祝島の日々 2002


クリスマスプレゼント
祝島小中学校の児童・生徒と先生方が、サンタやトナカイになって
祝島にちょっと早いクリスマスを届けて回りました

上の写真は、西方の山本商店の前で
「We Wish You a Merry Christmas」を歌っているところです
島のおばちゃんや、おばあちゃんたちも大喜びでした
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祝島漁協の前でも「We Wish You a Merry Christmas」を熱唱
歌の後は、クリスマスカードとプレゼントをいただきました

最後は全員で記念撮影

祝島小中学校の皆さん、ありがとうございました
                           (撮影 12/18)



船おろし
本日(12/16)は大安です
祝島の船大工、新庄さんが夏から造っていた船の船おろしがありました
船の名前は「航周丸」、注文主の松重さんは大畠町で遊漁船業を営む予定だそうです

祝島で「もちまき」を、という松重さんの意向で「もちまき」も行われ、
久しぶりの海の上からの「もちまき」に、50人以上の人たちが波止場に集まりました

もちをまくのは島の子供、小学6年の「やっちゃん」と中学1年の「涼くん」で、
2人の投げるおもちやお菓子にみんなが争って手を伸ばします

最後の「いわい」(紅白の大きなおもち)は松重さんと新庄さんが投げ、
縁起物なのでみんなが群がり、熾烈な争いになりましたが
今回は島でも一番元気なおばちゃんが見事獲得しました
もちまきの後は、船小屋でストーブを囲んでお神酒で一服
右の写真は、松重さん(左)と新庄さん(右)の2ショットです

船は、18日には大畠に向けて出発する予定です
                             (撮影 12/16)



第二回島の朝市
第2回「島の朝市」が12/15(日)に催されました
この日は、前々日までの時化模様がうその様な、風もなく暖かい小春日和で
来客・売り上げ共に前回の第一回目「朝市」を上回りました
第一回「島の朝市」の様子はこちら

島の人たちの人気は食べ物に集まり、
パンや巻き寿司、お餅にぜんざい、大判焼きなどの他に
祝島名物の石豆腐や島味噌、自家製の漬物なども大人気でした

次回の「島の朝市」は来年の1/12(日)の予定で、
「集いの場」完成記念のもちまきなどがイベントとして計画されています
お時間のある方は、ぜひ御来島ください
                                       (撮影 12/15)



給水船で給水開始
今年は本当に雨が少なく、祝島では水不足が続いています
今日(12/14)、広島から給水船が2隻来て朝7時前から給水作業を始めました
(本当は前日の予定だったのが、強風で延びました)

祝島の長磯にある1500t×4の水タンクに
給水船からホースで直接水を注ぎ込んでいきます
.
底が見えていたタンクに水を入れていきます
2隻の給水船が運んできた合計1500tの水をタンクにすべて移し終わるのに、
11時半までかかりました

これで今年3度目の給水ですが、
お正月を控えていることもあって、今月中にもう一回の給水が予定されています

瀬戸内の離島に水不足はつきものとはいえ、
今年の少雨は本当に異常気象といっていいほどです
                                       (撮影 12/14)



船おろしまであと少し
祝島の船大工、新庄さんの今年2隻目の木造漁船が
船小屋を出ました

ここで塗装などを済ませた後、大畠に行くことになります
船おろしは12月16日(月)の予定で、餅まきなどもあります
                         (撮影 12/5)



びわのつぼみ
びわの木に、つぼみがついています

桜に似た(同じウメ科なので)小さく白い花が咲くのは
まだ一月ほど先になります

満開になると、甘い香りがびわ畑中に漂います
                          (撮影 10/9)



秋なのに桜開花
祝島のお宮の下、学校の裏手にある桜の木に
ポツポツですが、花が咲いています

あまりの少雨で葉が全部落ちてしまったのが原因とか・・・
                          (撮影 10/9)



木造漁船 作業順調
祝島の船大工新庄さんが建造している今年2隻目の木造漁船が
だいぶ出来上がってきました

順調に完成に近づく船を見ながら、新庄さんが一言

「出来あがったら、餅を撒かんにゃあいけんのう」

                          (撮影 10/9)



市町村合併を考える集い その二
「市町村合併を考える集い その二」が開催されました
今回も原発反対派島民だけでなく推進派島民の参加もあり
会場いっぱいの約150人が参加しました

今回は自治研センターから講師を招き
地方自治・住民本位の合併の観点から合併について
約1時間の説明・解説が行われました

「今日の話が一番わかりやすかった」との声も多くあがり
今の時点での合併への賛成・反対は別にして
祝島の人たちの合併への理解がいっそう深まったのではないでしょうか

終了後に祝島選出の山戸・清水両町会議員が挨拶に立ち
合併問題については、原発問題が持ち上がったときに推進した議員のように
大部分の島民の意思を無視して一部の人間の考えで一方的に判断することなく
情報公開と島内での協議を十分にし、その上で判断する事を約束しました
                                  (撮影 10/5)



沈船・漁礁作り
旧母船の沈船・漁礁作りが無事終わりました
最後の沈む瞬間があまりにも早くて撮影できませんでしたが
                          (撮影 10/5)



祝島ふれあい運動会
今年も祝島で運動会が行われました

児童生徒数の減少により
祝島では「祝島ふれあい運動会」として島ぐるみで運動会が行われ、
今年は200名以上の参加者がありました

                           (撮影 9/21 祝島ホームページより転載)



コッコ−の実
今年も祝島にコッコーの実が生りました
今はまだ小さいですが、次第に親指大ほどに大きさになっていきます
11月頃には甘酸っぱい美味しい実になっているでしょう

山にあるコッコーは、自生しているとはいえ、土地は人のものですから
島外から来られた方は勝手に取らないように注意して下さい
                                 (撮影 8/30)



3級ヘルパー講習終了
祝島で20代から70代までの20名が参加して行われた
3級ヘルパー講習の終了式が、本日ありました

講習日が飛び飛びだったとはいえ
40時間以上の講習、訪問介護の見学、デイサービスセンターでの実習と
1ヶ月以上に及ぶ日程の中で、1人の脱落者も出ることなく
参加者全員が無事3級ヘルパーの資格を修得しました

講習の風景

たった20人とはいえ人口660人ほどの島では大きな存在です
今回のヘルパー講習は、祝島の福祉充実への、
そして、「地域の中でお互いが助け合う」という目標へ向けた
大きな第一歩となるのでしょうか
                             (撮影 9/12)



木造漁船造船開始
「木造漁船のできるまで」で紹介している祝島の船大工の新庄さんが
また新しい木造漁船を作り始めました

今回の船は長さは10.5m、幅は2mと前回の船よりはやや小ぶりですが
それでも船小屋をいっぱいに使っての作業になります

完成は12月頃になりそうです
                                    (撮影 9/9)



山口県水産部との意見交換会
9/3の11時から祝島で
祝島漁協と山口県水産部との意見交換会が公開で行われました

漁協の合併問題から、上関原発建設計画への対応
さらには漁業権の切り替え、プレジャーボートや密漁への対策、
加工事業の紹介と意見交換の内容は多岐にわたり
2時間の予定時間では協議しつくせないほどでした

始めは緊張していた出席者(漁協組合員)も
最後には自ら前に出てホワイトボードを使って説明するなどし、
双方積極的な意見交換がされました
                         (撮影 9/3)



市町村合併を考える集い その一
8月28日の夕方より祝島公民館において、
祝島区自治会主催による「市町村合併を考える集い その一」として
県による「市町村合併出前講座」が開かれ、
「山口県地域振興部市町村合併推進室」の山部哲郎次長が講師として来島し、
1時間半にわたって山口県の市町村合併の動きの説明と質疑応答が行われました

祝島の人口600人強の内、参加者が約200人にのぼったこと、
このような催しでは珍しく、原発反対派の島民だけでなく
推進派と言われる人たちも数人参加していた事が
祝島における合併問題への関心の高さを表していました

そして最後に、これからも合併問題について勉強し
議論を深めていく事が全会一致で決定されました

「市町村合併を考える集い その二」も
なるべく早い時期に実施できるよう、計画されています
                                  (撮影 8/28)



干しタコづくり
暑い日が続いています
雨が降らないのは困った事ですが
干しタコづくりにはいい具合です

今年も祝島の夏の風物詩、干しタコづくりが始まりました
夏の暑い日差しと浜風でタコは堅く干し上げられています
                               (撮影 7/30)



夏の海岸清掃
7/20は海の日
朝7時から島内総出で海岸清掃が行われました
                         (撮影 7/20)



ウニの口開け
祝島のウニの口開けは7/9の正午
やや強めの雨にもかかわらず、多くの人がウニ採りに出ました
降雨に加え波も少々高かったため「ウニ採り日和」とはいかず
初日の収穫量は去年ほどではなかったようです
それでも腰に下げた網にはバフンウニがたくさん詰まっていました
                                  (撮影 7/9)



台風シーズン到来
7月に入り、台風のシーズンになってきました
船は漁師の仕事道具かつ、大事な財産
7/3現在、沖縄付近を北上中の台風に備え、祝島の漁師さんたちは
波止場の中で船同士の隙間がないよう並べてしっかり繋いでいます
何事も無く、台風一過となって欲しいものです
                                   (撮影 7/3)



イカ巣籠漁も終わり
6月も終わりに入り、イカ巣籠漁もそろそろ終わりです。
4月から目いっぱい働いて甲イカやタコを獲ったイカ巣籠も、これで今年はお役御免。
梅雨の合間の青空の下、来年のために浜辺や防波堤の上で日干しされています。
                                             (撮影 6/26)



びわの初出荷
今年も祝島の「びわ」の出荷が始まりました。
今年は冬に大きく冷え込む事もなかったおかげでびわの出来もなかなかいいようです。
今週出荷されるびわはまだ「長崎早生」などですが、
来週あたりから「茂木びわ」の出荷も始まりそうです。
                                             (撮影 5/13)



海岸清掃

今日は朝7時前から婦人会による海岸清掃が行われました
浜辺の雑草取りやゴミの掃除、海岸沿いの道の清掃が昼前まで続き、
                  見違えるほどきれいになりました      (撮影 5/12)





小中学校餅つき大会
(2002/1/17)


毎年恒例の小中学校餅つき大会です
小学校の校舎内でPTAや地域の方々も参加して行われました

まず蒸したもち米を杵で潰してからつき始めます
小学生も杵に振り回されずに豪快についていました
中学生はさすがに慣れていて、しっかり腰も入っていてリズムよくついていました



つきあがった餅は地元のおばあちゃんたちがまず延ばして
餅1つ分の大きさに分けます

おばあちゃんたちのアドバイスを聞きながら真剣な顔で餅を丸め、
先生たちもいっしょになって、餡を餅でうまくくるんで餡餅をつくっていました




帰り際に餡餅をたくさんいただいたので、
ちょうど加工場で休憩中だった漁協婦人部のおばちゃんたちといただきました
おばちゃんたちも口々に「美味しい、美味しい」と言って、喜んでいました


こういった小中学校の行事は「祝島中学校ホームページ」でも紹介しています





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