オーナーのひとりごと   VOL.19
因美線・若桜鉄道"TRAIN+"&津山 '08. 8.23〜24 因美線・若桜鉄道他

 今年はめずらしく夏休みが長くとれることになり、それでは「鉄分吸収!」と、いろいろ調べてみたところ、岡山県・津山の扇形庫の公開と、鳥取県?若桜鉄道のC12走行が、8月の23・24の土日に続くことが分かり、ついでにその間を走る因美線で撮り鉄してみようと思いつき行ってきました。
 因美線は超ローカル線ですが、、JR西日本のキャンペーン「TRAIN+」に2回も入ったり、キハ58国鉄色のみまさかスローライフ号の運転で脚光を浴びました。かつての急行「砂丘」やそのスローライフ号の名撮影スポットを、あちこちのサイトで検索して予定を立て、列車の来ない時間帯は、木造駅舎が多数残る各駅を訪れて、古きよき時代を味わってみるという趣向。 また、津山の扇形庫には、1輌しか製造されなかったDE50が保管されており、一方、若桜鉄道では、圧縮空気という変わった方法で復活させたC12の展示走行ということで、今回のテーマ?は「レトロ」となりました。

 ※みまさかスローライフ号は、今年(2008年)秋も運行されます。詳しくはJR西日本の秋の臨時列車のページをご覧ください。

■■津山機関区扇形庫見学■■
 津山の扇形庫は、特定の日に一般公開されており、係員の説明付きで、鉄道資料室と併せて見学できるようになっていて、結構楽しめます。
 梅小路に次ぐ規模でしかも現役ということですが、実際には保存車輌があるのみで、あとはがらんとしていて、さらに窓も割れて荒れ放題?でした。ただしこの保存車輌が、非常に凝っています。たった1輌しかないDE50・JR四国から展示のためにレンタルしているDE10の1号機、そして餘部鉄橋のみやび転落事故の際に牽引していたDD51-1187号機。できることなら動かして欲しいところですが…。
 さらに併設されている鉄道資料室では、職員OBの方々の閉塞機器の実演などもあり、この日訪れた40名ほどの見学者のみなさんも、興味深く見ていました。
 また、津山機関区も間近に見られますが、キハ120だらけでした。 

↑手前からDE10-1・DE50-1・DD51-1187
↓コンデジ・レトロモードで撮影   
 ↑転車台と扇形庫

       懐かしの鉄道資料室 援
     キハ120がごろごろ  援

■■因美線「TRAINプラス駅」■■

   ↑松ぼうき橋梁を渡るキハ120(美作河井〜知和間)

↑美作河井駅・駅舎
 
↑那岐駅・ホームに続く階段
↓美作河井駅・発掘?された転車台
↓那岐駅・駅舎
 
 因美線は、元々陰陽連絡の幹線でしたが、智頭急行の開業とともに、ローカル線に転落してしまいました。それだけに、未だレトロな木造駅舎などが現存しています。
 有名な撮り場とともに、列車の待ち時間を利用して、各駅を巡ってきました。

↑国英〜河原間を行く智頭急行HOT3500
 ↓知和駅・駅舎二景
(レトロな改札口) (レトロなはかり)

■■若桜鉄道「C12走行」■■
↑ SLと給水塔と転車台(往時を偲ぶ3点セット  
 旧若桜線から第三セクターとなった若桜鉄道では、兵庫県旧加美町で静態保存されていたC12を譲り受け、終着の若桜駅で圧縮空気を使ったユニークな方法で復活させて、走行実演をしています。そして給水塔や転車台も保存されており、往時が偲ばれるいい雰囲気でした。
 走行は、転車台に乗ったあと、見学者(ほとんどちびっ子)の協力で、人力で回転させ、100mぐらいを往復。石炭を焚くわけではありませんので、煙は演出ですが、まさに生きたSLです。C型タンク機の走行は、たぶん生まれて初めて見ましたので、ちょっと感動モノでした。また、汽笛が周囲の山々にこだましていたのが印象的でした。
 
若桜鉄道のサイトは、
         コチラから
 
 転車台に乗ったC12援
 100m程を往復走行援
 現役時代っぽい?  援
 (コンデジ・モノクロ
モードで撮影)


■■今回のオマケ■■
↑キハ47系「急行つやま」(津山駅) ↑若桜鉄道「WT3301・3004」(郡家駅)  ↑若桜鉄道「因幡船岡駅」待合室
  (コンデジ・レトロモードで撮影)

      
ここにアッブしたフォト以外にもたくさん撮影しています。それらのフォトは「撮り鉄、再び」のページにあります。

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