ケガ・病気

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Last update: 1997.09.15

アロワナのケガとしては、やはり暴れた時に蓋や流木にぶつけたりして 鱗が剥がれたり、ヒッカキ傷ができることが多いです。 これは水質が極端に悪くなければ、ほっておけば大丈夫です。 薬品を使う場合には、かならず規定よりも5〜10倍程度は薄目にして下さい。 古代魚は一般に薬品に弱い傾向があります。

水質が悪くなると、ヒゲや鰭の一部が落ちることがあります。 これは水質がよくなると自然に再生します。

あと、よくあるのは拒食症です。 一度かかると、がんとして餌を受け付けなくなります。 うちのアロワナもほぼ1カ月(!)、何も食べなかったことがあります。 水質やストレスが原因といわれていますが、 ショップのおやじに聞いた話しでは、「週に一日程度、餌をやらない日を決める」 ことが一番の予防だそうです。 ちなみにうちのアロワナは、1カ月餌を食べなかった後、 全換水をしたら食べるようになりました。

最後に、これは病気ではありませんが、特にシルバーアロワナにおいて、 眼球が垂れ下がるという症状が一般に見られます。 これもいろいろ言われていますが、今のところ原因不明です。 うちのアロワナも両目とも垂れています。 これは、こういうもんだと思っています。

まあ、とにかく一旦大きくなったアロワナは、滅多なことでは死にません。 病気かな、と思ったら、餌を止めて水質をチェックするなり、 部分換水をするなりすれば十分対応できます。 普段からよく観察し、異常があれば早く気づくように心がけましょう。

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