オーナーのひとりごと  VOL.
三たびの「あまるべ」=餘部鉄橋 '06.9.24〜25 兵庫県・餘部

 すでに二度も足を運んでいる、餘部鉄橋。ひととおりのアングルから、写真はすべて撮り尽くしてはいますが、なんとなく、まだ見ていない「表情」があるのでないか。なぜかそんな気がしてなりませんでした。それなら三度目の訪問を…と、思い切って出かけてみました。架け替えがマスコミ等で大きく報道され、イベント列車のない日は、撮り鉄よりも一般観光客が多くなった「あまるべ」でした。
海を絡めたフォトでまとめてみました
▼山側から=上り4D「はまかぜ4号」

▲山側から=上り177D
▼海側から=下り1D「はまかぜ1号」

▲海側から=下り173D
     
                 ▲夜のお立ち台にて@=下り185D             
   夜のお立ち台にてA▼  
     
 餘部に向かう国道の途中に、となり駅の「鎧(よろい)」に行く道があります。過去2回の訪問では行っていないところなので、到着前に寄り道してみました。眼下に漁港と海が見える、なかなか景色のよい駅です。
 この日は連休のせいか、鉄橋下は車やバスがずらりと並んで、観光客がたくさんいました。最初に人混みをさけて、とある人から教えてもらった山側奥の撮影スポットに向かい、海を背景に撮影しました。そして一旦川戸屋さんに車を置いて、今度は海側へ。初めて磯釣りの岩場に降りてみました。
 夕食後、前回できなかった夜のお立ち台からの漁火バックのバルプ撮影に挑戦しましたが、駅までの坂には蛍光灯の照明があったものの、お立ち台は真っ暗で、持参した懐中電灯だけが頼り。誰もいない暗闇は、慣れるまでやや薄気味悪かったです。

▲お立ち台から=保線工事風景
▼お立ち台から=上り160D(始発の4輌編成)
 二日目は、始発の4輌編成とはまかぜをお立ち台から撮影したあと、朝食。そして「さあ出かけよう」と思ったら、鉄橋の下に保線作業員のような集団を発見しました。聞くところによると、鉄橋上の枕木の交換作業とのこと。こういう作業風景も、鉄橋がなくなると見られなくなると思い、地上40mでの作業の様子も撮影してきました。
 そのあとは、主に海側から、あまり撮っていなかったアングルを順次撮影して、帰途につきました。
 鉄道ファンの撮影マナーの悪さが、マスコミで取りざたされていますが、川戸屋さんの女将さんによると、一般観光客のほうがマナーが悪いのでは?とのこと…。私も磯釣りの岩場でアングルを決めてスタンバイしているときに、後から来た実年夫婦に、もろに前方の岩場に居座られたことがありました。
 すっかり観光地化した餘部は、工事着工までこんな状態が続くのでしょうか?
今回のおまけフォト=鎧(よろい)駅
      ここにアッブしたフォト以外にもたくさん撮影しています。それらのフォトは「撮り鉄、再び」のページにあります。
      
      「走るトレインバナー・スペシャル」餘部鉄橋イメージこちらから


VOL.8へ VOL.10へ      その他バックナンバーのリストはこちらから