とにかくこの辺は花が多く、紅白の花の競演である。頭上にも花が覆いかぶさり、花のトンネルになってきた。感激だ! 来た甲斐があった。しばし撮影タイムとなった。
そして、またしばらく歩くと撮影タイム。なかなか前へ進まない。
途中で、何気なく腕時計を見てハッとした。山頂から犬越路まで1時間40分のコースを、もう2時間以上もかかっているのに、まだ犬越路の避難小屋は見えない。終バスに乗れるかどうか、かなり怪しくなって来た。ピッチを上げ、犬越路まで一気に駆け下りた。
(写真右:犬越路からやっと見えた檜洞丸
犬越路へ15時39分着。ここから自然教室のバス停までコースタイムで1時間20分かかる。コースタイムで下っても終バス(17:05)にギリギリである。本当に休憩なしで下れるだろうか。
しかし、諦める訳にはいかない。全員、気合を入れ、トップギアで駆け下りた。バス停へ着いたのは発車7分前だった。
そんなせわしい下山になってしまったが、新松田の駅前にあった小さなヤキトリ屋で飲んだ生ビールが最高に旨かった。今回は花もビールもヤキトリも最高だった。
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