オーナーのひとりごと  VOL.34
「スローライフ」を、もういちど… '10.5.9 因美線

 春秋の因美線での恒例行事となっている「みまさかスローライフ」号の撮影に再び行ってきました。今回ですでに7回めとなるイベントですが、毎回、これが最後になるという噂が囁かれています。また、同時に行われる津山の扇形庫の見学会にも参加してきました。新たにこの春まで大糸線で頑張っていたキハ52や、鳥取から50系客車の改造という異色の経歴を持つキハ33が保存車輌に加わり、たくさんの参加者が集まりました。

■■みまさかスローライフ号■■
 今回も途中の長時間停車を利用して、「おっかけ」を敢行。前回撮っていなかったスポットを中心に回りました。このイベントも今回が最後という噂があちこちで流れたためか、前回よりはるかに人が多く、おっかけの車も相当な数でした。
 また、ヘッドマークが新しいものに変わっており、デザインは簡素ですが、車体の塗りわけと合わせられていたため、「遠くからはめだたなくていい」と、好評のようでした。






往 路


←美作滝尾〜三浦

   ↓美作加茂〜知和
 「撮り鉄のマナー」も、
         もう一度…


 一発目は”超”定番の美作滝尾駅手前の鉄橋に決め、駅よりの築堤も入れた引き気味の構図で撮ろうとスタンバイしていました。ところが、直前になって鉄橋下の築堤脇に大きなワンボックス車とRV車が現れ、駐車。どう見ても一人前の大人と見られる約二名が、カメラを手に降りてきました。後方からカメラを向けている私達に気づかないのか、それとも知っていて嫌がらせをしているのか…。列車が近づいているので注意に行く時間もなく、仕方なくアングルを変えるはめに…。おまけにそのうちのひとりは、築堤に向けて「立ち小○」までする始末。
 私の少し後方には、中学生と思われる数名のグループがいましたし、築堤寄りのあぜ道には本格装備の若い「鉄子」さんが構えているのに、その前での恥ずべき振る舞い。礼儀やマナーのお手本となるべき大人が、なんとも情けないことです。こういう連中がいるから、撮り鉄は世間一般の人から軽蔑の目で見られることになるのです。
 こんなバカどもは論外ですが、関西線での事件以降、撮り鉄に対して厳しい目が向けられています。ゴミを捨てたりしていないか、通行人の妨げにはなっていないか、割り込みや大声で他の撮影者に迷惑をかけていないか、自分たちの行動をもう一度見直してみてはいかがでしょう。
那岐駅
   
復 路





←智頭〜土師

 ↓美作河井〜知和
   (松ぼうき橋梁)
    美作滝尾〜高野→



 
  
■■津山扇形庫見学会■■
  
 津山の扇形庫の見学は二度目になります。今春からキハ52とキハ33が加わり、一見の価値有りと参加してきました。かねてから、ここにディーゼル車を集めて保存展示施設にしようという話がでていましたので、そのための動きなんでしょうか? もしそうなれば、来春引退予定のキハ181系や東のほうで頑張っているキハ30系もぜひ保存してもらいたいと思いました。
 また静態保存もいいですが、せっかくターンテーブルがあるのですから、小型の入替え用DLで引き出して乗せて回転させるというのも、おもしろい展示方法ではないでしょうか。
      

 
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