(1,265m、群馬県)
自宅445−605川越IC−下仁田IC−(R254−R45−R93−R201)−754線ケ滝駐車場810〜815分岐〜853ベンチ休憩900〜923稜線〜942東立岩945〜958稜線〜1036山頂(昼食)1110〜 |
今回は群馬県の
この山も前回の二子山と同じ岩山なので、少々緊張するがスリルと展望が楽しめそうだ。
朝4時45分に自宅を出発。
まずはR16で川越ICから関越道に乗り、下仁田ICを目指して行く。
上信越道へ入ると、右前方に妙義山が見えて来た。いやが上にも目が引き付けられる。見るからに地獄の針の山だ。写真を撮りたいが1人では写真も撮れない。
下仁田ICを降りると、今度は正面にゴツン、ゴツンとした2つのコブ山が見えて来た。 下仁田からは |
やっと立岩が見えて来た。凄い迫力だ。垂直の壁は荒船山の艫岩のように見える。あれが東立岩だから、登山口はもう少し左へ進むのだろう。 すぐに星尾橋があった。ガイドブックに『ここを左に登って行くと立岩の展望が良い』と書いてあったので、私も左側の細い道を登って行った。すぐに民家があって驚いた。こんな急斜面に民家が・・・。車を止めて外へ出ると、ネットで何度も見たことがある「西上州のドロミテ」と言われる風景がまさに目の前にあった。 |
(西上州のドロミテと言われている風景) |
(立岩をズーム) |
線ケ滝の東屋を過ぎた先に駐車場があった。ここが林道の行き止まりで登山口になっている。先客の横浜ナンバーの車が1台止まっていた。そして、私が準備をしている間にもう1台入って来た。茨城から来たという男女5人のグループだった。
(写真は林道終点から林道と駐車場を見たモノ) |
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8時10分発。 駐車場の奥に登山ポストがあり、その周りには「クマ出没」や「クマ出没注意」の看板がやたらと目立つ。 登山ポストのすぐ裏の橋を渡って、5、6mも行くと地蔵があり、星尾峠との分岐になっていた。地蔵さんは、「登山者守り地蔵」と書かれていたので山の安全を願って手を合わせ、分岐を右の「 |
前方に岩壁が見えて来た。凄い。まるで城塞のようだ。その岩壁に一歩一歩近づいて行く。凄い迫力だ。 |
岩壁と岩壁の間を登って行く。右が東立岩の岩壁で左が西立岩の岩壁だ。 昔、西穂高の天狗沢を下ったことがあるが、あの時は凄いガレ場を下ったが、ここは迫力や高度差はないものの、あの天狗沢を登っているような感じさえする。 |
(え、あれを攀じ登るのか?) |
(右手に鎖が! 下からは鎖が見えない) |
このバンドを登り切ると、すぐに稜線へ出た。そして右手に東立岩が見えた。私は迷わず東立岩へ行くことにした。東立岩へのコースは地図には載っていないが、踏み跡程度の道があると聞いていたからだ。 まずは、ササヤブの中にあった獣道のような踏み跡をたどってササを掻き分けて行く。ササはすぐに無くなった。 | |
そして岩(写真)の右側を木に掴まりながら登ると痩せた稜線へ出た。ここからは、もう散りかけたミツバツツジの花を見ながら、わずかなアップダウンを繰り返えしながら左へ進んで行く。
(この岩の左側にもルートがあり、すぐに合流する) | |
ツツジなどが多い急登を登り詰めると山頂らしき岩場(写真)へ出た。しかし、何の標識もない。 ここから見る西立岩の絶壁が凄い。前回の二子山の東岳から西岳を見た感じに似ているが、樹木が多く全景が見えないのが残念だった。 さらに道が続いていたので進んでみた。10mほど行くと少し低いが平坦で開けた所があった。10人位なら座って休めそうだ。ここからは絶壁になっていた。眼下に集落が見えた。 |