針ノ木小屋600〜708針ノ木岳725〜813針ノ木小屋830〜1128大沢小屋1150〜1312扇沢 |
水だけをアタックザックに詰め込んで外へ出た。そして、小屋の正面に見える槍穂を眺める。今日もいい天気だ。 6時ジャストに出発。 |
右手には、今日、行く予定だった赤沢岳や鳴沢岳、岩小屋沢岳が見える。 さらに遠くには爺や鹿島槍が朝の澄んだ空にクッキリと見える。 左手後方には、手前にドカンと北葛岳と七倉岳が並び、その奥には槍穂を中心に北アルプス南部の山々が見える。まさに最高の展望だ! |
右手の斜面にはお花畑が広がった。シナノキンバイの群落だ! それに、針ノ木とスバリ岳の鞍部から剱が顔を出した(写真右)。 |
ついに針ノ木岳山頂へ到着。40年振り2回目の登頂だ。 山頂は団体さんや他の登山者で大賑わいだ。私は山頂からわずかに戻った所で休憩。展望を楽しみながら水分をたっぷり補給。 そして自宅へ予定を変更して今日帰ることを電話で伝える。しかし、キャンセルを伝えなければならない新越山荘は圏外で繋がらなかった。 |
ここから正面に見える蓮華岳がデカイ。 |
雪渓まで行くと、登って来る人達が列をなしていた。今日は小屋も混雑して大変だろう。 森林の木陰でアイゼンを着け、一服してもなかなか気合が入らない。 「花の百名山」の著者、田中澄江さんは、『仕事の疲れは山でとる』と言っていたが、凡人にはそんなことは出来ず、「普段の疲れ」+「山の疲れ」でグッタリだ! ゆっくりと雪渓を下って行った。 続々と登って来る登山者に、「雪渓の先端まであとどの位か?」と聞かれる。やはり暑くて皆シンドイのだろう。 |
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