香川の野鳥を守る会のご紹介 
一緒に活動しませんか?

誕生 | 名称シンボルマーク | 観察会会誌「こげら通信」スタッフ活動履歴

 

★「香川の野鳥を守る会」は… 

「地域に密着した野鳥保護」に、「自分たちでできる範囲で」取り組みたいという有志によって、2002年1月に誕生しました。

「地域に密着した野鳥保護」とは、県内の実情にあった保護活動という意味です。ただ、もちろん「井の中の蛙」にならないよう、県外の野鳥保護団体等との情報交換、アドバイスなどを積極的に受け入れています

「自分たちでできる範囲」とは、積極的な意味で「できるかぎりのこと」ということです。大きな問題に対しても、最初から「無理だろう」とあきらめず、「まず声を上げる」ようにしています。私たちの力は微力ですが、それを言い訳に「何もしない」ことがないよう、気を引き締めて取り組んでいます。

 

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★「香川の野鳥を守る会」という名称は…

「香川の野鳥を守る会」という名称には、設立メンバーの想いが凝縮されています。

・香川県だけを対象にする。

県外の(自分たちでは対処しきれない)問題、野鳥情報を追いかけない。

手を広げるよりも、足元を地道に固めます。

・野鳥だけを対象にする。

  自分たちの知識がない他の動植物、環境問題に無責任に手をださない。

そのかわり、野鳥を専門に見る者として、力の限り取り組みます。

・守る=保護活動をする。

  野鳥を見る、調べる、観察会をする…全ての活動は、「保護」を念頭におく。

常に、グループの趣旨を明確にします。

 

 

シンボルマークは…

描かれているのは、香川県で最も身近なキツツキの仲間、コゲラです。

 

たぶん、県内のどの山にもいます。しかし観察会などで、多くの方から「自分たちのすぐ近くにキツツキがいるなんて知らなかった!」という声を伺います。

キツツキは、枯れ木に営巣して、樹木に巣食う線虫などを食べる、いわば里山の雑木林の番人です。

この野鳥をシンボルに選んだのは、次のような理由からです。

・最も身近で、でも知られていない「コゲラ」を通して、身近にキツツキ(野鳥)が生活していることを伝えたい。

・キツツキ類中最小のコゲラのように、小さくともコツコツと活動していきたい。

なお、葉っぱが3枚にも意味がありますが、それは内緒です。

 

デザインは、本会代表の曽根俊二氏が作成しました。

 

行政に対しては…

要望書や独自の調査報告などで、積極的に提言しています。

 野鳥保護は、民間だけではできません。密猟問題への対処は行政の指導、警察の摘発が不可欠です。また最近は、傷病鳥獣保護事業や公共事業など、行政の不注意・見過ごし・「たかが野鳥ごとき…」という軽視による野鳥保護問題も発生しています。
 香川の野鳥を守る会は、多くの資料や地道な調査データを踏まえながら、要望書や独自の調査報告書などを提出し、行政への提言を行なっています。

 どんな問題に対しても、私たちには発言する権利があります。また声を出さなければ、「意見が無い」と見なされます。

 香川の野鳥を守る会は、「言ってもどうせダメだろう」という考え方はしません。

 

★毎月1回(※)の観察会とは…    年間スケジュール等、詳しくはこちら

観察会には、二つの役割があると考えています。

一つは、一人でも多くの方に、野鳥に出会ってもらうこと。

身近にどんな野鳥がいるのかを知ることは、野鳥保護の第一歩と考えています。私たちだけが保護を叫んでも、野鳥保護は進みません。多くの方に、野鳥保護を「自分の問題」と認識してもらうこと。それが私たちの目的です。

もう一つは、野鳥観察(撮影)のマナーを普及すること。

アウトドア・ブームのおかげで、TVのCMにもバードウォッチングが取り上げられるようになりました。また、光学機器の発達で、誰でも最初から野鳥撮影に取り組めるようになりました。

ところがそれは、野鳥を私たちと共に生きる命ある存在としてではなく、まるで「観光地の珍しい動物」や、「単なる被写体」として捉える方の増加にも繋がりました

野鳥がいなくなれば、野鳥観察も撮影もできません。

また、観察・撮影時に地元の方に迷惑をかければ、そこに立ち入ることが禁止されるかもしれません。

香川の野鳥を守る会は、特に初心者の方に、

・大事なのは「野鳥と地元の方の生活」で、「いい写真」ではない。

・審判がいない趣味だから、「自制心」を持たなければならない。

を、観察会でお伝えするよう心がけています。

 

※7・8月はお休みです。

▲観察会の風景。

和気あいあいと、じっくり野鳥を観察します。

わからないこと、ちょっとした疑問、何でもその場でお答えしています。

初心者の方、大歓迎です!!

 

★毎月(※)発行する、会誌「こげら通信」は…

香川県の野鳥と野鳥保護についてお知らせしています。

「こげら通信」は、会と会員の方をつなぐ重要な存在です。また、野鳥保護について定期的にお知らせできる唯一の媒体でもあります。

 香川の野鳥を守る会は、・会の活動 ・香川県の野鳥保護の課題 ・野鳥記録 などについて、毎号充実した、また将来資料として価値がある誌面を常に心がけています。

 バックナンバーも入手可能です。ぜひ、ご一読ください。>詳しくはこちら

 

7・8月は合併号です。

 >総目次はこちら

 

主なスタッフは…

まだまだ小さい会ですが、スタッフは少数精鋭です。

〔代   表〕曽根 俊二

 多数の資料と豊かな経験を踏まえた、現場主義の堅実・正統派バードウォッチャー。正しいことははっきり言う、本会の屋台骨。

傷病鳥のケアにも深い知識と経験をもつ。

 

〔事 務 局〕岩田 篤志

 多くの資料、人脈を通して、「シンク・グローバル、アクト・ローカル」を念頭に、会の基礎を固める。香川県唯一の鳥類標識調査員(バンダー)。密猟問題にも詳しく、警察への協力も多々あり。

 

〔スタッフ〕古市 幸士 ホームページはこちら

 情緒溢れる野鳥写真の名手。普通種を愛情豊かに撮影し、マナーを守ることと、クオリティの高い野鳥写真が両立することを証明。

 

〔スタッフ〕城戸 崇雄 ホームページはこちら

 きめこまかな調査・記録を志向。粘り強い観察、野鳥写真、細かな記録は本会の保護活動の基盤。デジタル方面(プログラミング)にも強く、「フィールドノートシステム」などを開発。

 

〔スタッフ〕三橋 雅

 温厚な人柄が野鳥観察の楽しさを伝えるけれど、ちょっと忙しい身。

 

〔スタッフ〕岩田 のり誉

 豊かな感性で、野鳥を見る喜びを伝える。マナー・保護問題に対しても多くの知識と経験をもつ。

 

〔スタッフ〕遠山 穎輔

 丸亀・多度津地域をカバー。版画という創作方法で、新しい野鳥の楽しみ方を提供。

 

〔スタッフ〕寺口 耕一 

 野鳥情報の少ない東讃地域をカバー。丁寧な観察と撮影で、重要な記録を積み上げる。

 

〔スタッフ〕安喜 聖恵 

 同じく野鳥情報の少ない東讃地域をカバー。温かみのあるイラストでも会誌を和ませる。

 

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