水槽の設置

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Last update: 1997.09.15

次は水槽のセットアップです。 まず注意しなければならないのは、 水を入れた水槽は、とんでもない重さになるということです。 下手に設置すると、床が抜けてしまいかねません。 設置する床をコンコンと叩いて、丈夫な梁がある場所を選んで設置します。 床が傾いている場合もあるので、水槽が水平になるように、 木の板を敷くなどして調整します。

水槽の設置が終ったら、水を入れます。 前述のように、アロワナにはあまり水深は必要ありません。 30〜40cm もあれば十分でしょう。 それよりも、ときどき水面からジャンプすることがありますから、 水面と蓋の間になるべく空間をとる方がいいです。 また、大型魚のため排泄物もかなりの量になります。 趣味にもよりますが、水質の管理を考えると、 底砂を敷かずにベアタンクで飼った方がいいかも知れません。 (私も昔は大磯砂を敷いて、アマゾンソードを植えていましたが、 すぐに底砂の間に汚れがたまるのでやめました。)

水槽のフタはかならずしましょう。 フタはアクリルでもガラスでも結構ですが、 上に重しを載せておいた方がよいでしょう。うちでは、水を入れたペットボトルを転がしています。 アロワナは力が強いので、水面からジャンプしたときに、 フタが軽いと水槽から飛び出してしまいかねません。 うちでも一度、夜中に突然水槽から飛び出してバタバタやっているのを、 あわてて保護したことがあります。 大切な魚を干物にしたくなければ、くれぐれも注意です。

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阪神大震災のときは、幸いにも私の住んでいるところは震度3程度ですみ、 水槽も蓋がはずれた(アロワナがびっくりして跳ね飛ばしたのだと思います) 以外は無事で、水もこぼれませんでした。 揺れの方向に対し、 水槽の向きが縦になっていたことも幸いしたと思います。 震災の後、熱帯魚ショップでは水槽を台に固定する金具も売られるようになりました。 地震の多い地方の方は使った方がいいかも知れません。