2020年春・夏時点のプリンター 〜エプソンとキャノンのプリンターを比較〜 (2020年11月27日公開)
モバイル・コンパクトプリンターといっても、大きく見ると違いがある。エプソンのPX-S06 |
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シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
染料ブラック シアン マゼンタ イエロー |
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(つよインク200X) |
(つよインク200) |
(ChromaLife100) |
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ブラック:180ノズル |
Y/染料BK:各256ノズル 顔料BK:320ノズル |
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4.0ipm(外付けバッテリー) 2.0ipm(内蔵バッテリー) |
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7.0ipm(外付けバッテリー) 3.5ipm(内蔵バッテリー) |
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まずはプリントの基本となる画質と速度、印刷コストから見ていこう。PX-S06 一方、PF-71 最後にTR153 ちなみにインクカートリッジは、本体がコンパクトということもあり各色独立というわけにはいかない。PF-71 印刷速度を見てみよう。まずは写真印刷速度である。PX-S06 一方、A4普通紙への文書印刷速度を見てみよう。A4サイズのプリントできるPX-S06 印刷コストを見てみよう。L判写真印刷を見ると、PX-S06 |
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フチなし印刷はL判/KG/ハガキ/ハイビジョン/名刺のみ |
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(セット可能枚数(普通紙/ハガキ/写真用紙)) |
(20枚/5枚/5枚) |
(50枚/20枚/20枚) (0.6mm厚紙対応) |
(50枚/20枚/10枚) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。対応用紙は、PX-S06 3機種ともセットした用紙の種類とサイズを登録する機能を備えている。液晶ディスプレイでメニューから登録も可能だが、用紙をセットした際に自動的に確認画面が表示されるため(表示されないようにも出来る)、異なる用紙をセットした場合は変更する。すると、印刷時に設定と異なった場合に警告メッセージを表示してくれる。用紙とインクの無駄が出ないよう細かな配慮がなされている。 |
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その他、プリントの付加機能を見てみよう。コンパクトな本体であるため、自動両面印刷やCD/DVD/Blu-rayレーベル印刷機能は搭載していない。一方で写真印刷時に写真を自動補正する機能は3機種とも備えている。エプソンの2機種が備える「オートフォトファイン!EX」は顔を自動判別し、シーンに合った補正をするもので、逆光写真や色かぶりも自然に補正してくれる。一方TR153 インクが切れた場合の対応だが、PX-S06 設定した時間で自動で電源をオフにする機能は3機種とも搭載する。一方、プリントが実行されると自動的に電源がオンになる機能はPF-71 一方、PX-S06 |
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(外付けHDD/外付けDVDドライブ対応) |
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フチあり/フチなし 赤目補正 シャープネス フィルター(モノクロ/セピア) |
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(10MB×5件・プリントデーターとして保存) |
ダイレクト印刷機能を見てみよう。メモリーカードからのダイレクトプリントはPF-71 ダイレクト印刷時はフチあり・フチなしの選択と赤目補正機能は当然として、一部を拡大して印刷するトリミング機能の他、シャープネスの調整や、セピア調やモノクロのフィルターにも対応しており単体でも様々な設定ができるようになっている。さらにSDカードの内容を、USBメモリーや外付けHDDにバックアップする機能も搭載しており、パソコン無しでもプリントからバックアップまで一通り行える点では便利だ。 一方、TR153 |
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Android 5.0以降 |
Android 5.0以降 |
Android 4.4以降 |
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スマートフォン・クラウド対応機能を見てみよう。3機種ともiOSとAndroid端末に対応している。いずれも、専用のアプリを無料でダウンロードすることでプリント又はスキャンが行える。写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定まで行えるため、スマートフォンで撮影した写真を手軽に印刷できる。一方、ドキュメント印刷の場合、PDF/Word/Excel/PowerPointといった主要なファイルに対応している他、Webページの印刷もでき便利だ。なお、iPhoneやiPadの場合、AirPrintを利用したプリントも可能だ。 スマートフォンとの接続は、無線LAN(Wi-Fi)で行うが、無線LANルーターを経由する方法と、ダイレクトに接続する「Wi-Fiダイレクト」(TR153 また、PX-S06 クラウドとの連携機能も3機種とも搭載されており、オンラインストレージのファイルを印刷したり、SNSの写真をコメント付きで印刷する事ができる。またTR153 さらにネットワークを利用したプリント機能として、PX-S06 |
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(角度調整可) |
(モノクロ) |
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(MicroUSB) |
(MicroUSB) |
(Type-C) |
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(5GHz帯対応) (Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
(5GHz帯対応) (ダイレクト接続対応) |
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内蔵バッテリー 外付けバッテリー(別売)USB(1.5A未満は充電) |
外付けバッテリー(別売) USB(充電のみ) |
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100枚(モノクロ) 50枚(カラー) 【外付バッテリー】 740枚(モノクロ) 360枚(カラー) |
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2.5時間(AC電源/USB 1.5A) 10時間(USB 0.5A) 【外付バッテリー】 2.5時間(AC電源) |
5時間(USB 1.5A) |
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MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
Mac OS 10.11.6〜 (AirPrint利用) |
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(外付けバッテリー装着時:309×184×61mm) |
(外付けバッテリー装着時:322×210×66mm) |
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(外付けバッテリー装着時:2.0kg) |
(外付けバッテリー装着時:2.3kg) |
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操作パネルと液晶ディスプレイを見てみよう。PX-S06 インターフェースは3機種ともUSB2.0に対応している他、無線LANにも対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルーターで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。屋外でもモバイルルーターを使用している場合もあるだろう。そういった場合に複数のパソコンからでもワイヤレスでプリントできるのは非常に便利だろう。またネットワーク接続をすればスマートフォンやタブレットからの印刷も可能となる。またWi-Fiダイレクト(TR153 対応OSを見てみよう。PX-S06 本体の耐久枚数は、PX-S06 それではバッテリー駆動と充電・給電について見ていこう。一番シンプルなPF-71 ではプリンター本体への給電と、バッテリーへの充電はどう言った方法が用意されているのだろうか。まず付属のACアダプターでの給電はもちろん可能だ。さらに、PX-S06 このように、充電・給電に関してはそれぞれに特徴があり複雑な状況だ。PX-S06 本体サイズは、PX-S06 このように、モバイル・コンパクトプリンターと言っても、そのサイズやコンセプトはそれぞれ異なる。A4サイズまでのプリントが必要だったり、バッテリー駆動が必要ならPX-S06 (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/
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