喫茶店「けやき通り」

2003年9月


2003.8
2003.10
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この頃の思いとニュース


この頃、会社のパートを叱ることが続いて、ちょっとへたり込んでいます。(笑)


預かっている4人のパートの一人(一番若い)が、
他のパートの仕事振りや私の仕事の段取りにクレームをつけ、
それに対し、声を荒げるという慣れない事をして、疲れる。
なんか才知走って、心情面が欠落しているような印象を受けます。


上司から全権を任されているので自信を持って対処しているのですが、
本人に悪気がないので、余計に始末が悪い。
勉強のできることがいい、と思い込んでいる親の顔が浮かび上がってきます。


自分の子どもに対し、
謙虚に人の話を聞き、人からどんどん自分で学んでいけるようになって欲しい。
そうつくづく思う毎日が続いています。
懐の深い感情はどうしたら養われるのでしょうか?


最近の聴覚障害関連ニュースをまとめてみました。


菅野美穂さんが、フジ子・ヘミングに!

ドラマ「フジ子・ヘミングの軌跡」が、フジテレビ系で、
10月17日午後9時から、放送されます。
幼稚園以来、久々にピアノに向ったという、
彼女の迫真の演奏シーンが、楽しみですね♪(笑)



聴覚障害者のみなさんへ


9月後半の「アフガニスタンで感じたこと〜女優・忍足亜希子さん〜」を、
ご覧になりましたか?
ファンと自称しているくせに見逃して、シクシク…。


10月は、見逃せません!
「卓球が人生の支え」
〜デフリンピアン・幾島政幸さん〜
「子どもが好きだから」
〜ろう保育士 谷垣展子さん〜



『陰陽師2』に日本語字幕版がつくとは、
意外でした。(^^ゞ
上映スケジュールは、こちら。
http://www.toho.co.jp/gekijo/onmyoji2/jimaku.html


またしても、岡山を無視!
その岡山からこのニュースを発信するって、ムム…(笑)



こふさんのサイトで紹介されていて知りましたが、
読売サイトで、難聴者の体験談が紹介されています。
医療ルネサンス
の中にある、

見えない障害 難聴

が、そうです。

2003.9.30 記


秋のお彼岸、昼下がりから夕方に


先日曜日、雨の翌日にもかかわらず、
娘の学校で運動会が開催され、応援してきました。


しばらく前の雨や台風に追われて、今年の暑さも押しやられ、
涼しくなり、昨日は、長袖シャツにジャンバーを引っ掛けて、
バイク出勤しました。
朝、新京橋という橋を上っていく時、眼前に青空が広がります。
夏の青さから、秋の青さに変わるさまを見ていると、
いろいろしたい事が次々と浮かんできます。
読みたい本や見たい映画や、行きたい場所の景色が次々とやってくる。


でもね、なかなか手に入らない。
だけれども、不満は言わない。
この青空に登っていく気分だけでも、
「なかなかのもんだ!」
と自分に言い聞かせる。
夢は諦めないけれど、今あるものに感謝する事も忘れないでいようと思う。


飛び飛びの休みの恩恵を受け、今日もお休み♪
昼過ぎ、家族が皆出払って、一人になる。
窓を開ければ、雨がいつしか降り出していた。
ぼんやり雨の降る景色を眺めるのもいいけれど、
今は、しばらく、息子に取られていたパソコンに向かい、
いろいろ取っておいた雑事を片付ける。
ものすごく溜まって、その極一部しか出来ないけれど、
ちょっとうれしい。(笑)


先土日にNHKアーカイブで三回にわたって放送された、
織田裕二主演「十九歳」を見ました。


なかなかいい作品で、
自分の高校生時代を思い出させるし、
高校生の息子を持つ親としていろいろ考えさせられもします。


子どもに伝えたいこと、身につけて欲しい事がありますが、
なかなか出来ません。
自分の事を思い出せば、そう巧くいかないことは分かるのですが、(笑)
どこかに親としての苛立ちがあるのも確かです。


子どもを育てる事の辛抱や工夫に思いが行きますが、
自分の無力を補えるのは、子を思う気持ちだけ。
時々、子どもと気持ちが通じたり、子どもの成長が感じられて、
エッ、と感じる事ありますが、
それは狙って出来た事でなく、本当に天からの授かりモノと思える。


自分が子どもの頃より、
子が育ちにくく、子を育てにくい時代だけれど、
すこしでも、明るい方へ、いい方へ寄せていこう、
そういう心掛けです。
心掛け、だけですが。(^^ゞ

2003.9.23 記


子に教えられた


「ディア・フレンド」というテレビドラマが、字幕ライブラリーに有って、先日初めて見た。
緒方拳と岡田准一との共演で、
頑固な一人暮らしの老人と保護観察下にある少年院出の青年との、
交流を描いた佳作です。
些細な行違いから二人のドライブが始まり、
その途中でのいろいろな出来事が、次第に二人の隙間を埋めていきます。
全体を通して、二人芝居と言っても過言ではありません。
緒方拳の相手をしている、岡田准一という若い俳優を始めて知り、
なかなかいいじゃないか!と注目しました。


それから、しばらくして、同じ字幕ライブラリーの中にある、
「オヤジぃ。」を見出すと、そこにも岡田准一が出ていて、
うれしくなり、見続ける。


すると、後ろから小5の娘が「岡田准一君じゃが」と言う!
ガクッとしました。(笑)
「知ってるの?」
「ウン、V6のメンバーだよ」と軽〜く言われましたネ。(^^ゞ


V6は、よう分からんが、こいつはいい!


高1の息子が「ワイルドスピードX2」を見たいと言い出す。
エッ、そんな映画あるんかいな?と見れば、
はなから無視していたB級アクションジャンルに有りました。
しょうもないな、と思いつつしばらく付き合っていると、
アメリカ映画なのに、日本車がやたらと出てくる。
アメリカ映画の車といえば、ムスタングとかトランザムとばかり思っていた私は、
愕然としました。(古過ぎる?(笑))


こうなっているんだ!?です。(笑)
そして、つい最近「XMEN−U」のビデオをレンタルして見ていると、
息子が贔屓している車が出ており、またまた驚きました。
世の中、こう変わってるんです…ね(@_@)


子どもに目を開かされた二件でした。(^^ゞ

2003.9.17 記


ドラマのプロデュース

ドラマを愛した女のドラマ
小林由紀子著
1995 草思社

長らくNHKテレビドラマで活躍されてきたプロデューサーの著書。
「ロスト・イン・ラ・マンチャ」の余韻を引き摺っていた所為か、
図書館の書棚の前を歩いていると、この本が目に止まりました。
パラパラとめくってみると、「男たちの旅路」について書いてある!
さっそく、ルンルン気分で持って帰った♪


読めば、先へ先へと引っ張られていきました。
気が遠くなるような準備の後に、綱渡りのようなロケーション…。
本番のドラマより、ドラマティックでもあります。
著者の実生活での葛藤など、重い部分もありますが、
スケールの大きなプロデュースという仕事が分かりやすく書かれています。


演出家との話より、
鶴田浩二さんを始め、俳優さんの話が意外に多くて親しめる。


「おしん」については、世評とは別に、
もっと作品自体として評価されて欲しい、口惜しさが滲んでいました。


いくつものドラマが次々に出てきて、
それぞれご覧になった方には懐かしい限りです。


又、ドラマ一般に関心のある方にもお勧めします。
製作者がどういう思いで、今見ている作品を作ったのか?
そんな事を思いながら見ると、ドラマの世界は奥行きを増し、
もっと素敵なドラマに出会えるかもしれない。


この本を読み終えた後、映画を二作立て続けに見ました。
「ロボコン」と「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」とです。


「ロボコン」製作者の狙いは、良し!
しかし、作品が、追いついていない…。
「パイレーツ…」製作者の狙いは、ただひたすら楽しませる!
さすがに作りは巧い。が、見終えた後、なんか物足りない。


自分が「ロボコン」を作るとしたら、どういう風に作ろうか?
ネットで見歩いているうちに、いろいろ思いつき、
ああでもない、こうでもないと、延々と考えて、ちょっと楽しくなる。(笑)
人力飛行機も、いいな♪「ライト兄弟」の話も入れよう、と話が広がっていく。


「パイレーツ…」となると、巨大なシステムが眼前に聳え立つ感じ。
そのなかで、どれだけ、
ディプのように生き生きと見せるかが、難しくなってくるな…、
という風に考えてしまう。
緻密に組まれたパズルの中での一仕事は、うまくいかないと虚しい。


ドラマを見る楽しみは、幾つも重層してあります。
好きな俳優さんを見つめるだけのもあれば、
意外な話に引き摺られて見るのもあり、
素敵な挿入曲に酔いながら見てる時もあって、
見事なカメラワークに感嘆する場合だってある。
その上に、
どういう風に作り上げていったんだろうな?
と想像する楽しみが加わりました。
そして、人智を超えたプラスアルファのある作品に、もっと、めぐり会いたくなりました!

2003.9.13 記


映画「ロボコン」の試写会に行ってきました


「全国高等専門学校アイデア対決・ロボットコンテスト」が舞台の青春映画ということで、
期待するところがあり、楽しみにいそいそと試写会へ向いました。
感想は、「物足りな〜い!」です。(^^ゞ


落ちこぼれ、やる気の無い学生が立ち直るストーリーなのですが、
私にはその辺りがすんなりと伝わってこなくて、ガックリしました。
ところどころ、おもしろいところもあり、又、期待を持たせてくれるところがありましたが、
最後まで乗り切れず仕舞い。


途中から、突っ走るかな?跳ぶかな?と期待し続けたけど、
最後まで、どたどたと歩き通した印象でした。
ということで、私には合わない作品で、残念。


最近の青春映画は、題材の取り込みが薄いな、という感じが強いのは、
去年見た「ウォーターボーイズ」を連想した所為かもしれない。
シンクロナイズでも、ロボットでも、それぞれ、どのように苦心するのかを描いて欲しい。
その苦心が無いので、物足りないように思える。
「ピンポン」はそれが無くとも、
登場人物の心理の綾がメリハリ良く絡ませてあったので、
見られたのだと思う。


この映画を見て激しく後悔したり、貶すかとは、出来ないです。
映画のコンセプトに魅了されてますから。(笑)
というわけで、見終えた後は、サクサクとネットウェブ!


エキストラで出演した高専女生徒の体験談もおもしろいし、
高専の先生のコメントは無論、
実際に高専でのロボコン日誌をupしている生徒のサイトもあって、
あっという間に時間がどんどん経ってしまいます。(^^ゞ

2003.9.13 記


ニューズウィーク日本版 2003 夏


偶にやる、恒例の雑誌記事控えです。(笑)

2003.7.23

レンズに刻んだ豊なアフリカ

写真集「ア・デイ・イン・ザ・ライフ・オブ・アフリカ」の紹介

アンネがケニアへ逃れたら

 映画「名もなきアフリカの地で」
 評価、良し

2003.7.30

王子様はブレイク寸前

 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊」
 オーランド・ブルームの紹介
 囲み記事「おかしな海賊が映画も救った」
 ディプに高評

2003.8.6

2003年、移民大国ニッポン

近未来予測・シュミレーション

緑色の怪人この夏に怒る

 映画「ハルク」と監督

来夏のハリーはちょっと大人

 2004年夏公開予定「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」の監督は、キュアロン!
出演者たちが、色っぽくなり、世界は不気味になる由(笑)

2003.9.9 記


もしも、字幕をつけるなら


某所から問い合わせが来ました。
去年9月から、今年9月までに公開されたテレビドラマと映画の中から、
ビデオに字幕をつけるとしたら、どの作品がいいか?


ウ〜ン…。
何故、2作しか選べんのだぁ〜!(笑)


ネットで作品をリストアップして暫し、睨む。
映画でも、テレビでも、やっぱ、見てないのから選びたくなる。(^○^)


まず、邦画から選りすぐったリストが以下のもの。


ごめん
AIKI
DRIVE
木曜組曲


テレビからは、


特命係長・只野仁
Dr.コトー診療所


ネットの作品紹介だけで選ぶのだから、かなり危ない選択だ。(^^ゞ
もし、ごらんになった方がいて、アドバイスいただけるとうれしいです♪


9月13日までに決めなくっちゃ!(笑)

2003.9.5 記


F.B.EYE!!相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿


というテレビドラマを、覚えていますか?
今年(2003年)の3月、放送をほとんど見られなくて、


〉見逃した方に、朗報。
全22話が、4月からビデオ・DVD化されるそうです。
もっとも、貧乏な私は、レンタル屋さんに並ぶかどうか、固唾をのんで待つだけです。(^^ゞ


と喫茶店に書きました。
先日、レンタル屋さんに行くと、有りました!\(^o^)/


まず、
3巻は、「トラック強盗を追え」と「沈黙の容疑者」。


「沈黙の容疑者」は、聞こえない犯罪者とトコトン手話ってました。(^_^)v
なんとはなしに、日本の手話と違うのが、かすかに分かる。(^^ゞ


4巻は、「過去からの執念」と「静かなる聖夜」。


「静かなる聖夜」が、佳作です。聞こえない子を持つ母親と娘とのお話です。


「過去からの執念」などを見ていますと、この番組は、手堅い脚本も然りながら、
キャスティングも魅力になっているのが、よく分かります。


5巻は、「虚飾の世界」と「外交官の正体を暴け」。


「外交官の正体を暴け」等を見、
アフリカの人身売買が今なお存在し続けていることを、こういうエンターテイメントで知らされ、
ちょっと驚く。


昔、ン年前、子どもの頃ですが、(^^ゞ
「The FBI」という海外ドラマがあって、日曜日のゴールデンタイムに放送されていたのを思い出しました。
そんな、あの頃よくあった真っ当で、質朴なドラマです。
この頃の、暴露・問題提起気味な作品、スタイリッシュな作品を見た後では、
ちょっと物足りなくも、素直で、好感が持てます。

2003.9.4 記


飛行船に誘われて


先週の月曜日と火曜日の昼休みに、
飛行船が空を飛んでいるのを見ました。


見上げている間、
いつもと違った時間が流れ、いつもと違った世界にいるようです。
忘れていた懐かしい気分で、子どもの頃を思い出す。
後先の頃は全然考えずに、今その時をゆったりと過ごす時、世界は自分のもの。


いろんなものに囲まれ、忙しなく意識を走らせる今の子どもたちに、
退屈ながらも、ゆったりとして、
目を凝らしただけ広がる世界の素晴らしさを感じて欲しいと思う。


見ること、知る事には、深みが合って、それを知っただけ世界は味わい深いのだよって、言いたい。


でも、その前、それ以前に、こちらにその心が向うようにならなければ駄目で、
ハァ〜とため息が出る。
今の社会は、あまりにも子どもを標的にし過ぎるんだよなぁ〜…。
物を売るにしても、ソフトを作るにしても、そうで、
最近スポーツカーに凝り出した息子がしゃべりまくるのを聞きながら、
ちょっとウンザリしているお父さんのききみみずきんでした。


でも、そのききみみずきんだって、高校の頃は同じだったかも。(笑)

2003.9.1 記