写真A-1 荒浜地区の状況
僅かに残存住宅があるが、ほとんどは撤去されている。
亘理町の明治以降の津波被害としては、チリ津波で4名が犠牲になっている。
資料*7
写真2 同 上
写真3 荒浜港
荒浜港西側では海岸沿いまで多くの住宅が残存している。
木造建築物は最大浸水深が1階の高さ(4m)を越えるとほとんど流出するが、荒浜では写真のように浸水深が4m程度でもほとんど残存している。
資料*6
写真4 破壊された防潮堤と「わたり温泉 鳥の海」
写真右側が海岸。
写真5 破壊された防潮堤
防潮堤の前面(海側)に土嚢を積み上げた仮の防潮堤が延びる。
写真6 わたり温泉 鳥の海
「わたり温泉 鳥の海」の浸水高=4.5m(建物1階柱の漂流物)
資料*4
「わたり温泉 鳥の海」は町営の観光複合施設であるが、営業休止中である。
「わたり温泉鳥の海」を中心としたエリアを復旧・整備し、建物は津波避難ビルとすることになっている。
資料*7
参考資料
*1 浸水範囲内人口 「総務省統計局 統計調査部地理情報室
*2 宮城県 「東日本大震災における被害等状況」平成24年6月30日現在 宮城県
*3 「平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震」により各地で観測された震度等について(第3報) 気象庁 平成23年6月23日
*4 東北太平洋沖地震津波合同調査グループ ttjt_survey_07_Aug_2012_tidecorrected.xls
*5 宇佐美龍夫 新編 日本被害地震総覧 東京大学出版会 1996
*6 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震被害調査報告 「第6章 建築物の津波被害を踏まえた検討」 国土技術政策総合研究所・建築研究所 2012
*7 亘理町震災復興計画(最終案) ~安全・安心・元気のあるまち 亘理~ 宮城県亘理町 平成23年12月