S110前期型ガゼールレストアレポート その4-1

S110ガゼール レストア日記


【第9回 ガゼールレストアレポート】 2004年4月24日

第9回レポートです。
塗装が終わり一段落したので今回はホイールや外装部品の作業を行っています。
地味な作業が多いので画像的には見栄えしませんがこの辺のパーツをキレイにすることで全体的な印象派が良くなると思います、たぶん。。。



・gazelle135
以前入手したゴールドメッシュホイール、一見キレイそうですがリムは4本とも腐食して見られたもんじゃありません。
とりあえずコンパウンドで磨いてみましたが全く歯が立たず・・・。こりゃあの方法しかないですな。

・gazelle136
そう後輪に履かせてペーパー掛け!
ちょっと危険かな?と思いつつ耐水ペーパーを当てると「シュー」「おっ!いけそうじゃん」思わず力が入る。
しかし途端にトルクが無くなり失速〜。止まっちゃいました。
デフ(LSD)無しだとこんな簡単に止まるの?ハァ〜ガックリ_| ̄|○

・gazelle137
仕方ないのでひたすら手でペーパー掛け〜。
画像は320番を掛け終わった所です、メッキの腐食はキレイサッパリ
落ちてアルミの下地が顔を出しました。
が、しか〜しやっぱり時間が掛かり過ぎるし労力もハンパじゃない、
これから番手を上げて何回も磨くことを考えると気が遠くなりそうです。

・gazelle138
と言う訳で後日近所のAE86を借りてリベンジ!ってそんな大げさなもんじゃぁ
ありません、単に楽したいだけです。

・gazelle139
車両提供だけでなく86オーナー自らペーパー掛けしてくれました、感謝!
それにしてもさすがデフ車、失速しません快調にサンディングできます
ギヤは3速がちょうどいい感じでしたね。

・gazelle140
いやぁ〜楽です。
短時間でここまで出来ます、まだまだ番手を上げて磨く必要がありますが
これだけでも結構キレイに見えるもんですね。
こうなると余計気になるのがメッシュの腐食と剥げ部分、う〜ん今後の検討課題です
ね。

・gazelle141
左のが2000番のサンディング後で他の2本はさらにピカールで
磨いたものです、画像だとかなりピカピカに見えますが実際には
鏡面と言うほどではありません。今回はここまでとしますが今後
バフ等で磨く予定です。

・gazelle142
ウインカーやバックランプのクリアー部品を風呂場で洗います。
寒い時期、外でお湯使って一生懸命洗うよりも一緒にお風呂に
入ってあげたほうが効率が良く、落ち着いて作業が出来ますからね。
ましてや耐水ペーパー掛けするなら尚更です。

・gazelle143
これも風呂に入った仲です、といっても黒枠の部分だけですけどね。
高級志向のガゼールはフチ部分にシルバーメッキがしてあります、
これが劣化してみすぼらしいのと自分の好みではないので
耐水ペーパーで剥離して黒に統一します。

・gazelle144
ナンバー枠とリヤウインドウ下にあるプラ部品。
元の色は何なんでしょう?たぶんシルバー系だと思うけど今となっては
ツヤも無くヒビ割れてなんとも表現しがたい色になってますね、当然こやつも混浴決
定。

・gazelle145
上から元の状態、混浴&ペーパー後、プラサフ塗装後です。
そういえば混浴中こんな事がありました。
   
子供「お父さん、何やってるの〜?」
    
私「部品磨いてるんだよ、お母さんには黙っとけよー」
   子供「うん、わかった秘密だね」


子供が先に上がりしばらくすると
 
カミさん「お父さん随分遅わね何してるのかな」
   
子供「あのねぇ、ガゼール洗ってたよ」

ぬぉ!あんにゃろメ簡単に喋りやがったな約束したのに〜。
恐る恐る居間に戻ると、待ってましたとばかりに口撃が始まりました。
 
カミさん「いーかげんにしなさいよね!まぁたオンボロ車の部品洗ってる訳?
      一時間以上も待たされる身になってよね!」
    
私「あっ、え〜とじゃぁ一緒に入れば・・・」
 カミさん「そーゆーこと言ってんじゃないの!!」


と言う訳で風呂場作業は程々に(^^;
それにしてもまたオンボロ車に降格しちゃいました。

・gazelle146
お手軽にラッカースプレーでつや消し黒に塗装。
裏側で見えませんがビス周りのプラが割れてたので補強を入れつつ
補修してあります、こういったプラ部品は至る所で壊れてますね。

・gazelle147
モール裏の両面テープを剥がしている所です。
専用品で電動ドリルの先に付けるゴム製の物があるみたいですが
これだけの為に買うのはもったいない、地道にカッターで切り取っていきます。

・gazelle148
残ったカスはラッカーシンナーとスクレーパーで処理してやれば
この通りキレイに取れてくれます、エライ時間掛かりましたけどね。

・gazelle149
モールの表側にアルミテープを貼っています、ここも黒かな?と考えましたが
一箇所くらいガゼールらしいメッキ部があってもいいだろうと思いこうなりました。

・gazelle150
左がアルミテープ、右が劣化したメッキなんですが画像じゃハッキリしませんね、
お手軽な割に効果的だったんで自分の中では満足してます。

・gazelle151
中途半端な高級感をかもし出しているエアアウトレットグリル。
ここもあの汚らしいシルバー系らしいのですが劣化の仕方がちょっと妙です、
右側はエッジが黒くなり全体にツヤ無し、左側はツヤがありシルバー味が強い
感じです何なんでしょう。

・gazelle152
真相は見てもらえば分かりますが左はメッキの上に直接シルバー、右はメッキ->黒->シルバー。何故に??
結論「あっ、この瞬間が日産車だね」ってオイ・・・。

・gazelle153
当初、塗装する予定でしたがメッキに塗装してもすぐ剥がれそうなので
カッティングシートを貼りました、落ち着いた雰囲気になりだいぶ印象が変わりま
す。

・gazelle154
バンパーモールの凹、気にしなきゃいいんでしょうが気になっちまったもんは
しょうがない気にならない程度まで仕上げてみましょう、あ〜何言ってんだか。。
下段は裏からハンマーでインチキ板金したところです、ボディは板金できないくせに
小物だと臆することなくたたける小心者です。。。

・gazelle155
上段はオービルサンダーでサンディングして凸凹を慣らしたところです。
下段は2000番ペーパー後の状態、次にピカールで磨いてやればOKでしょう。
自分が思っていたよりも仕上がりが良く満足です。

・gazelle156
Fフェンダー上にあるモールですが取り付けピンが折れてます、接着するだけでは弱
いので芯通しして強度を高めてやります。
ちなみに芯はクリップをニッパで切った物を使用、お手軽ビンボー補修です。
それにしてもほんとチマチマ直すところばかり、まぁ嫌いじゃないですがね。

・gazelle157
オペラウインドウの内張りは接着剤のカスがこびり付いてたのをペーパーと
塗装時の余りシンナーでプラ肌が出るまで磨きました。

・gazelle158
割れた部分の補修はまず破片をジグソーパズルのごとく組み合わせ、復元して
いきます。(これ結構大変です)そして布の切れ端をあてがい瞬間接着剤で
ガチガチにして最後にプラ用接着剤でコーティング、これで強度が保てるそうです。
(OT誌参照)

今回はここまでです。



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