ピグマリオンの末裔たち
- 日本でも「エルミタージュ展」という催し物で絵画の展示がされることはあるのですが、彫刻まで来ることは少ないので、今回はエルミタージュ美術館にある彫刻を中心に紹介していきましょう。
- 絵画の写真も撮るには撮ったのですが、窓からの光やシャンデリアの明かりが反射しまくった写真ばかりで、載せられるものがほとんどないのです。

- ラファエロの弟子ロレンツェッティ作「イルカと少年」
- この部屋はThe Majolica
Room マジョリカの部屋。マジョリカ焼きやラファエロの聖母子像が飾られています。


- ミケランジェロの「うずくまる少年」

- 画像が小さくてわかりにくいですが、ジュゼッペ・マッツォーラ作「アドニス」
- この部屋は天窓とイタリア絵画で飾られているので、The
Large Italian Skylight Hall 大きなイタリア天窓の間と呼ばれています。
- 大きな花瓶とテーブルは孔雀石です。

- 対になっているのがこちら。The Small Italian Skylight
Hall 小さなイタリア天窓の間。
- けっして小さいとは思えません。
- こちらの花瓶とテーブルはラピスラズリの花瓶です。

- そしていよいよ、この階段の両側に林立する彫刻群。

- まずは、アダモ・タドリーニ作「ガニメデ」
- あとで紹介するカノーヴァのお弟子さんです。

- ジョヴァンニ・デュプレ作「カイン」と「アベル」

- 左が「カイン」で

- 右が「アベル」です。

- そして、アントニオ・カノーヴァ作 「アモールとプシュケ」

- どこから見ても美しいです。

- さて、間違い探しです。
- 同じカノーヴァ作の「アモールとプシュケ」がルーブル美術館にもありますが、どこが違うでしょう?

- こちらもカノーヴァ作「パリス」

- このヘルメスは誰のかな。
- このあたりで、昼食のために1階のカフェへ。
- そして、また大使の階段で2階に。エルミタージュでもっとも大きい冬宮の部分を回ります。

- The 1812 War
Gallery 1812年のギャラリー。
- 「戦争と平和」でおなじみのナポレオン戦争。でも、トルストイ好きじゃないし。
- 天井は文句なしに素敵です。

- The Room of French Applied Art of the Mid- and Late 18th
Century
- 丸天井のかわいい部屋。とは言え、かなり広い。どうも大きさの感覚が狂います。

- The White Hall 白の間。

- 暖炉ですね。

- The Golden Drawing-Room 黄金の客間。

- The Boudoir 皇后の私室。

- 1階に降りてきました。これ以上降りられません。

- The Hall of Twenty Columns 20の円柱の間。

- ギリシャの壺。

- 花瓶です。重さは19トン、だそうです。
- ええと、19トンって…1トンは1000sだから19000sか。って、さっぱりわかりません。
- あ、マツコ・デラックスが120人以上?よくわかりました。

- The Jupiter Hall ジュピターの間。

- ローマ時代のジュピター像。部屋の主です。
- 前日、ホテルでデジカメの充電をしておいたのに、電池がなくなってきて後半の写真が極端に少ないです。
- エルミタージュ、恐るべし。

- 美術館を出ると馬車が出迎えていました。
- でも、あれに乗って帰るわけではありません。
- この後、ネヴァ川沿いに対岸の建物を眺めながらデカブリスト広場へ向かいます。
- 対岸にも多くの有名な建物があります。メンシコフ宮殿もその一つ。
- 名優オレグ・メンシコフと何かかかわりはあるのでしょうか。

- デカブリスト広場の青銅の騎士です。
- 馬のおなかの血管がリアルです。
- とってもよく歩いたので、翌日に備えてスーパー・マーケットに寄ってからホテルに帰りました。
- ところで、サンクト・ペテルブルクのスーパー・マーケットと言えば、これです。

- え?それは何かって?
- だから、スーパー・マーケット。

- ほらね。

- 中はこんな感じです。
- ※サンクト・ペテルブルクのすべてのスーパー・マーケットがこうだというわけではありません
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