オーナーのひとりごと  VOL.43
再訪、餘部・山陰線&若桜鉄道 '11.7.23〜24 餘部他山陰本線・若桜鉄道

 久しぶりに餘部を中心とした山陰線と鳥取の若桜鉄道を訪ねてみました。餘部では、快速「山陰海岸ジオライナー」と周辺の海水浴場の夏風景とのコラボ、若桜鉄道は先日JR四国から譲り受けた12系客車がターゲット。
夏休みに入ったとはいえ、どこも比較的「鉄」の数は少なく、のんびりと撮ってきました。

■■最近の餘部■■
←キハ126系
  快速
  山陰海岸
  ジオ
   バーク号


 ジオパーク号な
 ので岬や海を大
 きく取り込もう
 と広角でめいっ
 ぱいにしたら、
 周囲がゆがんで
 水平線も丸くな
 ってしまいまし
 た。



         豊岡のタラコ色↑


         キハ189系はまかぜ→

 新橋の工事期間中、旧橋脚の中を貫いていた駅へのスロープと階段は撤去され、以前あった橋脚を巻いて登っていく坂道が整備されて復活しています。また、橋脚の足元は、まだ工事用フェンスで囲まれたままですが、道の駅ができる予定ですので、そのまま使用されると思います。
 工事が終わり喧騒のなくなった餘部は、訪れる「鉄」の姿もなく、お立ち台で撮っていても、観光客が時々上ってくるぐらいで、貸切状態でした。
 
 

■■山陰本線点景■■
     餘部を基点とした山陰本線の風景は何度か撮っていましたが、以前に行った場所のなかで、賑わう海水浴場とのコラ
    ボを撮ってみようと、再訪しました。しかし、この2日間はあまり気温が上らず、また時間帯もよくなかったのか、海
    水浴客は少なかったです。さらに撮影場所の木々が成長して撮れなくなっていたり、線路際の草木が伸びて車体が隠
    れるなど、成果は上がらず、お見せできるような写真はありませんので、ちょっとだけ…。
▲まだコイツは頑張ってます(城崎温泉〜玄武洞) ▲海水浴客はほとんどいなかった(居組〜諸寄)


■■若桜鉄道■■
  若桜駅
 今回もC12の走行日に合わせて訪問。前日夜にライトアップや花火があったためか、この日の見学者は少なめでした。ここでは、最近入線した無蓋貨車の「ト」に乗客を乗せて、構内を往復することもあります。訪れたときはその予定はなかったものの、小学生のグループが見学に来ていたため、急遽予定を変更。こういう融通のきく展示走行が、小鉄道の魅力だと思えました。

▲圧縮空気なのにドレーン?
       
   ▲汽笛を山々にこだまさせて

   ▼手で押して、足でブレーキ
      
 はるばる四国からやってきたムーンライト高知に使用されていた12系の客車4輌のうち、3輌が若桜駅に留置されています。スロフ1輌は車体の傷みが激しく、ボロボロに近い状態で、ぜひ修復してほしいところです。若桜鉄道では、圧縮空気で走行しているC12のボイラーを復活させて、この客車を牽かせてみたいとのことで、ここの「枕木オーナー」になっている私は、さらに応援したくなりました。
▲スロフ12(手前) ▲オロ12(手前) ▲スロフ12
  隼(はやぶさ)駅
 駅の名前から、スズキの大型バイク「隼」のライダーたちからは聖地と呼ばれ、8月の「はやぶさの日」にはイベントも行われる駅です。ここには少し前から北陸鉄道にいたED301という電気機関車が保存・展示されています。非電化なのになぜ?と思っていましたが、除雪車を北陸鉄道から購入した経緯があって、譲り受けたらしいです。そしてその後に12系4両のうちのオロが連結されました。当初ブルトレのはやぶさに使用されていた車輌が目標だったようですが、夢は叶いませんでした。今後は、隼を駆ってここを訪れるライダーたちの休憩施設やイベントに使用するそうです。
     ED301とオロ12
     この日も隼ライダーがいました
       オロ12の車内

 
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