神舞
(かんまい)
2008年は神舞があります!
「祝島神舞」公式ホームページ
(まだ準備中です)
神舞の来歴/2004年「神舞」の日程・スケジュール/2004年の神舞の風景 |
<入船神事>
来歴
伝承によれば、今から1100年以上昔の仁和2年8月、豊後国伊美郷の人たちが、山城国から石清水八幡宮の神様を奉じて海路を使っての帰国の途中、嵐に会って祝島の三浦湾に漂着しました。当時の三浦には三軒の民家がありました。当時の島の生活は苦しいものでしたが、彼らは漂着した一行を心からもてなしました。一行はそのお礼として、神霊を祀って平安を祈願し、貴重な五穀の種を島民に分け与えたといいます。その後、荒神を祭り、太歳の神を祭り、農耕(麦作)を始めたことによって島民の生活は大きく向上しました。 それから島民はそのお礼に、「お種戻し」と称して毎年8月(古くは3月)に伊美別宮社に欠かさず参拝をしました。(お種戻しの様子はこちら) そして4年毎に大分県国見町の伊美別宮社から20余名の神職、里楽師を迎え、祝島を斎場として神恩感謝の合同祭事を行うようになりました。これが、神舞神事の起源です。 神舞神事では大分県と山口県との海上49kmを御座船が往復し、なかでも神様船を中心に大漁旗で飾った櫂伝馬船や奉迎船などが織りなす〈入船・出船神事〉の海上絵巻きはまさに絢爛、勇壮そのものです。上陸後、仮神殿で古式通りに三十三種類の神楽(かぐら)が5日間に渡って奉納されます。 |
2004年の神舞の日程 (8月16〜20日)
神舞スケジュール サムネイル画像でクリックすると拡大します |
<着御祭のあと、奉納される神楽・中能位> |
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2004年の神舞 (↑クリックしてください↑) |
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(写真 藤本自生 「写真集 祝島神舞2000」より) |