オーナーのひとりごと  VOL.39
181系最後の♪カニ、撮り行こう〜! '10.12.18 山陰本線・餘部

 自宅の引越しによる片付け等でおよそ1ヶ月間「鉄」活動から遠ざかっていましたが、その間も餘部新橋を渡るキハ181系を再開されたお立ち台から撮りたいと、ずっと考えていました。残るチャンスはあと数回になったかにカニはまかぜしかなく、無理やり時間を作って日帰りでの強行出撃を敢行。アクシデント?に見舞われながらも、新型はまかぜ189系と合わせて撮影できました。

 ■■新・旧はまかぜの競演■■ 
  キハ181系
   かにカニ
    はまかぜ →
 ←キハ189系
     はまかぜ
 事前の情報では、お立ち台はかなりの混雑と聞いていました。この日は雨上がりの土曜日で、少しはすいているだろうと上がってみると、そこそこの人数だったものの最前列はやはり満員でした。それでは後ろの斜面の上段から撮ろうと登りかけたら、ぬれた粘土質で足を滑らせてずるずると落ちてしまいました。無精者の私はカメラのバッグのふたの留め具をかけずにいたので、あろうことかカメラやレンズが泥の中に…。気を取り直してタオルでふき取り最前列の最も奥に立ちましたが、肝心のかにカニ通過時は調子が悪く間に合いませんでした(コンデジの動画は撮れました)。仕方なく川戸屋さんで泥落としと休憩をして、、帰りを後追いで撮ってきました。

 ■■その後の餘部■■
 工事現場を囲っていた壁も大部分が撤去され、すっきりとしてきました。まだその中には解体された橋脚が積まれています(上段)。ほぼ元の状態に戻すようで、仮設の橋もなくなり、川の護岸などの整備が進められていました(上段)。
 残された橋脚の中を通っていた仮設のスロープは取り払われますので、駅への登り口は、旧のルートに繋ぐ道を工事中です(上段堰j。
 お立ち台へは、駅への道から分かれて元のホームへの道を行き、線路際からさらにつづら折れで上がります(下段)。橋が7m近づいたため、海を入れたアングルを撮れる位置が限定されたように感じました。


 ■■今回のおまけ■■
 私が訪れた一週間前に、待望?の餘部道路(香住〜餘部間・香住道路からの延長)が開通しました。行きに走ってみたら、長いトンネルを通って香住から10分もかからず到着。車社会にとっては便利ですが、鉄道利用者がまた減ることになるかも…。
 3度めぐらいの訪問のとき、工事現場の人に許可をもらって乗り入れ口のスロープから撮ったのですが、それを思い出して、開通した道路の途中から現在の餘部の風景を撮ってみました。橋が世代交代し、新しい道もでき、この地域もどんどんと変わっていきます。

 
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