イワウチワ・カタクリ紀行・・2/2
2018年4月1日(日)
一面に咲くカタクリの花
富山のイワウチワを見て、広重美術館へ寄ってからカタクリ公園へやって来た。三和神社の駐車場は、ほぼ満車状態だった。駐車料金は500円なり。
入口の案内板には、「関東最大規模のカタクリ群生地」と書いてあった。関東一のカタクリとは、どれほどのものか期待が膨らむ!
まずは、カタクリ群生地へ向かって行く。カタクリは花に陽が当たらないと開かないが、もうこれだけ陽が高くなればバッチリ開いているに違いない。
2、3分も登って行くと、山の斜面全体を覆い隠すように、カタクリが咲いていた。一斉に歓声が上がる。
写真を撮りながら木道を進んで行く。
私の前を行くご夫婦は、写真も撮らずにサッサッと歩いて行くが、我々は撮影タイムが長いので、なかなか前へ進まない。
カタクリといえば、佐野の三毳山へ行ったことがあるが、三毳山とは比較にならない。ここは関東一というだけあって、規模も大きく、花の密度も濃い。地元の下野新聞によれば100万株あるというから凄い訳だ。
休憩所を過ぎると急斜面になり、木道から一般道になった。標識には、「ミズバショウの群生地」とあるが、尾根の上にミズバショウがあるのだろうか。
息を切らして尾根へ出ると、弁当を広げている人達が大勢いた。
「ミズバショウの群生地」は、そこから下って行く。当然といえば当然だ。尾根にミズバショウが咲く訳がない。ここを下った沢筋に咲いているのだろう。出来ればザゼンソウも見たい!
下りの斜面にもカタクリが咲いていた。イワウチワの場合は北斜面にしか咲かないと聞くが、カタクリの場合は、北も南も関係ないようだ。
予想通り、沢沿いまで来るとミズバショウがあった。「ミズバショウがあったぞ〜〜!」
ミズバショウは、2列にお行儀よく生えており、なんとなく人工的な匂いがした。花も盛りを過ぎていた。
ザゼンソウには会えなかったが、今年はもう終わってしまったのだろう。
いずれにしても、今回は「日本一のイワウチワ」と「関東一のカタクリ」を見ることが出来て大満足だ。予定を一週間早めて来て大正解だった。まさに花は真っ盛り。最高のお花見紀行となった。
(関係者の皆さん、ありがとうございました)