オーナーのひとりごと  VOL.50
「くろしお」の流れは絶えることなく '12.5.29〜30 紀勢本線

 今年のGWは満足に休めなかったので、代休を取って紀勢本線の撮影に行ってきました。381系から287系への交代が6月から大きく進み、3種類の車輛で走るくろしおも見納め・撮り納めになると思い、初の紀勢本線遠征です。撮影地は相変わらずの定番スボット・お立ち台巡りですが、なるべく南紀の海を絡められる場所を選びました。キハ81系の時代から脈々と受け継がれる特急「くろしお」の流れは、今後は287系が担っていくことになります。

■■381系くろしお■■
 最も撮りたかった・撮っておきたかった381系は、当初の予定より早く置き換えになるようです。あまり好きではなかったこの色も、海辺を行く列車としてはマッチしていたのかなと、改めて思いました。
 この381系は、一部が国鉄色に塗り戻され、福知山線の「こうのとり」として走りますが、これからしばらくはそちらの沿線で人気の的になるでしょう。
▼下里〜紀伊浦神                            ▲加茂郷〜冷水浦
   ▼岩代〜南部    
   
             ▼周参見〜紀伊日置(日置川橋梁) 
  

■■283系くろしお■■
▼岩代〜南部                                    ▲周参見〜見老津
 
 今年3月のダイヤ改正から、全列車の呼称が「くろしお」に統一されました。しかしながら、イルカをモチーフにした先頭車が存在感を示す283系は、やはり「オーシャンアロー」という呼び方がピタリとくるような気がします。

■■287系くろしお■■
 381系からバトンを受け取る287系は、側面の帯の色が「こうのとり」と違うだけであり、またヘッドマークもなく、イマイチ不評のようです。しかし白のボディは陽光や緑のなかで映えますので、なかなか絵になるのではないでしょうか。
▼岩代〜南部                                          ▲岩代〜南部 

 ■■今回のオマケ■■

 くろしお撮影の合間にやってくる普通列車も撮っています。223系や225系が増えていると聞いていましたが、阪和・紀勢カラーになってはいるものの、まだまだ古い型も残っています。
 残念なのは、105系の和歌山線色を撮り逃したことでした。車で移動中に走っていくのを2本見送ることに…。
▲113系(岩代〜南部)
▲223系(岩代〜南部)  ▲105系(周参見〜紀伊日置)  
▲117系(加茂郷〜冷水浦)        ▲117系(加茂郷〜冷水浦)        ▲225系(加茂郷〜冷水浦)

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