岡山市立図書館・岡山県立図書館へ行こう
第一部
県立図書館資料紹介 2002.12.中旬
理想の室内オーケストラとは!
演奏から見た音楽の世界。 |
図書館資料紹介 2002.12
市図イギリス・スポーツ紀行
イギリスでのスポーツをテレビや映画・写真等で度々目にします。 |
2002.12.1 記
図書館資料紹介
市図ハリー・ポッターと炎のゴブレット
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図書館にまつわるニュースなど
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」が市図に入りました。
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資料紹介 2002.10
映画「チョムスキー9.11Power and Terror」への誘い
1年前の9.11事件に関する本が、続々と出ており、 その中の「Noam Chomsky ノーム・チョムスキー」を、 市図で見つけました。 これは、『9.11---アメリカに報復する資格はない!』に続く彼の著作の中の一冊です。 これまで立て続けに出てきた著作からも、 映画の公式サイト記事からも、 精力的に講演・インタビューを行なっている様子が伝わってきます。 「Noam Chomsky ノーム・チョムスキー」の監修者、鶴見俊輔さんのあとがきで、 会って感ぜられるものの強いことをはっきりと書いてあり、、 この本の巻末で紹介されている映画を、見たくなりました。 9.11---アメリカに報復する資格はない! 2001 文藝春秋社 Noam Chomsky ノーム・チョムスキー 2002 リトル・モア 事態は、2001年9月11日にふってわいた印象を受けましたが、 「医者井戸を掘る」を読んで、 その前からのつながりを知る。 2000年6月から始まったアフガニスタン大旱魃(かんばつ)に対して、 日本のNGO,ペシャワール会医療サービス(PMS)が、 一年にわたって行なった活動を当事者が記した本です。 1979年以来のアフガン戦争で荒廃した国が大旱魃に襲われたニュースが、 殆ど知られなかった事を始め、 様々な事を、現地の民衆の視線から述べています。 欧米から、政治的にしか見られていない国の民を救う為に、 手さぐりの状態から井戸を掘り続けていくことで、多くの人が救われる様を読んでいくと、 政治って一体なんだ?と、問わざるを得ない。 タリバンに対する国連の報復措置や、 バーミヤンの仏跡破壊も、 これまで私が新聞等で知っていたのと違った見方があることを教わる。 医者井戸を掘る 中村 哲 2001 石風社 ペシャワール会の活動は、 無名の日本市民の支援を得、 その後も続いており、 その報告をインターネットで知ることが出来ます。 「医者井戸を掘る」を読み終える頃、 事件から一年後に、新聞へ掲載されたポール・オースターの文章を読む。 アメリカ政府に対するニューヨーク市民の思いを書いたものですが、 タリバンを始めとする政治勢力を見つめ続けるアフガニスタンの民衆を連想しました。 政治で事にあたることと、人ひとり一人の立場から事にあたることとの、 ズレが信じられない程、大きくなっている世界を見せつけられ、 言葉もありません。 最近明らかにされた北朝鮮の拉致事件でもそうです。 この今の世界をどう見ればいいのか、 その指針の一つを求めて、 チョムスキーさんの映画を見たいと思います。 2002.10.3 記 |
ストックとしての図書館
「エリック・ホッファー自伝」を読む。 市井の一人としての立場を堅持しながら、読書と思索を進め、 高い評価を得たこの人の本を今頃になって読んだのだが、 非常な感銘を受ける。 訳者あとがきによれば、 この本を含めて6冊の邦訳書が出ている。 是非、この人のほかの本を読んでみたいと思い、 早速市図の検索にかけたところ、 この一冊しかなかった! 県図の検索にかけると、 やっと他の二冊が借りられることが分かる。 その内の一冊、「波止場日記」をいま手元においてこの文章を書いています。 アマゾンのサイトを覗くと、 この自伝を含め二冊しか手に入らない。 この人の事は、天声人語で取り上げられる程に、 知名度も評価も高いのに、その著書を手にしようとしてこの有様。 今は、世をあげて情報化時代と言われていますが、 その内実はこのように寒い面が有ります。 それで思い出すのが、 5月26日に朝日新聞で取り上げられた、 「情報基盤としての図書館」根本 彰著 勁草書房 の書評で、津野海太郎さんの激しい文章が載っています。 都庁の要請で都立図書館から数十万点の蔵書が消える予定だそうです。 図書館のフロー情報化を指摘しているのですが、 そう言えば私が子どものころ図書館といえば古い本が置いてあるだけのところというイメージでした。 それが今では、多くの新刊がどんどん入っている。 でも、この様にしばらく前の本を探そうとして、 古い本が無い! 現実問題として、市立図書館に予約を申し込めば、 専門職の司書が全国のどこかの図書館から探し当てて、 取り寄せ、読む事が出来ます。 でも、津野さんの文章を読んでいると、とても不安になる。 インターネット時代に図書館が欠かせない一例でしょう? このサイトでの、図書館の頁が、元気なくなってきました。(^^ゞ 反応が無い所為にはしてはいけないけれど、 ついつい反応のある頁の更新に時間をかけてしまいがちになります。 書いている内容も自分が読んだ本や見たビデオの紹介に陥り、 これでいいのか?と自問せざるを得ない状況になってきました。 そこで、市図と県図とのクロスオーバー化もあって、 この際、合体させ新規に頁を更新しようと思い至りました。 そして、自分の読書日記ではなく、 私的なデーターベース化を図って、 もっとダイナミックな記載を志します。 果して、目論見どおり行くか? どうぞ、応援の程お願いします。(^^ゞ 2002.9.27 記 |