【紅葉紀行】
平標山たいらっぴょうやま(1,983m)〜仙ノ倉山せんのくらやま(2,026m) 2/2
2025年10月8日(水)
(コースタイムは参考になりません)
平標山ノ家635〜813平標山830〜845前仙ノ倉山〜1010仙ノ倉山1030〜1158平標山(昼食)1225〜1428松手山1435〜1711平標山駐車場

 朝起きて外へ出てみると、ちょうどご来光が昇るところだった。少し雲がかかっていたが、いい天気になりそうだ。

 6時からの朝食を頂いて、6時35分出発。

 小屋の脇から急な木段を登って行く。

 次第に紅葉が見えるようになって来た。バンザ〜イ! こうでなくちゃあ〜! と歓声をあげる。


 急登の階段を心臓をバグバグさせながら登って行くと、さらに展望が開けて来た。右手にこれから行く仙ノ倉山、背後に軍艦のような苗場山が見えてきた。

(平標山の山頂までもう少し)

(手前が前仙ノ倉山、真ん中が仙ノ倉山)

(軍艦のような苗場山)

 やっと平標山へ着いた。

 山頂からは遠く富士山まで見えた。

 平標から仙ノ倉山へ行くため急な階段を下って行く。この辺は高山植物が多いことで知られる。私も一度来たことがあるが、その時は花の最盛期を過ぎていた。

 今日はその高山植物の紅葉が真っ盛りだ!


(チングルマ)

(ハクサンイチゲ)

(?)

 9月末に登った方のレポートでは、前仙ノ倉山の紅葉が素晴らしいと書いてあったが、強風雨で散ってしまったようだ。

 わずかに残った紅葉を愛でながら仙ノ倉山へ到着。
 日本二百名山の山頂へ2度目の登頂である。



 再び平標山へ戻って昼食。

 これから行く松手山方面(写真)を見ると、手前のピークが格好いい。あのピークに名前が無いのは残念だ。

 平標山からグーンと下って登り返して行く。

 

 この辺は標高が低いので紅葉も良くなって来た。


 八合目の標識を過ぎた所から下って来た山を振り返る。あの紅葉の中を下って来た訳だ!

 七合目から30分ほど下って、やっと松手山へ着いた。紅葉もここが見納めのようだ。


 ここからは日没との争いである。熊に怯えながら必死に急坂を下って行く。

 あと10分位で駐車場だろうという所で10人位の団体さんに追い越された。今朝、谷川の肩の小屋から来たという。ガイドさんが2人ついたツアーだという。

 我々の前を行ってくれて助かった。熊の恐怖が薄らいだからだ。団体さん、ありがとう!  
   
仙ノ倉山へ戻る