オーナーのひとりごと  VOL.56
餘部ならびに若桜鉄道の『今』 '13.7.27〜28 山陰本線・餘部&若桜鉄道

 餘部鉄橋最後の日に「川戸屋」さんに同宿した方々を中心に、現地での同窓会?を開催しており、今回が2回目となります。初回に比べて参加人数は少なかったものの、試みとして鳥取の若桜鉄道に足を延ばすという企画も盛り込んで、楽しい2日間でした。現地の「今」をご覧ください。

■■餘部の『今』■■
 2013年5月、一部保存された旧鉄橋上に、「空の駅」がオープン。駅から直結の展望施設です。ホームからスロープで繋がっており、横には線路が残されています。橋梁上はフェンスが囲われていますが、海側のベンチの足元はシースルーになっていますし、床面には2ケ所ガラス張りのところがあり、風景はもとより、橋梁の高さやトレッスルの構造が実感できます。
 私が訪れた時は、夏休みが始まったことと当日夜の香住での花火大会の影響か、観光バスでやってきた団体客や快速ジオライナーに乗ってきた観光客が、多数来ていました。






   
   
   
  旧鉄橋の橋桁で、橋梁名が書かれていたbXの桁が戻ってきて、鉄橋下の国道沿いに展示されていました。橋脚のコンクリート製土台を利用して、誇らしげに鎮座?しています。
  鉄橋の下は、道の駅に隣接して公園のように整備されました。8月の開業を控えて、東屋や池のような施設ができており、橋脚もきれいに塗装されていました。


■■若桜鉄道の『今』■■
 川戸屋さんで宿泊した翌日、全員で鳥取の若桜鉄道を訪問しました。若桜鉄道では、トロッコ貨車「ト」や12系客車に続き、DD16が仲間に加わりました。これもC12同様の体験運転ができます。きれいに再塗装された12系を引いての運行をめざして、申請中だそうです。
 また圧縮空気で構内を走行しているC12も、蒸気ボイラーの復活と沿線走行をめざしていて、実現すれば登録有形文化財になっている橋梁や駅舎とあいまって、沿線のロケーションの良さで、撮り鉄が殺到しそうな気がします。
 
 現在、若桜鉄道ではSLの復活本線運行(観光列車の走行)をめざして、募金を募っています。また、以前からの「枕木オーナー」に加え、「12系客車の座席オーナー」やサポート倶楽部・応援団など、様々な支援を呼びかけています。興味のある方は、下記のバナーをクリックして、公式サイトをご覧ください。
 私は枕木オーナーの期限が切れましたので、新たに別の方法で応援をしたいと思っております。
 
 
 
 ← 多数の見学者を乗せた「ト」

            新たに若桜の仲間に加わった「DD16」 ↓


■■今回のおまけ■■
山陰線・夏模様
 
 この時期に山陰本線へ行くと撮りたくなるのが、夏の海を絡めた風景です。ところどころに海水浴場が点在し、線路の見えるポイントも数か所あります。有名な定番撮影スポットで、すでに何度も行って撮っていますが、なぜか立ち寄ってしまいます。
 


 


   ↑切浜海岸をゆくはまかぜ

        (竹野〜佐津)

           安木浜をゆく→



     



   

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