォンやタブレットからの印刷にも対応しているが、無線LANルーターの無い環境でも、スマートフォンやタブレットと直接Wi-Fi接続が可能なWi-Fiダイレクトに対応しているのはEP-50V 対応OSは5機種ともWindows 10/8.1/8/7/Vista/XPとMacOS 10.6.8以降となる。Windows XPはSP3が必要だ。PIXUS iP8730 本体サイズは、EP-50V この5機種を見ると、発売が新しいEP-50V ただ、惜しいのは写真と文書それぞれに特化しすぎている事だ。両方ともまんべんなく使いたいという人にはPIXUS iP8730 以上より、写真印刷ならEP-50V (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/ |
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