オーナーのひとりごと  VOL.
残して欲しいトレッスル橋=餘部鉄橋 '05.10.16〜17 兵庫県・餘部

 以前から行ってみたかった山陰本線の餘部鉄橋。早ければ来春からコンクリート橋への架け替え工事が始まるかもしれないと聞き、またこの夏に行われた塗装工事が終了したとの情報を得て、思い切って一泊の撮影に出かけました。
まずは定番の「お立ち台」から

▲上り2D「はまかぜ2号」
▼上り172D
海側から
 ▲国鉄色が1輌だけ混じったキハ181系上り4D「はまかぜ4号」 ▼餘部駅を出る上り174D(バックに人が写っているところがお立ち台)
餘部駅
 到着後、まずは餘部駅に上がって(この上がりは結構キツかった)、「お立ち台」から普通列車と上り下りのはまかぜ2本を撮影。その後、海側に回り、西側の田んぼの間の道路からと、灯台へ続く道路の途中から撮影しましたが、逆光になって列車がシルエット状になってしまいました。
 再び駅に上がって、鉄橋通過を体験すべく、香住までの往復乗車。香住には、この時期はここで大阪方向へ折り返すはまかぜがいました。この列車が会社帰りに新大阪駅で時々見かけるヤツかと思うと、線路がつながっていることをあらためて実感させられました。
▼駅にある鉄橋の案内板

▲夕暮れどきに民宿の部屋から見上げた下り181D
 この日宿泊したのは、鉄橋のほぼ真下にある、鉄道ファンには有名な民宿「川戸屋」さん。ご存知の方も多いでしょうが、2004年にNHKが放送した「列島縦断最長片道切符の旅」で、関口知宏さんが泊まったところです。
 東京から来られた同宿の方と夕食をとりながらの鉄道談義や、夜9時過ぎに通過する上りの出雲と下りのはまかぜを民宿の前から女将さんと一緒にバルブ撮影、そして朝食前の下り出雲の撮影…と、餘部に来る撮り鉄たちのための旅館のようでした。

         川戸屋さんのHPはコチラから
定番中の定番・早朝7:10分頃に通過する下り3レ「出雲」
      ここにアッブしたフォト以外にもたくさん撮影しています。それらのフォトは「撮り鉄、再び」のページにあります。
      
      餘部訪問記念に「走るトレインバナー」で、餘部鉄橋のイメージを作ってみました。⇒こちらから


VOL.4へ VOL.6へ その他バックナンバーのリストはこちらから