S110前期型ガゼールレストアレポート その2
2003年4月にウチの近所の板金屋さんから引き取っていかれた前期型S110ガゼールの復活レポート「その2」を紹介します。
レポートその4からその7までです。(5〜7はその3に移動!!)
だんだん形が見えてきましたね・・・。
しかし、根気のある人で無いと、もしくは待てる人、先を急がない人
では無いと、出来ないですよね。
(私は、サボっていた分も含めて4回分掲載するだけで、疲れちゃいました・・・・。 )
奥さんはあきれながらも、大したものだと、思われているのでしょうね。そんな感じが伝わってきます。ここをみれば、少しは奥さんの評価も上がりそうな気配が・・・!?
それでは!!
【第4回 ガゼールレストアレポート】 2003.10.18
今回のレポートはバンパー中心です、というのも、
防錆塗料のPOR-15を買ったのでとりあえずためして
みたくなりボディそっちのけでやっております。
ではでは見てやってください、第4回目のレポートです。
(前回、第4回と書きましたが第3回でしたね、間違いですハイ)
・gazelle047
右フロントフェンダーです、この辺もちょこちょことパテを入れ
ています。それにしてもこの貧弱なブレーキはどうにかしたいですね、
ピストンシールのOH程度ではなくキャリパー&ローターを別物に
交換したいなぁと考えています。
「走る事」より「止まる事」をモットーとしている私には重要な部分です。
・gazelle048
こんな所もサビて穴が空いています、ここは後期型には無い部分ですよね。
裏もサビてそうなのでパーツを外して処理します。
・gazelle049
外したテールランプの中にミイラ化したバッタさんがいました。
パッキン等である程度密封されているなずなのに一体どうやって
進入したんだか・・・。
・gazelle050
なんだかあっちゃこっちゃ手をつけるもんだから作業が
あまり進んでいません、いい加減な性格が災いしております。
・gazelle051
こやつがPOR-15という輩です。「サビている所にそのまま塗ったくって
やれば空気にも触れず水気も防げてもう錆びる事はありません」
てな具合らしいです。中身は塗料というよりコールタールのような
粘度で臭いもそれに近いです。
・gazelle052
穴の空いていたパーツの裏側に刷毛で塗ってやり、穴自体はガラスマット
を貼り塞いでいます。ガチガチに固まるのでこんな使い方も
問題なく出来るようです。
・gazelle053
POR-15は乾燥が遅いので刷毛目が出にくく案外綺麗に塗れます。
ちなみに皮膚に付着すると簡単にはとれません、万能と思って
愛用してきた「シトラスクリーン」ですらまったく歯が立たずまいりました。
まぁこれだけ強力ならサビもシャットアウトしてくれることでしょう。
・gazelle054
フロントバンパーの裏側です、やはりサビてます。
ここも真っ黒に塗ることにします。
・gazelle055
と言う訳でバンパー外しました、意外とアッサリした印象です。
・gazelle056
外されたバンパーがこちら、鉄チンバンパーは「ガッチリ、
重い!」って思っていたのですがそれほどでもなくでちょっと
拍子抜けした感じです。
・gazelle057
バラした所です、現代の「樹脂バンパー」と比べると
部品点数は多いですね。
・gazelle058
こちらはバンパーステー、いくらPOR-15がサビの上から直接
塗ってもいいですよ」となっているとは言え粉状態の部分に塗る
のはねぇ、気分的にあまりよくないので下側のようにある程度
サビ取りしてから作業しました。
・gazelle059
乾燥中、家の前で工事が始まりました。
その時は「埃っぽいなぁ」程度で大して気にしてなかったのですが、
後で部品をみると砂つぶが全体に散りばめられザラザラ状態。
乾燥の遅さがもたらした悲劇です、まぁ見えるところではないので
気にしませんけどね。
・gazelle060
バンパーのコーナー部分、左右ともにキズだらけです。
・gazelle061
スリキズというよりは削れてるといった感じでしょうか
完全に直せないまでも目立たない程度にしてみたいと
思います。
・gazelle062
粗めのペーパーでサンディング、欲を出して深いキズも
削ろうとするとラインを崩しそうなのでこの辺でやめておきます。
・gazelle063
徐々にペーパーの目を細かくしていきます。
800番位から耐水ペーパーを使用して2000番まで
かけました。樹脂のように軟らかい物はペーパー目が
残りやすく難しいですね。
・gazelle064
まぁ、ここまでやれば問題ないでしょう。
「ちょっとキズがあるかな?」程度になったので
これでよしとします。
・gazelle065
060の画像と比べると一目瞭然です。
まだリヤバンパーも残ってますがフロント程ひどく
ないのでその内やります。
とりあえず今回はここまでです。
【第5回 ガゼールレストアレポート】 2003.11.26
この所、めっきり寒くなりさらには日照時間も
短いので作業の進みが悪いですね、今回のレポートは・・・、
いつもに増してまとまりのない物になっております。
・gazelle066.JPG
右側面の目立ったヘコミ、サビの補修中。
深いキズではないので大部分がポリパテで
埋めてあります、い〜のかなぁこんなんで。。
・gazelle067.JPG
あの穴のあいた場所はこんな感じになりました、
我ながら上出来、上出来!しかし右側と微妙に
形が違ってますが、まぁ左右同時に見比べる
事もないのでいいでしょう。
・gazelle068.JPG
この手のプチサビが至る所にあります、ワイヤーブラシで
塗装を剥離してサンダーでサビを削り取る、そしてパテ盛り。
この繰り返しです、パテ付け前には脱脂しますがこの時はシリコンオフ
がなかったのでアセトンで代用しました、ちょっと強力過ぎて塗装面も溶けますね。
・gazelle069.JPG
シンナー、塗料、スプレーガン、パテ等をネットショッピングで購入。
塗料はフュエールリッドを送りそれを元に調合してもらいました、
塗装に使うシンナーも季節により色々あるそうです、このときは真夏でしたが
実際に吹くのは10月頃と予想しているので夏型4L、標準4Lを頼みました。
・gazelle070.JPG
いきなり内装の掃除です、埃っぽいのでとりあえず掃除機程度はかけておこう
かなといった感じですかね。
・gazelle071.JPG
まぁ、この程度までやっておけばいいでしょう。
カーペットもはがして、とも考えましたがいずれまた
やればいいやと・・・。
・gazelle072.JPG
お約束ですね、小銭が出てきました。
そして子供雑誌の付録のような物も、
この車両は54年式のワンオーナーです、付録で遊んでいた
子供も成人してることでしょう、う〜ん歴史を感じますね。
・gazelle073.JPG
シートは30度以上の炎天下の中、虫干し〜。
さらには布団たたきで「これでもか!」と言うほど
ムチを振るいました。24年分のホコリはすさまじく
私の体力もエライ消耗しました、単なる運動不足。
・gazelle074.JPG
ノックスドールという防錆スプレーです、確かボルボで純正採用
してるとかなんとか・・・。これからのサビを防ぐ意味でサイドシルに
たっぷり吹いておきました。
・gazelle075.JPG
こちらは「ダニアース」、こんなんで効くかどうか分からないが
やらないよりはマシでしょう。カミさんのあの一言がどうも耳に
残っているようで・・・。
つづく・・・・
S110前期型ガゼールレストアレポート その1
S110前期型ガゼールレストアレポート その3