オーナーのひとりごと  VOL.55
社内旅行で”九州”の鉄分を”吸収” '13.6.17〜19 九州各地

 勤務先の今年の社内旅行は経費節減で九州・博多となり、また3日間ほとんどフリータイムになったため、これ幸いと「撮り鉄」「乗り鉄」三昧の計画を立てました。以前から行ってみたかった路線や博物館に足を運び、九州新幹線も完乗。"九州"の鉄分をたっぶりと"吸収"してきました。

■■1日め…個性豊かな九州の列車撮影■■
 初日は正午過ぎに博多に到着後、全員で昼食をとってホテルにチェックインしてからは自由行動。夜の飲み会まで間に、個性豊かなJR九州の列車を撮ろうと、ネットで調べた博多〜鳥栖間の撮影地に行ってみました。ここは数とバラエティを短時間に稼ぐのには最適な場所でしたが、昼食が宴会になったため軽い酔っぱらい状態でしたので、やって来た列車をただ撮っただけの結果に…。
   かもめ35号・・・885系

   ゆふ5号・・・キハ185系

   奄ゥもめ37号・・・787系

   811系

   奄ンどり・ハウステンボス22号
            ・・・783系

   みどり19号・・・783系

   奄W13系
鹿児島本線、天拝山〜原田にて





■■2日め…肥薩線で乗り鉄・撮り鉄■■
 2日目はまるまる1日費やして九州縦断の旅。以前から行ってみたかった肥薩線・大畑(おこば)のループ&スイッチバックをめざします。乗り鉄も楽しみたいので、いろいろと調べてみて、熊本側から鹿児島へ抜けて新幹線で戻ってくるルートに決定。「霧島のんびりきっぷ」という割引切符も見つけました。
   

     博  多 発 7:53
     
       新 八 代 着 8:44 

さくら405号
  (800系)
                    博多駅にて→
   
 
 新八代 発  8:58

 人  吉 着 10:00
特急くまがわ1号
  (キハ185系)
【車窓から】

日本三大急流のひとつ「球磨川

   

▲新八代駅にて
 
     
      
      ▲大畑駅にて
人 吉 発 10:08
    
大 畑 着 10:23
いさぶろう1号
  (キハ140系)
 肥薩線の人吉〜吉松間は1日5往復しかなく、うち2往復は観光列車として走らせている「いさぶろう・しんぺい号」です。1号から3号までの3時間あまりの間を使って、俯瞰場所に行ってきました。遠くに人吉盆地を望む大バノラマのなか、スイッチバックを行くしんぺい1号を撮影。念願が叶い大感激!。
   

▲大畑のループ&スイッチバックを進む「しんぺい1号」 
     

       【車窓から】

    大畑駅とスイッチバックの俯瞰
    遠本三大車窓のひとつ
            霧島連山を望む


    
 大 畑 発 13:43

 吉 松 着 14:47
いさぶろう3号(キハ140系)
 俯瞰で撮影したしんぺい1号が人吉で折り返し、いさぶろう3号となりますので、大畑からこれに乗車。
 吉松で乗り換えた「はやとの風」も同じですが、女性アテンダントが乗車しており、ガイドもしながら、絶景ポイントで停車したり、見どころのある駅で見学のための長時間停車をしたりと、のんびり走っていきます。 

▲矢岳駅にて
   
     
  吉     松 発 15:03
    
  鹿児島中央 着 16:32
特急はやとの風3号
  (キハ47・147)

▲嘉例川駅にて
【車窓から】

錦江湾に浮かぶかのような桜島
 
    【途中の駅の保存SL】

 矢岳駅「D51」
    以前はこの横にハチロクがいたが
    現在のSL人吉号として復活

 焔g松駅「C55」
      【途中の駅の古参駅舎】

         大隅横川駅

         演テ例川駅
 
       

鹿児島中央 発 16:43
  
博    多 着 18:07
 
さくら568号
  (N700系)
 
←博多駅にて(左隣は700系ひかりレールスター)
   


■■3日め…九州鉄道記念館訪問と駅撮り■■
 最終日は15時に博多駅集合でしたので、それまでの間を利用して特急「ソニック」に乗車し門司方面に行きました。お目当ては門司港駅からすぐの九州鉄道記念館です。こちらも入館券との引き換え券付きの往復割引きっぷを利用しました。
 記念館訪問後は、門司港レトロ地区を散策するつもりでしたが、雨が降り出したため、門司港駅や門司駅での駅撮りに変更。もうひとつのお目当てだった門司港駅の駅舎も改装工事中で、こちらもがっかり…。
▲C59(1号機) ▲59634(キューロク) ▲キハ07
  ☆実物展示車輌☆

 関門トンネル専用機だったEF10、同形式で唯一原形を保っているキハ07など、九州ならでは?や、ゆかりの車輛がずらりと並んでいました。
▲EF10 ▲ED72(1号機)
▲クハ481 ▲クハネ581 ▲セラ1
 

▲パノラマ全景
 「模型鉄」の私としては、絶対に見逃せないHOの大パノラマ。大きさはあまりなくコンパクトですが、九州の代表的駅を盛り込んでいて、片隅には門司港駅もありました。
 走行展示は、奥にある大型ディスプレイで実車の紹介をしてからその模型が動き出すというパターンで、次々と九州の列車が走り出します。製品化されていないはずの形式も多く、別注で製作したのならいくら費用がかかったのだろうと、余計な詮索をしてしまいました。また、展示走行の間には、1回100円で3分間の運転体験もできます。
 なお、この記念館は、開館10周年のリニューアル工事が始まっており、スハネフ14やEF30などELの運転室が展示に加わるそうです。
        ▼片隅に再現された門司港駅
▼2階展示室







 上段
   …かつての関門海峡の玄関
             「門司港駅」

 下段
   …現在の関門トンネルの玄関
             「門司駅」







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